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飛行機で気楽に!海からゆっくり!奥尻島への行き方まとめ

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2020年2月10日
北海道の南西部、道南の江差沖に浮かぶ奥尻島。

オクシリブルーと呼ばれる透明度の高い美しい海に囲まれたこの島は、ウニをはじめとする豊富な海の幸や日本海の荒波によって形成された岩礁や奇石、樹齢100年を超えるブナの森などの手つかずの自然などを楽しめる魅力的なリゾートアイランド。

しかしながら、離島である奥尻島は、アクセス方法がフェリーか飛行機の2つのみ。しかも一日に限られた本数のみの運行なので、たどり着くまでにも少し時間がかかります。

とはいえ、そんな不便を楽しむことが離島を旅行する醍醐味ということも。

そこで今回は、奥尻島までのアクセス方法を飛行機とフェリーに分けてまとめてみました。

1.函館空港から飛行機で奥尻島へ

奥尻島の玄関口である奥尻空港への直行便があるのは、道南の函館空港のみ。函館空港までは、各主要都市からの函館空港への飛行機を利用するか、新幹線を利用するのがおすすめです。

HAC(北海道エアシステム)と日本航空(JAL)が共同運航する直行便は、一日一往復。運賃は通常期で16,100円。所要時間は約30分となっています。2018年6月現在のダイヤは、

函館11:15→奥尻11:45
奥尻12:15→函館12:45

ですが、季節によって変動しますので、詳しくはJALのホームページでご確認ください。

JAL公式ページ:https://www.jal.co.jp/

2.フェリーで奥尻島へ

江差港Photo by Wikipedia : 鴎島から江差港マリーナと上町地区を望む/ BATACHAN

続いては、フェリーでのアクセス方法です。フェリーが出航するのは、函館港ではなく、江差町の江差港とせたな町の瀬棚港の2ヶ所。どちらも一日一往復ずつ運航しています。函館から向かう場合、フェリーを利用するなら、江差港がおすすめ。

函館駅

旅の出発点となるのは、JR函館駅。ここから路線バスに乗って江差港を目指します。

「江差ターミナル行き」のバスに乗車したら、約2時間の路線バスの旅。「姥神(うばがみ)町フェリー前」で下車して、徒歩約3分で江差港に到着です。

江差ターミナル行きのバスは、一日5本。途中、新幹線の発着駅であるJR函館北斗駅にも停車しますので、新幹線からのアクセスも良好です。

フェリー①
Photo by Wikipedia : カランセ奥尻(江差港で撮影)/聖石大戦ぶぅぶぅ

江差港から奥尻島へ向かうフェリーは、午前と夕方の一日2便。夏休みなどの繁忙期には、臨時便が増便されることもあります。

奥尻島までは約2時間20分。運賃は、座席によって異なります。奥尻島の島影や透明度の高い海を船内から堪能できる「一等アイランドビューシート」は、大人4,610円(夏季は4,710円)。リクライニングシートを配した2等席は、指定席が2,900円(夏季は3,000円)、自由席は2,370円(夏季は2,470円)で、子どもは半額。

そのほか、女性専用の2等室やキッズスペース、ペットと一緒に船旅を楽しめるペットルームなどの設備があります。

ハートランドフェリー公式ページ(江差→奥尻):http://www.heartlandferry.jp/timetable/time3/

3.札幌から奥尻島へ行くには?

千歳空港から飛行機で

新千歳空港
Photo by Wikipedia : 新千歳空港ターミナルビル内部。/欅 (Keyaki)

少しでも早く奥尻島へ向かいたいなら、飛行機を使うのがおすすめ。丘珠空港か新千歳空港から飛行機で函館空港に向い、そこから奥尻島行の直行便に乗るのがおすすめです。

函館空港までの所要時間は、どちらの空港からも約40~45分。函館空港から奥尻島までも約30分ですから、うまくいくと2時間弱で奥尻島までたどり着くことができます。

ANA公式ホームページ(新千歳→函館):https://www.ana.co.jp/
JAL公式ホームページ(丘珠→函館・函館→奥尻島):https://www.jal.co.jp/

せたな港からフェリーで

せたな港
Photo by Wikipedia : 立象山から見る瀬棚港/ Soica2001 (talk)

のんびりゆったり島時間を楽しむなら、やはりフェリー。札幌駅から利用するなら、特急バス「せたな号」を利用して、せたな港から乗船するのがおすすめです。

大通バスセンター
Photo by Wikipedia : 大通バスセンター(地下のりば)/ Chuoterminal 02

札幌駅から地下鉄東西線に乗り、バスセンター前駅で下車したら、バス乗り場から「せたな号」に乗車。せたな号の料金は、大人5,140円。往復になると9,680円とちょっとお得です。

乗車にはあらかじめ予約が必要ですので、詳細は、運行会社である北都交通のホームページをご確認ください。

また、「せたな号」は、5月1日~10月15日までは毎日運行。そのほか12/28~12/31、1/2~1/4の年末年始の期間限定運行となっています。
※2020年2月現在、せたな~奥尻間の航路は運休となっているようです。
最新情報は「ハートランドフェリー」公式HPでご確認ください。


Photo by Wikipedia 261系1000番台の『9号』。西の里(信)/ Sappoatu

その他の時期にせたな港を利用する場合は、JR札幌駅から電車でJR長万部駅に向い、そのあと路線バスに乗り換えて、「瀬棚市街」で下車しましょう。

バス停からフェリーターミナルまでは、徒歩約7分ほどです。JR札幌駅からJR長万部駅までの所要時間は約120分で運賃は大人3,990円、路線バスは、約100分の所要時間で運賃は1,370円です。

フェリー②
Photo by Wikipedia ハートランドフェリー、アヴローラおくしり、奥尻港にて/ Soica2001 (talk)

せたな港からは毎日1往復のフェリーが運航されています。

運賃は、1等アイランドビューシートが大人3,410円(夏季3,510円)、2等指定席が2,200円(夏季2,300円)、自由席が1,810円(夏季1,910円)、子どもはこの半額です。

所要時間は約1時間35分。高級感のある船内で、ゆったりとした船旅が楽しめます。

北都交通公式ホームページ(札幌→せたな):http://www.hokto.co.jp/b_setana.htm
ハートランドフェリー公式ホームページ(せたな→奥尻島):http://www.heartlandferry.jp/timetable/time4/

まとめ

北海道の日本海に浮かぶ離島、奥尻島へのアクセス方法をまとめてみました。あまりアクセスが良くないからこそ、ゆったりとした「島時間」が楽しめるのが、奥尻リゾートの魅力のひとつ。

奥尻島への旅行を企画する際は、どうぞ時間のことは忘れて、のんびりとした旅の予定を立ててくださいね。

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