歴史的建造物で楽しむおいしい日本茶に舌鼓!「ティーショップ夕日」で海と夕日がパノラマで広がる絶景を楽しむ
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- 函館・道南・奥尻
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- 最終更新日:2023年10月18日
そのすぐそばにある「旧函館検疫所」の建物を利用したカフェがあることをご存じでしょうか?
今回は、夫とともに観光へ訪れた函館市で立ち寄った、海と空の美しさを存分に堪能することができるカフェ「ティーショップ夕日」をご紹介します。
★西向きに開けた窓際に設置された函館湾を一望できる客席に感激!築125年超えの建物をそのまま利用した趣のあるカフェ
宿へのチェックインを済ませ、函館市内各所を軽くドライブしながら向かった、函館山の西北西に位置する海岸エリアへ向かったのは夕方5時ごろ。
函館市電の駅から離れた海沿いに佇むピンクの外観が目印のカフェを目指します。
今回訪れた「ティーショップ夕日」は、1885年(明治18年)に建てられた歴史的建造物をそのまま利用して営業するティーショップ。
到着した時刻はやや陽が傾きつつあるものの、まだ「夕日」と呼ぶには早めの時間帯でした。

お店の中へ入ると、まず目に入るのが「函館検疫所」と書かれたこの看板。
この建物は明治時代に検疫所として設置された国の建物で、内装に大きな手を加えず、当時のままの状態をできるだけ保存しながら飲食店として営業しているんですよ!

「ティーショップ夕日」という店名からも想像できる通り、このお店の名物は「お茶」と「夕日」。
津軽海峡が広がる海側に開けた窓際には2人用のテーブルが5席配置されていました。
3名以上のグループで利用する場合は室内のテーブル席を利用することもできます。
★目当てのスイーツは売り切れ…。海を眺めながらのんびりと「日本茶」を楽しむ

この日一番楽しみにしていたのは、私の好物である「プリン」を和菓子風にアレンジした「くずプリン」。
しかし、この日はすでにスイーツはすべて売り切れており、食べることができませんでした。
平日でも早い日は午前中にスイーツが完売してしまうこともあるそうで、スイーツを目当てとして訪問する場合は、できるだけ早めの時間帯を狙って訪れると良さそうです。
▲2022年訪問時のメニューです▲
各スイーツには冷たいほうじ茶がセットに。
素材の産地や材料にこだわったスイーツを、またいつかリベンジしに訪れたいです。

席に着くと、まずはお猪口サイズの小さめの湯飲みで冷たいお茶が運ばれてきました。
この日いただいたのは、台湾産のジャスミン茶に日本のほうじ茶をブレンドした香片茶(しゃんぺんちゃ)です。

今回私が選んだのは、ミルクに合う抹茶を厳選して使用した「ミルク抹茶」。
味と風味が濃い抹茶の粉末をミルクに溶かしたドリンクで、木のマドラーで混ぜながらいただきます。
混ぜながら飲まないと、抹茶の粉末がグラスの底に沈殿して溜まってしまうのでご注意を。

ミルク抹茶には、「米粉とごまのクッキー」とキャンディ状に包まった小さな「和三盆糖(香川産)」がついてきました。

夫は玄米の良い香りが漂う「玄米茶」をオーダー。
抹茶と北海道産の黒豆をブレンドした、煎りの香ばしさが人気の商品です。
こちらにはひねり揚げと、「夕日」のロゴが入ったまんじゅうがついてきました。
メインとなる飲み物に合うお茶菓子がセットとなるこのサービスは、おいしさとうれしさがさらに倍増します♪

また温かいお茶は、商品と一緒に運ばれてくるポットから急須へ熱湯を注ぎ、2杯目以降を自分で淹れて楽しむことができます。
ゆったりと飲み物を楽しむことができるサービスが満載で、スイーツは食べられませんでしたがすっかり心は満たされました。

メニューはシーズンで変わるそう。一部の茶葉は店内で販売もしているので、帰る前にチェックしていきましょうね!
★ゆっくりと時間が流れる落ち着きのある空間で休憩。行き交う船や対岸の山並みを眺めて過ごす有意義なティータイムを

窓から見える景色は、対岸の北斗市の風景と、海の上を行き交うたくさんの船。
夏という季節柄、まだ夕日を見ることはできませんでしたが、目の前を行き交う漁船の様子を眺めているだけでリラックスすることができ、「港の街」へ遊びに来たということを改めて実感しました。
他のお客さんも風景を眺めながらゆったりと談笑しており、ここでは時間の経過を忘れてしまうほどにゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、訪れる時間帯によって見える景色が変わることもこのお店の特徴。
店名にも使用されている名物の「夕日」を眺めるのも良いですが、昼時の水面が輝く海を眺めることもまたひとつの楽しみかもしれません。
みなさんも函館を訪れる際は、「ティーショップ夕日」で有意義なティータイムを楽しんでくださいね!
- 住所
- 北海道函館市船見町25−18
- TEL
- 0138-85-8824
- 営業時間
- 10:00-夕日が沈むまで(大体18:00) 定休日木・金曜日
- 備考
- 不定休日もありますので、ご来店の前にお店のFacebookページをチェックしてみてください。
カフェ&スイーツ好き主婦ライター 三澤恵梨子
北海道滝川市出身。現在は札幌市在住の主婦ライター。
20代前半でカフェ巡りにはまり、仕事の合間を縫ってこれまでに道内外で500軒近いカフェ&スイーツ店を訪問。
ライターとして活動しつつ、全国47都道府県のカフェを訪問するのが夢。
食のことを中心に、北海道の美味しいものや綺麗な景色の情報をお届けするべく、常にアンテナを張り巡らせています。
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