北海道の秘湯|北海道出身の温泉ファンが推す秘湯10選【入門編】

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公開日:2015/3/24

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北海道の秘湯北海道には温泉がたくさんありますが、あまりに広くて人が少ないため、秘湯になってしまった温泉もたくさんあります。また秘湯の中には、無人で無料の露天風呂から、民宿っぽい温泉宿、かなり立派な旅館など、色々あります。

ここでは北海道出身の著者が北海道の秘湯をご紹介していきます! 今回は比較的利用しやすい、でもあまり有名じゃない秘湯を中心にご紹介していきます。あまりハードな秘湯(露天が混浴のみだったり、建物がなかったりするもの)は紹介しませんので、秘湯にハードルの高さを感じている方も秘湯めぐりの入門編として読んでみて、ぜひ日帰り入浴から試してみてください!

<目次>
1. ここだけは外せない北海道の秘湯3選
1-1.その1(湯宿 だいいち)
1-2.その2(五色温泉旅館)
1-3.その3(温泉旅館 銀婚湯)
2. ぜひとも行ってほしい北海道の秘湯5選
2-1.その1(旭岳温泉 湧駒荘)
2-2.その2(せいわ温泉 ルオント)
2-3.その3(真狩村温泉保養センター まっかり温泉)
2-4.その4(谷地頭温泉)
2-5.その5(北海道八雲温泉 おぼこ荘)
3. 気になる人だけ行けばいい個人的に好きな秘湯2選
3-1.その1(野中温泉本館)
3-2.その2(千走川温泉旅館)
まとめ

1.ここだけは外せない北海道の秘湯3選

まずは日帰りで行っても思わず泊まりたくなる秘湯の宿を3つご紹介します。どの旅館も、泉質・景観ともに一級品ですよ。

1-1.その1 湯宿だいいち

湯宿だいいちの混浴露天風呂

ポイント:自然あふれる川沿いの静かな宿

まずは道東、中標津町の養老牛(ようろううし)温泉にある、湯宿だいいちのご紹介です。この旅館、暖炉がある建物もステキなんですが、温泉もかなり立派です。大浴場に加え、露天風呂が丸太風呂やら岩風呂やら、かなりの数のお風呂があります。

露天風呂は男女別(一つだけ混浴)でどれも川沿いにあり、川のせせらぎを聞きながらお湯につかることができ、とてもゆったりできます。ちなみに川の向こう側は、エゾリスやエゾジカなんかが出てくる山の斜面です。

場所が少しわかりにくいですが、2車線の舗装された道路で行けますので、ナビに「養老牛温泉」と入力して進んでください。

近くまで行けば「養老牛温泉」の道路標識もあります。

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旅館名:湯宿だいいち
住所:北海道標津郡中標津町字養老牛温泉518
日帰り入浴:大人600円(13:00~15:00)
宿泊:1泊2食13,600円~
URL:http://www.yoroushi.jp/

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1-2. その2 五色温泉旅館

五色温泉旅館の露天風呂

ポイント:高山の景色を楽しめる温泉

二つ目の秘湯は道央ニセコにある、五色温泉旅館です。

ニセコはスキーと温泉で有名で秘湯じゃないだろ! と思いがちですが、登別や定山渓と違い、ニセコの温泉地は広いです。その広いニセコでもスキー場の山の向こう側にあるのが五色温泉旅館です。

そこいらから温泉が湧いている地帯なので硫黄の臭い、いわゆる温泉の香りが漂う旅館です。標高がそれなりにあるので、山の中の木が生い茂る景色ではなく、高山の低木の間に岩が見える、高山地帯的な、なかなかいい景色を楽しめます。

本館、新館と2つの棟に、それぞれ男女別の内湯、露天風呂と、それとは別に混浴の露天風呂があります。もちろん露天風呂から山の景色を楽しめます。

またお風呂がたくさんあり、また旅館のまわりは散歩できるように木道が整備されています。周りに何もないので、景色と温泉にしっかり浸かって、しっかりふやけたくなる秘湯宿です。

場所ですが、ニセコの山の中はちょっとややこしいので、やっぱりナビに住所を入れて進むのが無難です。ここも2車線の舗装された道路で行けます。車でちょっと山を登れば高山地帯になるのも北海道の特色です。お手軽な高山秘湯、ぜひ行ってみてください。

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旅館名:五色温泉旅館
住所:北海道虻田郡ニセコ町字510
日帰り入浴:大人700円(08:00~20:00)
宿泊:1泊2食 7,863円~
URL:http://goshiki-onsen.com/

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1-3. その3 温泉旅館 銀婚湯

銀婚湯の貸切露天風呂

ポイント:絶妙な湯加減がたまらない道南の仙境

3つ目は道南、八雲町の上ノ湯温泉にある温泉旅館銀婚湯です。

ここは山の中の川沿いの温泉宿です。道路向かいに一軒宿がある以外は周りに何もないところで、やはり自然あふれる秘湯です。建物はやや古めですが内装は新しめで掃除が行き届いており、きれいな旅館が好きな人も、味のある旅館が好きな人も、どちらにも受けがいいと思います。

男女別の大浴場と露天風呂があるのですが、その露天風呂の湯加減が絶妙です。ぎりぎりぬるくないくらいのぬるめの温度で、長い時間お湯につかっていてものぼせない、とてもいい温度に保たれています。

また宿泊者専用の貸切露天風呂がいくつかあるのですが、専用のつり橋を渡った先の、川の対岸にあります。浴衣で渡るつり橋も楽しいですし、露天風呂まではきれいな庭になっていて散歩するのも風情があります。また貸切露天風呂には鍵をかけられるので安心して入れます。

温泉までは、国道5号線の落部の交差点、または道央自動車道の落部ICを厚沢部方面へ曲がって10kmほどです。「銀婚湯」と書かれた大き目の看板が交差点にあるので、それに従って進むと着きます。ここも2車線の舗装された道が整備されています。

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旅館名:温泉旅館 銀婚湯
住所:北海道二海郡八雲町上ノ湯199
日帰り入浴:大人700円(12:00~16:00)
宿泊:1泊2食10,000円~
URL:http://www.ginkonyu.com/

2. ぜひとも行ってほしい北海道の秘湯5選

次はちょっとクセのある秘湯を5つ紹介します。万人受けはしないけれど、どこも秘湯の名にふさわしい飛びぬけたポイントがあります。

2-1. その1 旭岳温泉 湧駒荘(ゆこまんそう)

湧駒荘のお風呂

ポイント:総合点の高い秘湯

まずは美瑛の奥、大雪山中の旭岳温泉にある湧駒荘(ゆこまんそう)をご紹介します。

山小屋風の建物が雰囲気を出している旅館で、お風呂も泉質も一級品、何も申し分ない秘湯の宿です。本当はイチオシで推したいのですが、ロープウェイの駅が近いことや周りに数件旅館があるのが、コアな「秘湯」ファンにはちょっと気になるかも・・、ということでこちらに加えています。十分山の中で、かつ観光ルート上でもあるので、秘湯気分を味わうのにはぴったりの温泉です。

旅館名:旭岳温泉 湯元湧駒荘
住所:北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
日帰り入浴:大人700円(11:00~19:00)
URL:http://www.yukoman.jp/

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2-2. その2 せいわ温泉 ルオント

ルオント自慢の蕎麦

ポイント:秘湯にふさわしい立地とおいしいお蕎麦

道北、幌加内(ほろかない)町にある、せいわ温泉ルオントです。この温泉、施設そのものは至って普通の日帰り温泉なのですが、立地がものすごいところです。日本で2番目に人口密度の低い自治体であり、非公式ながら日本最低気温-41.2℃を記録している幌加内町に位置します。たどり着くまでひたすら森とそば畑を進むため(冬場はひたすら雪原を進むことになります)、否応なく秘湯気分が高まるのではないでしょうか。

なお幌加内町は日本有数のそば生産地です。そのためもあって、温泉に併設されているレストランのお蕎麦は絶品! 香りがいい蕎麦と甘めのお出汁がとてもおいしくいただけます。

施設名:せいわ温泉 ルオント(道の駅森と湖のほろかない 併設)
住所:北海道雨竜郡幌加内町字政和第一
日帰り入浴:大人500円(10:00~21:00)
URL:http://www.soba-horokanai.com/

2-3. その3 真狩村温泉保養センター まっかり温泉

まっかり温泉からの羊蹄山

ポイント:羊蹄山がきれいに見える露天風呂

道央、ニセコの隣の真狩(まっかり)村にある、まっかり温泉です。

ここも特に特徴のない日帰り温泉の施設ですが、露天風呂からの景色が素晴らしいのです。蝦夷富士の別名もある羊蹄山、その名のとおり富士山にそっくりな形のきれいな山ですが、その羊蹄山を真正面から眺めることができる露天風呂がすばらしい温泉です。

施設名:真狩村温泉保養センター まっかり温泉
住所:北海道虻田郡真狩村字緑岡174-3
日帰り入浴:大人500円(10:30~21:00)
URL:http://www.makkarionsen.com/

2-4. その4 谷地頭(やちがしら)温泉

谷地頭温泉内湯

ポイント:住宅街の中にある泉質ピカイチの秘湯

道南、函館市内にある谷地頭(やちがしら)温泉です。地元の一部では「ヤチスパ」と呼ばれて愛されています。市電の終点のため観光客もよく目にする温泉のはずですが、あまり観光客が来ない温泉です。

というのも、まず住宅街の中に温泉が立っており雰囲気が無いです。温泉そのものも、外見は日帰り銭湯、中身は昔の銭湯っぽいので、旅行中にわざわざ入る気分にならないのかもしれません。

しかしこの温泉、しっかり茶褐色に濁ったお湯が出ており、泉質はしっかりしたものです。営業時間も朝6時から夜10時までで、市電の停留所から徒歩5分と便利な立地のため、観光客でも早朝や深夜に外湯できます。観光っぽさのない温泉で、ちょっと通な気分を味わってみてはいかがでしょうか。

ちなみに内湯の「高温」の湯船、本当に熱いのでご注意ください。

施設名:市営 谷地頭温泉
住所:北海道函館市谷地頭町20-7
日帰り入浴:大人420円(06:00~22:00)
参考URL:http://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2010/07/post-1.html

2-5. その5 北海道八雲温泉 おぼこ荘

おぼこ荘露天風呂

ポイント:山奥にある川沿いの秘湯

5選の最後は、道南八雲町の八雲温泉にある、おぼこ荘です。

山奥にあって川沿いで同じ八雲町内と、前述の銀婚湯とよく似た雰囲気ですが、場所が大きく異なります。こちらはより大きな露天風呂があり、より山奥であることが特徴です。

赤褐色の良質の温泉がすばらしい山奥の秘湯です。

旅館名:北海道八雲温泉 おぼこ荘
住所:北海道二海郡八雲町鉛川622
日帰り入浴:大人500円(11:00~20:00)
URL:http://www.h-ffs.com/oboko/

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3. 気になる人だけ行けばいい個人的に好きな秘湯2選

ここでちょっとクセのある濃い秘湯を2つご紹介します。行くのもたいへん、建物も古いところですが、秘湯ゆえの良質な温泉と年季の入った建物、まわりの大自然がすばらしい温泉です。このあたりの温泉が好きになったら、あなたも立派な秘湯ファンです。

3-1. その1 野中温泉本館

野中温泉の湯船

道東、阿寒湖の近くの野中温泉は、2件温泉施設があります。ひとつは「野中温泉別館」。こちらは露天風呂もあるちょっと年季の入った温泉宿です。今回ご紹介するのは別館の奥にある「野中温泉本館」。昔はユースホステルで、今は日帰り専門の施設です。

温泉は男女別の内湯が1つずつのみ。洗い場に水道の蛇口がなく、ダダ流しになっている温泉で体を洗います。

泉質が強いため金属を使えないとかで、釘や金具を一切使わない木製の年季の入った湯船がたまりません。

本当に温泉(お湯)だけを楽しむことができる、とても好きな温泉です。

施設名:野中温泉(本館)
日帰り入浴:大人200円(07:00~19:00)

3-2. その2 ちはせ川温泉旅館

ちはせ川温泉の内湯

次は道南島牧村にある、ちはせ川(千走川)温泉旅館です。道民でも島牧村に行ったことがない人は多いのですが、そんな島牧村のさらに山の中に6kmほど入ったところにこの秘湯はあります。

訪れる人が少ない島牧村の、さらに人が少ない山奥にある温泉宿ですが、温泉には赤褐色の濃厚なお湯があふれています。まさに秘境の一軒宿といった感じで、平屋建ての民宿のような雰囲気の建物が味を出しています。

ここも温泉のためだけに行く場所として、秘湯ファンでは有名な場所となっています。

旅館名:ちはせ川温泉旅館
日帰り入浴:大人500円(13:00~21:00)
URL:http://www.big-hokkaido.com/chihasekawaonsen/

まとめ

以上、道外の人はまず行かない、ツアーにも含まれない、でも道民や地元の人には愛されている秘湯をご紹介しました。どこも日帰り入浴できるところですので、移動の途中の寄り道などで、まずはお気軽に秘湯を楽しんでください!

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