路面電車でのんびり函館旅!市電で巡る函館モデルコース
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年4月26日
北海道第二の都市ともいえる函館は街中至る所に観光地があるので、限りある旅行時間の中で全部の名所を回るには無理があります。そこで提案したいのが・・・
「目的別モデルプラン!」
今回は函館市民の足とも言える路面電車を使った、効率のよいモデルコースをご紹介いたします!
1.路面電車の運転系統図です
観光目的で函館を訪れるならやっぱり便利なのが「路面電車」ですよね♪
函館は、ほとんどの観光スポットが路面電車で回ることができるステキな街!
➁系統路線(赤色です)が湯の川⇔谷地頭、
➄系統路線(青色です)が湯の川⇔函館どつく前
と、2路線が軸となって毎日沢山の観光客や地元住民を乗せてガタンゴトンと走っています。観光する時は上手に乗り降りして効率よく回りたいですよね。
市電を使えば、湯の川温泉エリアからベイエリアまで、国際観光都市ならではの観光を1日中満喫することができます。オススメは「市電・函館バス共通1日乗車券」です。
--函館市電情報—
■普通乗車料金:大人初乗り210円~
■市電1日乗車券:大人(中学生以上)600円:小児(満1歳~小学生まで300円■市電・函館バス共通1日乗車券:大人(中学生以上)1,000円:小児(満1歳~小学生まで500円)
※路線バス(路線図に記載のエリア)バス、パロープウェイシャトルバス、函館山登山バスが利用可能です。
2.目的別函館モデルコース
★女子旅・カップルにオススメのコース
主に修道院や領事館、外人墓地などの国際文化についての観光がメインです。
末広町を省いて函館駅前下車、ランチ後に元町から「坂巡り」も楽しいですよ!
十字街周辺から函館どつく前まで18もの坂があるんです。前を見ても後ろを振り向いても最高の景観です。(因みに私は坂巡り大好きですが体力を要します)
★ファミリーにオススメのモデルコース
主にお子様が楽しめるようなプランになっています。
湯の川の湯の川サル山は、春頃までサルが温泉に入ってぽかぽかしている姿を見ることもできます。(残念ながら頭上にタオルは乗っていません)
函館丸レプリカ見学は、日本で初めて作られた西洋型帆船のレプリカを見学できますので、技術はもちろん、その大きさは圧巻ですよ!
---函館丸 観光情報---
■住所:北海道函館市大町14-13
■電話:0138-21-3323(函館市観光コンベンション部ブランド推進課)
3・モデルコース観光地の見どころ
・【湯の川】トラピスチヌ修道院
トラピスチヌ修道院はカトリック系で、1898年にフランスから8名の修道女が派遣されて創立されました。規律改革が起きた際に、フランスのトラップ修道院という厳格な規律で有名なシトー修道会の場所の名前を取って、女性はトラピスチヌと呼ばれるようになりました。日本では初の女性修道院です。
資料館に立ち寄ったり、園庭を散歩がてらミカエル像や聖テレジア像、マリア像なども見ることができます。見晴らしも良くて気持ちがいい場所です。お土産はトラピスチヌのクッキーやロザリオなどが有名です。女子旅で一つはGETしたいアイテムかも・・
外の世界で生きている私たちは、いかに自由が幸せかという事を知る時間になりそうです。
---トラピスチヌ修道院 観光情報---
■住所:函館市上湯川町346
■電話:0138-57-3331
■営業時間:8:10~17:00 (冬期は8:20~16:30)
■休日:水曜(冬期は日曜)
■入場料:無料
・ファミリー向けコースの場合は熱帯植物園
おサルさんが露天風呂でひと休み・・・子供も大人もほっこりしますよね。
※注意:サルと一緒には入れません。
愛くるしい姿でお風呂に入って気持ちよさそうにしている姿は、子供も(大人も)大喜び!
幼児用遊具コーナーや季節の花をふんだんにあしらった花壇、うさぎとの触れ合い広場や温室など見どころや遊びがいっぱい詰まった植物園です。かなり楽しめますよ!
午前中めいっぱい遊んで楽しんで、お腹を空かせてから市場に向かわれることを推奨します。
---熱帯植物園 観光情報---
■住所:〒042-0932 北海道函館市湯川町3丁目1番15号
■電話:0138-57-7833
■営業時間:4月~10月:午前9:30~18:00・1月~3月 :午前9:30~16:30
■料金:小学生・中学生 100円・一般 300円
・【湯の川→函館駅前】函館朝市を散策&丼ぶりランチ!!
函館朝市は、映画やドラマのロケ地でも有名なところですよね。
賑やかで活気溢れる市場をのんびり散歩してお食事前のウォーミングアップ!(沢山食べる準備をしましょう)そしてお昼はやっぱり北海道に来たら「海鮮」を選びたいですよね!
どんぶり横丁でウニやイクラ、あまーいカニなどが贅沢に乗った丼ぶり、黄金色に輝く無添加ウニがたっぷり入ったランチなど、好みに合わせて召し上がれ♪
---函館朝市 観光情報---
■住所:〒040-0063 函館市若松町9-19
■電話:0138-22-7981
■営業時間:8:10~17:00 (冬期は8:20~16:30)
■休日:年中無休(店舗によって異なります)
1月~4月まで(6:00~12:00まで)
5月~12月まで(5:00~12:00まで)
■入場料:無料
※函館朝市どんぶり横丁は、朝市に隣接しています。
・ちょっぴり寄り道♪幕末ヒーローに会いに行きませんか?
JR函館駅から徒歩15分ほど歩くと、土方歳三最後の地碑があります。函館で壮絶な戦いの末、戦死した新撰組副隊長や土方歳三を讃えて昭和48年に有志が建てました。
5月の五稜郭祭の時期は、全国から多くのファンが訪れるそうですよ!
・【函館駅前→末広町】旧イギリス領事館
函館市指定有形文化財内でのんびりティータイムを♪
函館は国際貿易港として、江戸の末期に開港しました。実は同じ年にイギリス領事館も設置されたんです。平成21年に開港150周年を記念してリニューアルされ、展示内容なども見ることができます。
散策後は隣接しているカフェで、英国にいる気分を味わいながらお茶をすることができますよ。(ちなみに紅茶は本当に美味しいです)
---旧イギリス領事館 観光情報---
■住所:函館市元町33-14
■電話:0138-27-8159
■営業時間:9:00~19:00(11月~3月は17:00まで)
■休日:年末年始のみ
■入場料:大人 350円(展示室入場料金)
子供 150円(展示室入場料金)
・【末広町→函館どつく前】
下車後、海の前で眠っている外国人墓地へ
国際都市として栄えていた頃は沢山の外国人が函館にも従来していました。
ペリー艦隊だったアメリカ人を含めて、中国、ロシア人が自国に帰れないまま亡くなった人々の為の墓地です。
とても綺麗に整備されていて、今では観光地でも有数の場所になっています。とにかく絶景です!
・【函館どつく前→十字街】暗くなったらやっぱり函館の夜景はマストですよね
百万ドルの夜景で有名な夜景スポットは押さえどころです。
ため息が出るほど綺麗な函館の夜景は有名ですよね。
写真で見るのと実際その場で見るのとでは、やっぱり全然違います。大人も子供も楽しめる夜景は、夕方薄暗くなる少し前から見に行くのがオススメです。
夜になっていくにつれて各家庭の明かりがともり始め、大きなキャンパスが光で描かれていく姿もなかなかいいものです。なお、函館の夜景については、以下のページで詳しくご紹介しておりますので、気になる方はご覧ください!
絶景!函館の夜景を120%満喫するための全てと穴場スポット
---函館山ロープウェイ 観光情報---
■住所:函館市元町19-7
■電話:0138-23-6288
■営業時間:登り最終21:50分(4月25日~10月15日)←夏季
登り最終20:50分(10月16日~4月24日)←冬季
■利用駅:ロープウェイ山麓駅より約3分
■料金:大人 500円(片道)900円(往復)(冬季は往復790円)
子供 250円(片道) 450円(往復)(冬季は往復390円)
・【元町】ライトアップされた教会群を散策
教会群には有名な教会が点在しています。
函館聖ヨハネ教会。上から見ると「十字架」に見えるように建築されているんですよ!
函館ハリストス教会は国の指定重要文化財に指定されています。
カトリック系の建築はライトアップで一層映えますよね!国際都市の函館と言われる異国文化が、どれだけの歴史を重ねてきたかを感じることができますよ。
・【十字街→十字街】お世話になった路面電車を横切って赤レンガ倉庫へ!
〆はやっぱりビヤホール!風情ある赤レンガ倉庫で函館ビールを堪能しちゃいましょう
買い物も食事も楽しめる赤レンガ倉庫には、カフェや食事ができる場所もいっぱいあります。オススメはジョッキを片手に乾杯♪今日の観光お疲れ様でした!
---エピローグ---
いかがでしたでしょうか?私が考えた市電モデルコースは個人的主観も多少ありますが、一つひとつの観光に比較的時間をかけることができるようにチョイスしました。
有名な観光地をかたっぱしから巡るよりも、ポイントをのんびり回ったほうが絶対にいい思い出になりますよ!(弾丸はせっかくの観光を台無しにする可能性が・・・)
観光地に行ったけど名前覚えてない、という結果にならないようにプランを練ることが今私に言える最大のアドバイスかもしれません。是非函館での「お気に入り」を見つけてみてくださいね。
こちらの関連記事もどうぞ
-
- 八幡坂をハイカラさんぽ♪函館の坂の名所を歩いてきました!
-
- みんなに教えてあげたい!函館・道南あるある
-
- 地元女子が愛するカフェ「ロマロマ」とテイクアウト可能なカフェ3店
-
- 新函館北斗駅ってどんなところ?構内の様子から駐車場情報まで
-
- 函館夏の一大イベント!港まつり「いか踊り」の歴史と見どころ
-
- 手ぶらキャンプもOK!オートリゾート八雲滞在リポート
-
- これは見に行きたい!函館&近郊の年間人気イベント8選
-
- 港町・函館のおすすめ絶景海カフェ5選【癒される景色♪】
-
- 北海道と本州を結ぶフェリー航路(小樽・函館・室蘭編)
-
- 函館市民の台所!市場「中島廉売」でツウなお買い物♪
-
- 歴史あふれるいにしえ街道のまち。江差町の観光と魅力!
-
- 楽しい仕掛けが!函館ご当地グルメのラッキーピエロ峠下総本店
-
- 函館のノスタルジックな雰囲気にぴったり!赤い金魚漂う和レトロカフェ「きんぎょ茶屋」でモーニング
-
- 夏に函館に行くなら♪個性あふれる函館・道南の夏祭り4選!
-
- 函太郎!函館で人気を誇る絶品の回転寿司店
-
- 【ラビスタ函館ベイと別館ANNEXどっちにする?】両方宿泊したリアル口コミで比べてみた
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)