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冬の北海道ドライブで注意すべき事、道民が詳しく教えます!

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最終更新日:2018年9月11日

3.北海道民ドライバーからのアドバイス

冬道Fhoto by Flickr:first blizzard #6 / tsuda
北海道のドライバーは外気温に敏感です。マイナス0℃から8℃までは滑る可能性が大変高いからです。一方、マイナス8℃を下回るとブラックアイスバーンでも滑る確率は非常に下がっていきます。氷の上で滑るのはタイヤと氷の上で水の被膜ができるから。

つまり、タイヤと接しても溶けないくらいの低温になれば逆に滑りにくくなっていくのです。低温ほどスタッドレスタイヤが効きやすいといわれるのはこのことも影響しています。

路面状況で気を付ける内容も変わってきます。たとえば、シャーベット状態であれば、轍に乗り上げないことを中心に考えてください。乗り上げるときに車の挙動は不安定になります。上下動も激しく、横滑りするケースもあります。
冬道気温が下がり、シャーベット状の雪が気温の低下に伴い、細かい氷の粒になったときは、砂を上を走る感覚で走ります。

一番気を付けるのはカーブなどでグリップを失い後輪が大きく膨らむことです。スピードは落とし気味にしましょう。雪は霧と同じ感覚で。が鉄則。夜はハイビームにすると余計に前が見にくくなりますので、スピードを落とし、道路の状況を見極めながら走りましょう。

プチホワイトアウト的なものは札幌市内であっても頻繁に起こります。何より重要なのはパニックに陥らないかも知れません。

冬タイヤイメージ それはギャップからのあるいは埋まったときの脱出力が強いことと発進の際にスムーズであることが挙げられるからです。やはり、いくつかの車輪がグリップを失っても踏ん張りがきくという人もいます。

しかし、FF、FRの2WDも多く走っていますし、決して走れないわけではありません。

一方、滑り始めるとどちらの車種であっても難しさがあります。冷静にカウンターハンドル(滑る方向へハンドルを切ること)を当てて滑りを抑えるようにしましょう。といっても、実際には難しいですよね。だからこそ滑らないように抑えた運転をすることこそが重要です。

あとがき

冬道安心、安全は旅行の基本。厳しい環境ばかりを強調してしまいましたが、十分な準備をすることでより旅行は楽しいものになります。

この試練を乗り越えることで、どこまでも白い雪原を快適に走る冬ならでの楽しみを味わうことができます。

北海道旅行に自動車は切り離すことのできない重要なアイテム。特に公共の交通機関が少ない地域を効率的に旅する場合は必須と言えます(但し、無理な行程・予定を組まないことがまず第一です)。

この記事をご参考にしていただき、自分でも運転できるかどうかをよく見極めた上で、北海道の冬の運転・ドライブを、慎重に、そして安全に楽しんで頂きたいと思います。

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