道の駅しかべ間歇泉公園|函館-札幌間の立寄りスポット♪
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2021年11月19日
間欠泉とは周期的に地面から吹き出す温泉のことです。
鹿部町の観光地として既存の「しかべ間歇泉」が平成28年3月、北海道で一番新しい道の駅として生まれ変わりました。
全国でも数少ない間歇泉が函館のご近所である鹿部町で見ることができるのです。
一体どんな施設なのか早速のぞいてみましょう!
もくじ
1.そもそも「鹿部町」ってどこにあるの?
■新函館北斗駅から車で30分
鹿部町は、JR新函館北斗駅より普通列車で約35分、車で約30分の所にあります。
駒ケ岳を仰ぎ、太平洋を望むことができる大自然に恵まれた町です。
中でも「しかべ間歇泉」は函館―札幌間のドライブの立ち寄りスポットとしても人気を集めています。
2.旅の疲れを癒す「足湯」が人気です
■和モダンな雰囲気の建物
■施設内にある足湯
道の駅しかべ間歇泉公園にはドライブついでに気軽に入ることのできる「足湯」があります。
公園内に吹き出す温泉を利用。旅の疲れを癒すにもぴったりですね。
■横長にベンチを設置
対面する形でベンチが設置されています。
足元には丸砂利が敷き詰められていて、心地よく足つぼを刺激してくれます。
■効能が書かれた立て札
足湯につかる観光客のちょうど目線に合うように建てられた札にはこの足湯で得られる効能が書かれています。
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、冷え性、疲労回復ほか。
■脱衣所に貸し出しタオルも
足湯の施設には「女性専用」の脱衣所も完備。
足湯があることを知らずに立ち寄った女性客もいらっしゃるでしょうから、準備を整えることができるのは嬉しいですね。
そして濡れた足を拭くためのタオルも無料で貸し出ししています。
3.鹿部の間歇泉は大迫力!!
しばらく足湯に浸かっていると…シューシュー…。お湯が湧き上がるような音が聞こえてきました。
もわもわぁ~と期待高まる白い湯気が立ち上がってきたその瞬間!!
■大迫力の間歇泉!!
シューッッ!!
大きな音とともに勢いよく温泉が噴出されました!!
あまりの迫力に、館内にどよめきが起こります。
噴射高は約15メートル!そして湯の温度は103℃!想像以上の大迫力です!
■鉄板に打ち付ける間歇泉の様子
大正13年、温泉の発掘作業で偶然見つかったという鹿部間欠泉は、約10分間隔で1分程度噴出し、1度に500ミリリットルもの湯が吹き上がります。
のんびり足湯につかりながら大迫力の間歇泉を眺めることができるので、ついつい長湯をしてしまいますね。
☆動画でも間歇泉の様子がご覧いただけます☆
4.鹿部絶景ポイントと間歇泉を学べる施設
■眺望の館
間歇泉に併設された「眺望の館」では空高くつきあげる間歇泉を間近に見ることができるほか、海側へ足を向けると駒ケ岳や噴火湾を望むことも。
天候の良い日には羊蹄山や室蘭市も見えるとか!
■洞窟の道
そして1階部分には「洞窟の道」と言われる通路があります。
パネルやビデオで楽しみながら間歇泉を学ぶことができるのです。
■美しい庭園
迫力満点の間歇泉と足湯は年配の方はもちろんのこと、お子様連れの家族も楽しめる施設です。
長距離ドライブの疲れをほぐしてくれる「しかべ間歇泉」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【しかべ間歇泉】
入場料 大人/300円 子供(小・中学生)/200円 ※団体割引あり
営業時間と定休日
【3月20日-11月30日】月~木9:00~17:00/金~日・祝9:00~18:00 定休日無し
【12月1日-3月19日】月~木10:00~15:00/金~日・祝9:00~18:00 毎週水曜定休
住所:茅部郡鹿部町字鹿部18番地1(国道278号沿い)
電話:01372-7-5655
※急な定休日に関しましては、道の駅ホームページにてお知らせします。
5.温泉熱を利用した「蒸し釜」があります
道の駅のオープンに向けて新しく完成したこちらのウッド調の建物は間歇泉施設と繋がっています。
鹿部町の特産品である「鹿部たらこ」をはじめとした水産加工品や、鹿部で水揚げされた鮮魚、地元ならではの惣菜などが販売されています。
■鹿部町マスコット カールス君
こちらは鹿部町のマスコットキャラクターのカールス君。
鹿部町は幾度も駒ケ岳が噴火し、災害に見舞われて大きな被害を受けました。
しかしその降り積もった軽石が土壌改良や海の昆布育成に役立つなど、苦境の中からも富を与えてくれたという軽石がマスコットキャラクターになったそうです。
■温泉蒸し釜バーベキュー!?
地物の特産物を眺めていると、気になる商品を発見しました!
なにやら冷蔵ケースに食材が並べられています。
「温泉蒸し釜バーベキュー」と書いてあります。どうやらこちらの食材を蒸し焼きにして食べることができるようですよ。
■「蒸し釜」ワクワクします。
まず、お会計を済ませます。
今回購入したのは、お隣の森町特産ひこま豚と野菜の蒸し釜セット600円と卵5個が入った300円を蒸してみたいと思います。
袋の中には時間を図るキッチンタイマーや耐熱手袋、紙皿や割りばしなど、蒸し釜に必要な道具を準備してくれます。
■温泉蒸し釜処
購入後は道の駅の隣にある「温泉蒸し処」に移動して、こちらで食材を蒸します。
※蒸し釜は食材を購入した方のみ使用が可能です。
■蒸し釜が6基並んでいます
蒸し処に設置されている「蒸し釜」は6基準備されています。
A~Fまでの記号が割り振られていて、受付の際に使用できる蒸し釜を伝えてくれます。
混雑時には順番待ちになるため敷地内のアナウンスで呼び出しがあります。
■熱いので気を付けて!
蒸し釜の蓋は貸し出された耐熱手袋を使用して、手前にスライドさせながら開けます。
鍋の蓋のように開けると、勢いよく蒸気が吹き出し大変危険です。
小さなお子様がご一緒の場合はくれぐれもお気を付けください。
■食材を入れる
食材が入っているザルのみをせいろに並べます。
購入した食材が多いときはせいろを2段にして使用することができるので、時間短縮できますよ。
■蓋をして待ちましょう
お店にはおよそ10分前後で蒸しあがる食材が用意されています。
魚介類などもありますよ。
卵を蒸すときは、お好みよって蒸し時間を変えると良いですね。
貸し出されたキッチンタイマーで時間を図ります。
■ピピピピ…。蒸しあがりました!
出来上がりました!温泉熱を利用して蒸したひこま豚の味はいかがでしょうか?
モグモグ。脂がしつこくなく、さっぱりとした肉の旨みを感じます。大変おいしいです。
ポン酢も一緒についているのでお好みでどうぞ。
6.おわりに
■道の駅 しかべ間歇泉公園入口
平成28年3月北海道新幹線が開業し、北海道観光がますます便利に、身近なものとなりました。
函館―札幌間を観光される方はぜひお立ち寄りください。
大変贅沢な立ち寄りスポットだと思いますよ。
知られざる鹿部の魅力をぜひ堪能してください。
【道の駅 しかべ間歇泉公園】
入場料 大人/300円 子供(小・中学生)/200円 ※団体割引あり
営業時間と定休日
【3月20日-11月30日】月~木9:00~17:00/金~日・祝9:00~18:00 定休日無し
【12月1日-3月19日】月~木10:00~15:00/金~日・祝9:00~18:00 1月4日~3月19日までの毎週水曜定休、年末年始(12月30日~1月1日)
住所:茅部郡鹿部町字鹿部18番地1(国道278号沿い)
電話:01372-7-5655
※急な定休日に関しましては、道の駅ホームページにてお知らせします。
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