絶景+静けさ+充実のアクティビティ!かなやま湖の四季の魅力
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2019年5月30日
夏は満々と水をたたえた美しい湖をゆったりとカヌーで散策したり、湖水と山々の絶景が広がる白砂の岸辺でキャンプを楽しんだり、また冬はワカサギ釣りやソリ遊びを楽しめたり。
また、家族でも友人同士でも、カップルでも、また一人で訪れても、その雄大な景色を眺めたりアクティビティを楽しんだり、また海外リゾートのようなログ造りのホテルでのんびりしたりと、色々な過ごし方が楽しめる、かなやま湖の四季の魅力をご紹介いたします!
もくじ
1.かなやま湖の魅力とは
白砂の岸辺からゆったりと続く、透明感あふれる水面にきらめく日差し。その向こうに広がる深い緑と、海外リゾートさながらのログホテル。どこまでも美しくおだやかな「かなやま湖」を中心に広がる、この一帯は、心癒される大人のリゾート地を思わせる絵になる光景があちこちに展開されていて、バカンスという言葉がぴったり。
ラベンダーの時期は、ラベンダー畑の向こうに広がる湖と山の、紫、青、緑の美しいコントラストが魅力的。もちろん富良野のラベンダー畑も美しいけれど、かなやま湖は背景に湖が加わり、まさに絵画の世界そのもの。
夏は湖畔でキャンプも楽しめます。朝、遠く近くから響く鳥の声に目覚めて表に出たとたんに、眼前に広がる朝の凛とした空気あふれる湖や満天の星空の下でのキャンプは一生の思い出に。かなやま湖のキャンプ場はトイレ、炊事状、管理廉などの施設もしっかりしている上に、近くに日帰り入浴も可能な施設があるのも嬉しい限り。
また、付近にはテニスやゴーカートのアクティビティもあるので、グループでの旅行や家族旅行でも、長期滞在して飽きることなくたくさんの思い出を作れます。
画像提供:ガイドラインアウトドアクラブ
他にも冬のワカサギ釣りなど一年を通じて湖や付近でのアクティビティはいっぱい(この後のコーナーでたっぷり紹介)
そしてアクセスもかなやま湖は北海道の中心から少し南に位置しているので、新千歳空港から車で約2時間、札幌から車で約2時間半、旭川からも約2時間と、他の観光地との組み合わせも立てやすいので、ぜひ足を運んで下さい。
2.かなやま湖で遊ぶ!
2-1.かなやま湖でのアクティビティについて
こんなに素敵な光景がまだ日本にあるなんて、と驚かれている方、様々なアクティビティに参加して、景色と思い出を心に刻みましょう。南富良野には楽しいツアーを企画しているところがたくさんあるので、それらを利用するとさらに滞在を楽しめます以下にツアーショップとおすすめツアーのピックアップを紹介するのでぜひ参考に計画を立てて下さい。
※ツアーを主催している会社のデータは最後にまとめて記載してありますので、そちらをご参考下さい。
春~秋のアクティビティ
NPO法人どんころ野外学校さんの「1DAYフォレストツアー」
画像提供:NPO法人どんころ野外学校
美しい森と湖が広がるかなやま湖の魅力をガイドさんと一緒に一日たっぷりと満喫できる素敵なプランがこちらの1!DAYフォレストツアー。午前中はかなやま湖周囲の豊かな森を自転車でガイドさんと一緒に巡ったり、かなやま湖の絶景を見下ろしながら、爽やかな風を受けてダウンヒル。
さらにかなやま湖を見下ろすログホテルラーチのレストラン(後ほど詳しく紹介してあります)で、地元食材をふんだんに使ったランチをゆったりと満喫。
画像提供:NPO法人どんころ野外学校
そして午後は満々と青く澄んだ水をたたえたかなやま湖をカヌーでのんびりと散策。そしてティータイムと、レイクリゾートでの一日をこんなに充実して過ごせてしまう、おすすめのプランです。
フライングドルフィンズアドベンチャーサービスさんの「ワイルドレイクツアー」
画像提供:フライングドルフィンズアドベンチャーサービス
なにこれ楽しそう!そんな声が聞こえてきそうな迫力満点のアクティビティがこちら、昼のかなやま湖で湖上スポーツを豪快に味わえるワイルドレイクツアーのフライマンタです。ジェットスキーで引っぱり、ふわっと空に浮いた瞬間にストレスも発散!周囲の緑とキラキラ輝く湖水を上空から見下ろす豪快な空中散歩は一度体験すると病みつきになること間違いなしです。
さらに仲間と乗れるロケットボート(画像右上)でのスリルと爽快感あふれる湖上遊覧も楽しい思い出になることうけあいです♪
フローティングリーフさんの「かなやま湖カヌーキャンプ(1日1組限定)」
画像提供:フローティングリーフ
※2019年5月現在、かなやま湖カヌーキャンプは開催しておりません。
北海道の大自然を感じながらキャンプをしたいけれど、本州から飛行機で行くとなると準備が大変。と、悩んでいる方、フローティングリーフの1日1組限定のキャンププランなら手ぶらでOK!
湖畔のキャンプ場でのキャンプ用品の他、夕暮れのかなやま湖or朝のかなやま湖でのカヌー体験までセットになっている上に、夕食のバーベキューや朝食付で、しかも食事はガイドさんが用意してくれると至れり尽くせりです。
また、単体でサンセットレイクカヌーピクニック(画像右下)のプランもあるので、夕暮れの湖上デートと洒落込んでみてはいかがでしょうか。
グリーンシーズンにおすすめ!かなやま湖近くの「空知川」でのアクティビティ!
画像提供:ガイドラインアウトドアクラブ
かなやま湖の周囲を流れている空知川も多彩なアクティビティがいっぱい。ラフティングやカヌーに釣り、そしてワイルドなキャニオニングやダッキーなど楽しめます。
ガイドラインアウトドアクラブさんの「ラフティング 」「フィッシング」ツアー
画像提供:ガイドラインアウトドアクラブ
ガイドラインアウトドアクラブのラフティングは、午前、午後の半日コースの他、美味しい特製ランチがつく1DAYコース(画像上段)もあり、ラフティングをたっぷり楽しみたい方に大好評。
他にもグループでのボート貸切や、箱メガネで水中観察や釣まで楽しめるキッズエコラフティングツアー(画像中段)やフィッシングツアー(画像下段)など実に多彩で、ファミリーでもカップルでも友人同士でも幅広く対応してくれるのでオススメです。
フライングドルフィンズアドベンチャーサービスさんの「キャニオニング」「ダッキー」ツアー
画像提供:フライングドルフィンズアドベンチャーサービス
ドライスーツ・ライフジャケット・ブーツを装着して豪快に滝壺に飛び込んだり、シュノーケルで魚を観察したり、自然が作り上げた地形を利用した天然のウォータースライダーで思いっきり川遊びを満喫できる「キャニオニング」は夏にぴったりの爽快なツアー!他にもラフティングボートを小さくしたようなダッキー(画像下)でのラフティングも迫力満点。どちらも日頃の嫌なことが、すっきりと洗い流されそう。
冬のアクティビティ
画像提供:NPO法人どんころ野外学校
グリーンシーズンだけではありません。ウィンターシーズンだって、ワカサギ釣りや犬ぞりなど存分にかなやま湖での滞在を満喫できます。
ガイドラインアウトドアクラブさんの「ワカサギ釣り」
画像提供:ガイドラインアウトドアクラブ
北海道の冬の遊びの代表格、冬の湖でのワカサギ釣り!でも、釣り道具も持っていないし、寒そうだし、釣った魚をどうすればいいの…と参加をためらっている方、ご安心下さい。ちゃんと体験プランがあり、用具一式のレンタルから、テントの中での釣までサポートもしてもらえます。そればかりか氷上に穴をあけてもらえたり、釣った魚をその場で天ぷらにしてくれるサービスまで。
また有料で防寒着や防寒靴までレンタルできるのもポイント。さらに、暖房設備完備のテント内で夜に行うナイトワカサギ釣りツアーもあり、天気の良い日は満天の星空観察までできてしまう、ロマンチックなツアーもあります。
NPO法人どんころ野外学校さんの「犬ぞり体験」
画像提供:NPO法人どんころ野外学校
いつかテレビで見た犬ぞり体験をできるのが、NPO法人どろんこ野外学校のの犬ぞりプラン。犬とふれあい、しっかりとレクチャーを受けた後、往復16km片道約1時間の森の中のコースを犬たちと進みます。途中のかまくらでお昼ご飯を食べたり、森の中をスノーシューで散策したりできる、楽しく贅沢なプランです。
また、上記に紹介した以外にもたくさんのツアーを企画されているのでぜひご参考下さい。
NPO法人どんころ野外学校(1DAYフォレストツアー・犬ぞり体験で紹介)
所在地:北海道空知郡南富良野町落合
TEL:0167-53-2171
ガイドラインアウトドアクラブ(ラフティング ・フィッシング・冬のワカサギ釣りで紹介)
所在地:北海道富良野市扇町13-6
TEL:0167-22-3989
フローティングリーフ(かなやま湖カヌーキャンプ(1日1組限定)・サンセットカヌーで紹介)
所在地:北海道空知郡南富良野町下金山1754番地
TEL:0167-53-2181
フライングドルフィンズアドベンチャーサービス(ワイルドレイクツアー・キャニオニング・ダッキーで紹介)
所在地:北海道富良野市清水山
TEL:0167-23-1421
2-2.こんなに素敵♪早朝カヌー体験記!
筆者も以前、かなやま湖を訪れ、湖を望むホテル「かなやま湖ログホテルラーチ」(次項にて紹介)に宿泊し、実際に早朝カヌーを体験したことがあります。
ちなみに、予約をした時点では、早朝カヌーは宿泊のおまけのような感覚で申し込んでいましたが、果たして実際に体験した早朝のカヌーは、いつまでも思い出として残しておきたい夢のようなひとときでした。(画像提供:かなやま湖ログホテルラーチ)
開始が早朝で早起きをしなければならないのですが、旅先の朝は早く起きるに限ります。夏の朝のホテルのテラスは最高に心地よく、さらにホテルまで車で迎えに来ていただけるので楽でした。
朝のどこまでも静かでおだやかな湖畔の光景を見ながら車に揺られ、ほどなく湖の岸辺に着き、すでに用意されているカヌーに期待が高まりました。この時点で朝、6時前後だったと思います。そしてインストラクターの方にカヌーの説明を受け、ライフジャケットを着て、いざ出陣!
インストラクターの方は自分のカヌーに乗り、私と友人は二人で一艘のカヌーに。丁寧な操作説明と湖面がおだやかなおかげで、朝の湖の爽やかな空気のもとカヌーは滑るように湖面を進んで行きます。
徐々に湖の中央まで進み、中央からぐるりと見渡す周囲の森と山の美しさと静けさは言葉では言い尽くすことのできないほど素晴らしい光景でした。
さらに、ここで嬉しいモーニング珈琲のサービスが。広々とした湖面の中央にゆったりと浮かぶカヌーの上で心からくつろいで飲む朝の珈琲の美味しさ。どこまでも平和で目に映るものすべてが美しく、早朝のカヌーツアーに申し込んでよかったとつくづく思いました。
正味一時間ほどのツアーでしたが、その満足度は計り知れなく、ホテルに送っていただいてからも、朝食を食べながら友人と早朝カヌー体験の素晴らしかった話で大いに盛り上がりました。みなさんもぜひ、早朝カヌー体験をされることをおすすめします。静かで爽やかで美しく、心から楽しめて癒されますよ。
早朝カヌーやかなやま湖でのカヌーはログホテルラーチの宿泊プランでも申し込めますのと、カヌーのみの体験プランでも申し込めます。
3.かなやま湖に泊まる「かなやま湖ログホテルラーチ」
さて、今回ご紹介する「かなやま湖ログホテルラーチ」ですが、こんなにコスパの良いホテルはめったにないくらいに、実に素晴らしいホテルでした。
筆者と友人は富良野で夏の花々を鑑賞したのち、電車でJR幾寅駅まで出て送迎をしていただきました。ほとんどの方は車で行かれると思いますが、アクセスが不便だと言われている北海道でも、電車の時間をしっかりと調べておけばとても満足度が高い旅行ができます。
事前にメールでしっかりと送迎の打ち合わせをしていたので、迎えもスムーズで車内でも、かなやま湖や周囲の見所をあれこれ教えていただけ、あっという間にホテルに到着。
そしてホテルについて写真で見ていたよりもずっと趣のある外観に感動!ログホテルの名前通りに北海道産のカラマツを使った建物は、周囲の緑に自然との調和もよく、海外のレイクリゾートを彷彿とさせます。
ホテルの周囲にはグループや家族で泊れるコテージが点在しています。コテージは最大9名も泊れるタイプもあり仲間とわいわい過ごすにはもってこいです。
コテージも素敵ですがログホテルの内部にも、ふんだんにカラマツの丸太が使用されており、木の香りで満たされています。
そしてログホテルの部屋はツインとトリプルがあり、全てメゾネットタイプで一階のリビングの吹き抜けの天井に設置されたシーリングと広々としたテラスががリゾート感を盛り上げてくれます。さらに調度品やメゾネットの寝室も落ち着いた造りで、広々とした室内のどこにいてもくつろげます。
湖、もしくはホテルの背後に広がるカラマツ林を望みながら、冷えたビール片手に友人と語り合う夕暮れのひとときは、リゾートを満喫していると心から実感します。
なお、ホテルに大浴場はホテルにはありませんが、室内にはユニットバスもついていて、さらに希望者には近くの保養所の大浴場が無料で利用出来るサービスもあります。筆者たちは電車だったのでこちらも送迎していただき、広い湯船でゆったりと旅の疲れを癒すことができました。
そして旅の楽しみの食事は、天井が高く開放的なログ造りのレストラン「ル・モンターニュ」でいただく四季折々の創作フレンチコースのディナー。木のぬくもりに満たされた落ち着いた雰囲気の中、笑顔が素敵な従業員の方々のサーブも心地よく、食事を心から楽しめました。もちろん、どの料理も見た目が美しく、味も絶品でしたよ。
筆者たちはワインを頼み、残ってしまったので部屋で飲みたいと申し出たところ、親切にバスケットに入れてワイングラスとともに渡していただけました。こういった心遣いが随所に垣間みられる実に心地よいリゾートホテルでした。おかげでホテルの背後に広がるライトアップされたカラマツ林を眺めつつワイン片手に優雅な夜を過ごすことができました。
朝、昼、夕暮れ、夜、どの時間もどの季節も魅力一杯のかなやま湖ログホテルラーチは、自信を持っておすすめできるホテルです。みなさまもたまには心からくつろげる大人のリゾートを味わってみてはいかかでしょうか。
かなやま湖ログホテルラーチ
所在地:北海道空知郡南富良野町字東鹿越かなやま湖畔
TEL:0167-52-3100
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
4.かなやま湖周辺の見どころ
かなやま湖の周囲にも見どころはいっぱい。特に有名なのは、浅田次郎原作で映画化された高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅駅でしょう。ちなみに映画の中では「幌舞駅」と設定されています。
駅周辺には未だにロケで使用されたセットが残されていて、まるでタイムスリップしてしまったかのよう。映画を観ていなくても、このノスタルジックな雰囲気を味わいにぜひ訪れてみて下さい。
他にもカヌーの穂先をイメージしたユニークな外観が目を引く道の駅南ふらの(画像上)で食事とショッピングも楽しめる他、ログホテルラーチの売店(画像下)にも素敵なお土産があります。
幾寅駅(いくとらえき)
※映画「鉄道員(ぽっぽや)」では幌舞駅
所在地:北海道空知郡南富良野町字幾寅
道の駅南ふらの(南ふらの物産センター)
所在地:空知郡南富良野町字幾寅687番地
TEL:0167−52-2100
休館日:年末年始(12/31~1/2)
営業時間:9:00~17:00(4~5月、10~3月)
9:00~19:00(6~9月)
5.かなやま湖へのアクセス
北海道の中心から少し南に位置する南富良野は、札幌、旭川、十勝、新千歳空港などからのアクセスもほどよいので、プランに組みやすい場所となっています。
新千歳空港から・・約115km・約2時間
札幌市内から・・約160km・約2時間30分
旭川から・・約100km・約1時間50分。
帯広から・・約90km・約1時間40分。
富良野から・・約40km・約1時間。
電車でのアクセスは、札幌(特急で約2時間)→新得(約40分)→幾寅
もしくは富良野からJR根室本線で幾寅まで約50分です。本数がかなり少ないので時刻表のチェックを忘れずに。
おわりに
いかがでしたか?筆者も以前夏に訪れ、たった一泊しかできなかったのですが、これまで旅したどんなリゾートよりもくつろげ、癒され、いつまでも心に残る素敵な思い出をたくさん作ることができました。ぜひ皆さんも実際に訪れて、この素晴らしさを体験してみてください。リゾートという言葉をきっと心から実感できますよ。
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