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函館初のLCCバニラエア!その魅力とポイントとは?

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月11日
料金の安さから世界的に話題になっているLCC。LCCとはLow cost carrierの略で、格安航空会社と訳されます。国際便だけではなく、国内便でもすでに運航しているLCCですが、2017年2月19日、ついに函館空港にも就航しました。

函館初となるLCCはバニラエア。LCCの魅力は何といっても運賃の安さ。電車でちょっと郊外へ行くような金額で首都圏から北海道の函館市へと、しかも1時間40分ほどで行くことがきるんです。そんなバニラエアについて、函館空港就航便を解説していきます。

1.バニラエアとは

バニラエアは成田国際空港を拠点とするLCCで、かつてはエアアジア・ジャパンとして運航していました。2013年にバニラエアとなり、現在に至っています。日本の大手航空会社であるANAの100%子会社なんですよ。ANAのマイルも特典航空券として利用することができます。

国内線だけではなく、台湾やベトナムなど、東アジアへも就航しています。

2.函館空港へのフライト情報と料金プラン

函館線は、成田空港からの発着です。毎日往復1便の運航で、3月25日までは主に11時台に成田を立ち、14時台に函館から飛び立ちます。26日からはフライトスケジュールが変わり、成田からは12時55分発の14時35分到着、函館からは16時50分発で18時30分に成田に到着します。

バニラエアの料金プランは、「コミコミバニラ」と「シンプルバニラ」という2種類のプランがメインになります。もうひとつ「わくわくバニラ」というプランもありますが、こちらは不定期なのでいつ登場するのかわからない、いわばバーゲンセールのようなもの。

料金は、変動制なので、日々変わります。大手航空会社のように搭乗何日前まではいくら、という固定の料金制ではないのです。例えば、2か月後の「コミコミバニラ」が成田発函館着7,000円台でも、当日は20,000円台ということも。空席が少なくなるにしたがって料金が高くなります。

また、「わくわくバニラ」のように通常のプランよりも安い料金プランや、3人以上の利用で割引になるプランなどが登場することもあるので、LCC最大の魅力である格安運賃を狙っているなら、HPでのチェックは必須です。

3.バニラエアのデメリットは?

大手航空会社とはサービス内容が異なるLCC。バニラエアには「コミコミバニラ」と「シンプルバニラ」という料金プランが基本となりますが、このふたつの大きな違いはサービス。低料金のシンプルバニラやわくわくバニラでは、機内手荷物預けや座席指定が有料になります。キャンセルも不可です。

そのサービス付き料金なのが「コミコミバニラ」。機内手荷物預けは20キロまでOK。ただし座席指定についてスタンダードシートは無料ですが、スタンダードシートより足元に余裕のあるリラックスシートについては有料となります。キャンセルも可能ですが、手数料がかかります。

4.都心と成田空港間のアクセス

成田へは、電車やバス、タクシー、自家用車といった交通手段があります。電車は「スカイライナー」「アクセス特急」「京成本線」「成田エクスプレス」「JR」の路線があり、スカイライナーであれば、「日暮里駅」から36分という速さ。料金は大人で2,470円。成田からなら、バニラエア機内で販売しているスカイライナーバリューチケットを買えば2,200円と、お得です。

5.他にも函館へ就航している航空会社は?

バニラエア以外にも函館空港には羽田からの便が運航しています。「ANA」と「JAL」の大手航空会社の他、北海道に本社がある「エアドゥ」の3社。料金プランや目的地がどこなのかをしっかり検討して、利用する航空会社を選べますね。

6.大阪線も就航!

成田の他、大阪の関西国際空港からも3月18日に函館線が就航。関西方面から函館へは、「ANA」と「JAL」が各1日1便運航しています。どちらも伊丹空港発着なので、利用できる空港が増えましたね。

7.まとめ

函館初のLCCとなるバニラエアについてお届けしました。北海道新幹線が開業して近くなったといわれる函館ですが、これでますます身近に感じられるようになったのではないでしょうか。関西方面からも気軽に訪れられるのでは?

<バニラエア>
HP:https://www.vanilla-air.com/jp/
本社: 成田国際空港 第2旅客ターミナル内
電話: 0570-6666-03

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