歴史あふれるいにしえ街道のまち。江差町の観光と魅力!

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公開日:2017/5/30

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いにしえ街道・1

群来(くき)とは、ニシンが産卵のために大群となって沿岸部へと押し寄せること。北海道江差町ではかつてそんな光景が見られました。

「江差の五月は江戸にもない」といわれるほどの繁栄を誇ったその由来は、このニシンの大群にあったのです。江差町にはそんな時代の名残が今でも残っています。

また幕末から明治初期にかけての戊辰戦争の局面の一つである、箱館戦争ゆかりの地としての側面も持っています。歴史ロマンあふれる江差町を訪ねてみませんか。江差の見どころ、観光スポットを紹介します。

<もくじ>
1..開陽丸
2.いにしえ街道
3.江差グルメ
4.まとめ/江差町への行き方

1.開陽丸

開陽丸入口

江差町に着いたら、まずは海の駅「開陽丸」へ行きましょう。ここでは開陽丸資料館の入場チケットが購入できます。開陽丸についての簡単な説明も掲示されているので、歴史をチェックしてみるのもいいですね。開陽丸の模型も展示されています。海の駅なので地元の特産品といったお土産も手に入りますよ。

開陽丸の入場チケットを購入したら、入口とは逆の、突き当りにあるドアから外へ出ます。

開陽丸

外に出ると、そこには開陽丸の姿が。開陽丸は、江戸幕府がオランダに発注して建造された軍艦です。「開陽」とは北斗七星のこと。オランダ語では「Voorichter」という名前が付けられており、意味は夜明け前なのだとか。開陽丸へのなみなみならぬ期待が感じられますね。ところが開陽丸は1868年12月に、暴風雨によって江差沖で沈没してしまいます。

目の前の開陽丸は1990年にかつての雄姿そのままに、実物大で復元されたものです。全長も72.8m。開陽丸自体が、資料館になっています。

それでは中へ入りましょう。船の横が入り口です。

開陽丸・内部

中に入ると受付カウンターがあるので、チケットを渡して左へ。すぐに目に入るのが、ずらりと並んだ大砲です。開陽丸が軍艦であったことが実感できます。そのまま進むと、右手にはハンモックが。お休み中の乗組員がいますが、空のハンモックもあり、こちらは実際に座ることができます。ハンモックに腰かけて座り、背中から倒れ込むように横になるんですが、揺れるのでバランスをとるのがちょっと大変。寝転がると、ゆらゆらして気持ちがいいんですよ。

船内には当時のようすがわかるよう、人形模型が展示されています。中には作戦を練っている最中と思われる榎本武揚や土方歳三が!幕末に活躍した彼らも、江差ゆかりの人物なんです。

開陽丸・外

江差沖に沈没した開陽丸は、1975年から本格的な引き揚げ作業が始まりました。足掛け10年にも及ぶ作業は、それまで日本では海中にある遺物を引き揚げたという前例がなかったため、海外での事例を参考にするところから始まる大変なものだったようです。

引き揚げられた遺物は3万点以上にも及びました。これら遺物は、地元高校生たちと保存のために塩抜き作業が行われました。遺物の一部は開陽丸資料館内に展示されています。

<開陽丸記念館>
住所:〒043-0041 北海道檜山郡江差町字姥神町1番10号
TEL:0139-52-5522
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休(4月~10月)
月曜・祝日の翌日(11月~3月)
12月31日~1月5日
入館料:大人500円
公式ホームページ:http://www.kaiyou-maru.com

2.いにしえ街道

いにしえ街道・2

姥神町から中歌町にまたがる約1.1kmの旧国道は、いにしえ街道と呼ばれています。「歴史を生かすまちづくり事業」のもと整備が行われ、2004年に事業が完成しました。

明治中期から大正、昭和初期にかけての北海道ならではの建物が立ち並ぶ街並みが再現されており、電線が地中に埋められているのですっきりしています。見晴らしもよく、歩きやすいので散策にはぴったりですね。それでは、タイムスリップしたかのようないにしえ街道を歩いていきましょう。

姥神大明神

姥神大明神

姥神大神宮は、鎌倉時代に創建されたと伝えられる神社です。天照大御神や住吉三柱大神、春日大神(天児屋根神)をお祀りしています。神社の由来は、江差にニシンを招いた折居様という老女、つまり姥を祀ったのが始まりだとか。

毎年8月には豊作・豊漁・無病息災を祈るための盛大なお祭りが行われ、たくさんの人でにぎわいます。その歴史は370年余りにもなるのだそうです。見どころは13台もの絢爛な山車が練り歩く巡行です。一度はその熱気を体験してほしいお祭りですね。

<姥神大神宮>
住所:〒043-0041 北海道桧山郡江差町姥神町99番地
TEL:0139-52-1900

横山家

旧横山家

江差の繁栄を今に伝えるのが、町内に残る旧家。横山家は江差で200年以上続く旧家で、江戸時代には漁業や商業、海鮮問屋を営んでいました。現在でも8代目が江差町に住んでいるのだそう。

公開されている家は、160年ほど前に建てられたもので、有形民俗文化財の指定を北海道から受けています。内部には実際に使われていた古民具が展示されており、当時の面影をしのぶことができます。昭和に使われていた道具もあるので、懐かしさを感じる人もいるのではないでしょうか。

<横山家>
住所:〒043-0041 北海道檜山郡江差町字姥神町45
TEL:0139-52-0018
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休(4月~11月)
予約が必要(12月~3月)
入館料:大人300円

旧中村家住宅

中村家

旧中村家住宅は、国指定重要文化財です。もともとは近江出身の海産物仲介商大橋氏が建てたもので、大正初期になって中村家が譲り受けました。建物は2階建てになっており、ヒバを主材料に使っており、土台は越前から運ばれた笏谷石という豪華な造りで、内部にも紫檀や黒檀が使われています。かなり大きな邸宅で、正面よりも横から見た方がその大きさを実感できるのではないでしょうか。

旧中村家となっているとおり、1974年に中村家から江差町に寄贈されています。

<旧中村家住宅>
住所:〒043-0034 北海道檜山郡江差町字中歌町22
TEL:0139-52-1617
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休(4月~10月)
月曜・祝日の翌日(11月~3月)
12月31日~1月5日
入館料:大人300円

旧檜山爾志郡役所

旧檜山爾志郡役所

現在は江差町郷土資料館となっている旧檜山爾志郡役所。白と緑が印象的な洋風の建物で、有形文化財として道の指定を受けています。1996年から1年をかけて当時の姿に修復・復元されました。

注目なのは壁や天井の布クロス。ペイズリーや菊華文の美しい柄や桃太郎といった珍しい柄が見られます。これは修復工事の際に見つかったものを再現したものなんですよ。また、当時は役所以外にも警察として利用されており、取調室や留置場が再現されています。

建物正面にはコブのある歪んだ松があります。これは開陽丸が沈んだことを知った土方歳三が涙を流しながら叩いたからコブができたのだそうです。

<旧檜山爾志郡役所>
住所:〒043-0034 北海道檜山郡江差町字中歌町112
TEL:0139-54-2188
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休(4月~10月)

月曜・祝日の翌日(11月~3月)

12月31日~1月5日

入館料:大人300円
公式ホームページ:http://www.hokkaido-esashi.jp/museum/top.htm

3.江差グルメ

にしんそば

江差に来たら外せないのが「にしんそば」。先ほど紹介した横山家の母屋のすぐ隣ではにしんそばを提供しているんですよ。横山家のにしんそばは江差におけるにしんそばの元祖といわれています。ぜひ味わってみてくださいね。

江差・レストラン

自己撮影画像

小さな子供がいる家族連れには、にしんそばよりも洋風のグルメがおすすめ。ホテルニューえさしのレストランではエビフライやチャーハンといった幅広いメニューを取り揃えています。好きなものが食べられるのでおすすめです。

<ラ・カルプ>
住所:〒043-0041 北海道檜山郡江差町字新地52
TEL:0139-52-3311
営業時間:7:00~17:00
定休日:無休
公式ホームページ:http://primenet2010.biz/newesashi/

4.まとめ/江差町への行き方

以上、江差の観光スポットを紹介いたしました。どれも江差の繁栄と歴史が感じられるスポットばかりだったのではないでしょうか。道南を訪れたら、江差まで足を伸ばして歴史のロマンを体感してみてくださいね。

【江差町への行き方】
・車で行く 
 函館市内から約70km、約1時間30分
 新函館北斗駅から約60km、約1時間10分
・バスで行く
 函館駅から路線バス(函館バス)で約2時間30分 1日5便
 新函館北斗駅から路線バス(函館バス)で約1時間30分 1日5便
 木古内駅から路線バス(函館バス)で約1時間20分 1日6便
 八雲駅から路線バス(函館バス)で約2時間10分 1日2便

江差町の観光情報は・・・江差観光コンベンション協会
http://www.esashi-kankoukyoukai.com/

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