歴史あふれる港町、増毛(ましけ)の観光スポット&グルメ!

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公開日:2016/6/6

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増毛の観光イメージ道北と道央を結ぶ交通の要所として増毛(ましけ)町はあります。

映画のロケ地として有名だったり、日本最北の造り酒屋があったりととても魅力的な街ですが、いったいどこを見ればいいのか迷ってしまいませんか?観光ガイドも増毛町の特集などもなく留萌とワンセットのような扱いです。

そこで今回は増毛町の魅力について。歴史のロマンと人情の町増毛町を、しっかり観光できるよう紹介していきます。

1. 増毛町とは

増毛の観光イメージ画像提供:北海道無料写真素材集 Do Photo

増毛町の基礎は江戸時代に作られました。北方にロシアの船が現れ、江戸幕府がその対策として東北各藩に命じた北方警備の拠点の一つが増毛町であったのです。

現在も資料館として往時の姿を伝える元本陣は秋田藩の建物がそのスタート。そして時は移り、明治になると増毛はニシン漁でにぎわいます。全国各地からニシンドリームを夢見る出稼ぎ労働者が集まり現在の基礎となる街づくりが行われました。

ですから、ほかの地域に比べ、歴史的な建造物が大変多いのが増毛の特徴といえるでしょう。その時代にしっかりと作りこんだからこそいまだに使用に耐えうる。そんなスポットが増毛にはいっぱいあります。

観光地としてさほど有名ではありません。しかし、その分だけ景観、建築物、グルメ、ショッピングと北海道では穴場的な存在といえる街なのです。

2. 増毛の観光スポット

2-1.増毛駅・駅前観光案内所

増毛の観光
かつて高倉健さん主演の映画「駅・STATION(ステーション)」で使用された旧多田商店。現在は観光案内所として多くの人々が訪れます。

映画に使われたそのままのファザード、そして、中には映画のスチール写真や映画のDVD上映。記念撮影をする人も多い場所なのですが、駅を降り徒歩でいえば30秒です。

ここ増毛は終着駅です。しかし、本年度末で留萌~増毛間のJR路線は廃線が決定しています。なんせこの路線の赤字は日本一。

ですが、この廃線を惜しむ人の声は多く、列車の到着ともなれば、鉄道ファンがその姿を写真に収めようとレンズの砲列が並びます。駅舎では名物タコざんぎも販売中。まずは、観光の起点としての活用をお勧めします。

増毛駅・駅前観光案内所
住所:〒077-0205  北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目
電話:0164-53-1108
営業期間 営業時間:春夏秋 4月下旬~10月下旬 9:30~16:30

2-2.元陣屋

増毛の観光イメージ
駅から厳島神社方面へ少し坂を上った高台に元陣屋があります。こちらの建物は、元々、蝦夷地警護を命ぜられた秋田藩の拠点だった本当に陣屋あと。ここに現代風にアレンジした建物を総合文化施設として復元しています。

内部には資料館(有料)と図書館、会議室。中でも資料館は増毛の歴史をDVDで紹介するだけでなく、当時の実際の書簡や使われた道具などを展示。展示の幅も江戸時代から昭和にかけてと幅広く貴重な資料が展示されているのもあり、増毛という街がどのような過程を経て発展してきたかを感じるには最高の施設となっています。

元陣屋
住所:〒077-0201  北海道増毛郡増毛町永寿町4丁目
電話:0164-53-3522
営業期間 開館時間:9:00~17:00
休館日:木 ただし、祝祭日の場合は前日。

2-3.旧商家丸一本間家

増毛の観光イメージ
増毛町の発展になくてはならなかった豪商本間家。その隆盛を今に伝えるのがこちらの建物です。

建物自体重要文化財でもあり非常に貴重なものではあるのですが、中で展示されているものも大変珍しいものばかり、元陣屋がいわば「官」中心なのに対して、こちらは産業を中心とした「民」中心とでもいえるでしょうか。一つ一つのこの歴史の重みが増毛という街を作り上げてきたことを今に伝える施設なのです。

入場は有料ですがその価値は十分にあるといえるでしょう。調和の取れた外観を見るだけでも美しい歴史的な建築物ではあるのですが。

旧商家丸一本間家
住所:〒077-0205 北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目27番地
電話:0164-53-1511
営業期間 開館:4月下旬~11月上旬 10:00~17:00
休館日:木 7・8月無休 祝祭日は前日

2-4. 国稀酒造

増毛の観光イメージ
少し暗い建物は文化財に指定されています。営業の開始は明治18年といいますから、130年余りの時を経過しています。その歴史が醸す深い趣が店内にはあふれています。

国稀(くにまれ)酒造は日本最北の蔵。そして、北海道で最もうまいと評する道民も多い蔵。醸造に使用されていた道具が並ぶさまは圧巻です。

細長い店内の奥には直売所や日本酒を活用した様々な食品なども販売中。そして人気はやはり試飲です。10種を超える日本酒はそのほとんどが試飲可能で、もちろん無料という左党にはたまらないサービスですね。

中にはここでしか買えないものや季節を限定しているものなど。すべてを試すころには冷たい日本海の風も心地よい潮風に変わっていることでしょう。こちらの蔵で出る酒粕を使った珍味もまた絶品。ぜひお土産に購入したいところです。

なお、お酒の飲めない方にはカフェも併設されていて、そちらも人気です。

国稀酒造
営業時間:9:00~17:00
住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17
電話:0164-53-1050

2-5. 旧増毛小学校

増毛の観光イメージ
こちらも街のやや高台にある旧小学校。道内でも最大かつ最古級の木造小学校として有名です。現在は使われていませんが、毎年内部の公開を行っています。

見ればまだまだ現役として使えそうな建物。平成24年3月に使用が終わりを告げるまで、現役の小学校として幾多の生徒を送り出してきました。グランドからは遠く日本海を望み眺望も良好です。

内部公開の時期以外は外観を眺めることしかできませんが、幾年月の風雪に耐えてきた建物は本来の大きさ以上の迫力を旅人に与えてくれます。車であればほんの5分。ぜひ足をのばしてみてください。

旧増毛小学校
住所:北海道増毛郡 増毛町南暑寒町2丁目38

2-6. 雄冬岬展望台

増毛の観光イメージ画像提供:北海道無料写真素材集 Do Photo
増毛町の市街より海岸線を南へ、増毛町と石狩市の境となる厳しい断崖絶壁の岬、雄冬岬(おふゆみさき)の高台にあるのが雄冬岬展望台です。

本海を一望する展望台からは、天気が良ければ積丹半島や天売・焼尻島まで見れることも。特に夕日の美しさは絶品。ドライブでぜひ訪れてほしいスポットです。

雄冬岬展望台
住所:北海道増毛郡増毛町雄冬795-1
開放時期:(例年)4月下旬~10月中旬
開放時間:4~5月、9~10月 09:00~18:00
6~8月 08:00~20:00

3. 増毛のグルメ

3-1. 甘海老

増毛の観光イメージ
例年5月末には甘海老と地酒についてのお祭りが行われるように、増毛といえば条件反射的に甘海老と答える方が多いくらい、増毛の甘海老は全道的にも有名です。

単に刺身でその極上の食感や味わいを楽しむのもいいですが、香ばしい唐揚げもまた極上。というのも新鮮であるがゆえに、エビみそやワタに苦みがなく臭みも少ないため、そのすべてをバリバリと豪快に食べると、身の甘さだけではなく、エビみその豊潤さや、最高の風味となるのです。

身もしっかり詰まっており、居酒屋メニューとはレベルが違うおいしさへと変わります。当然、それを使ったお寿司も人気で、前浜素材を中心にしたお店は行列ができるほど。ぜひ味わい尽くしてほしい春から夏にかけて味覚です。

最近では道内でもロシア産が多く出回っていますが、この時期の日本海産はやはりレベルが違います。

3-2 フルーツ狩り

増毛の観光イメージ
海の手の甘海老やタコ、鰊に対して暑寒別岳のふもとは果樹栽培がたいへん盛ん。案外道内でも知る人は多くありません。

しかし、昼と夜の寒暖差が激しいこの地域では果物は総じて甘みを蓄えます。大規模な果樹栽培地域としては道内でも最北。様々なフルーツを楽しむことができるのです。

例を挙げれば、イチゴ、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、洋梨、りんごなどなど。

フルーツ狩りも楽しめますし、道内でも最も遅い露地いちごとして核とでも人気です。道内においてさえ、数多くは出回らないものですから地元に乗り込んでしっかり食べていただきたいと思います。

おわりに

増毛の観光イメージ2016年12月に廃線となる、留萌本線:留萌~増毛間のJR。

いかがだったでしょうか。増毛は歴史とグルメの町、多くのガイドブックにはあまり詳細に記されることはありませんが、地元民からは人気の町。地元の人が有名な観光地を訪れることはあまりありませんから、地元民に人気があるということ。それは本物の証のはずです。

今回紹介できなかった魅力もまだまだたくさんあります。お寿司の店や海鮮の店をとっても観光客にこびない分、味もよく良心的。ラーメンは昔風のあっさり醤油が人気。素朴な味わいでいつも行列。

決して国稀酒造や甘海老だけにとどまらない魅力がいっぱいの増毛に、ぜひ本年度中に行ってみてください。12月でJRもなくなってしまいます。廃線の旅は切なくもプレミア感は満載のはずです。

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