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夏に函館に行くなら♪個性あふれる函館・道南の夏祭り4選!

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年6月25日
「夏の函館旅行の楽しみはなんですか?」と言われてなにが思い浮かびますか?

とれたてのいかなどの魚介類を使ったグルメや、緑とのコントラストが美しい異国情緒あふれる街並み、雲海や霧夜景も楽しめる函館山からの眺めなどなど……。

たくさんの見どころや魅力がある夏の函館。そんな夏の函館は夏祭りの時期でもあります。

今回は夏の函館に旅行したら、ぜひ訪れてほしい函館と道南の夏祭りを4つご紹介します。それぞれに個性がある夏祭りはどれも魅力的ですよ!

6月 白熱の舟漕ぎ競争が見どころ「南かやべひろめ舟祭り」

南かやべひろめ舟祭り

南茅部は観光スポットの多い函館市街地から東に30キロほど行ったところにある、港町です。6月の上旬にこちらでおこなわれる南かやべひろめ舟祭りは、漁港や豊かな海の幸に感謝をささげ、豊漁を祈る祭り。そのため舟漕ぎ競争や船のパレードなど、船や漁港にまつわるイベントが多く行われます。また郷土の伝統芸能の披露もあり、南茅部の歴史を知ることができるという一面も。

祭りの名前になっているひろめとは南茅部特産の昆布の名前。もしお店で見かけたら、お土産にしてみてくださいね。

<南かやべひろめ舟祭り>
開催場所:臼尻漁港
TEL:0138-25-5119(南かやべひろめ舟祭り実行委員会事務局)
開催日程:6月の第2土曜日(2019年6月8日(土))
公式ホームページ:https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2018041000031/

6月 たいまつ行列が厳かな「上ノ国町夷王山まつり」

上ノ国町夷王山神社

上ノ国町(かみのくにちょう)は渡島(おしま)半島の西側にある町です。函館市街地からは車で2時間近くかかる場所。太平洋の眺めと豊かな森に囲まれています。

6月中旬に行なわれる上ノ国町夷王山(いおうざん)まつりは、この上ノ国町の高台にある夷王山神社の祭りです。

上ノ国町夷王山まつり

夷王山特設会場を中心として、ばんば大会やクイズラリーなどいろいろなイベントがおこなわれますが、なんといっても見どころはたいまつ行列です。上ノ国八幡宮から夷王山神社の間を地元の子供たちが手にたいまつをもって行進する様子は、厳かな雰囲気。ちょうどこの時期に夷王山ではエゾヤマツツジが満開になります。たいまつ行列がある夜だけではなく、昼にも美しい景色を楽しんでくださいね。

<上ノ国町夷王山まつり>
開催場所:夷王山特設会場
TEL:0139-55-3955(上ノ国町観光協会)
開催日程:6月中旬(2019年は6月15日(土)16日(日))
公式ホームページ:http://www.kaminokuni.jp/event/event_iouzan.html

7月 灯ろう流しが美しい「大沼湖水まつり」

大沼湖水祭り・花火

函館郊外の景勝地として人気の大沼国定公園。大きな湖ごしに美しい山肌を見せる駒ケ岳をのぞむ景色が有名ですね。

7月には大沼国定公園を舞台にした祭りがおこなわれます。その名が大沼湖水まつり。この祭りは1906年から100年以上も続く伝統のあるものです。子ども太鼓や日本舞踊など、さまざまなイベントがおこなわれますが、湖上に打ち上がる花火は見逃せないイベントの1つ。

大沼湖水祭り・灯ろう流し

1日目には灯ろう行列と灯ろう流しがおこなわれます。地元住職が湖面に灯ろうを浮かべて、水難者の慰霊をおこなったのがはじまりですが、今では事前に申しこんでおけば、誰でも参加が可能。

湖上をただよう灯ろうの眺めは幻想的で、思わず引き込まれそうな雰囲気です。この景色の中、心穏やかに亡くなった方たちを慰霊します。

大沼・睡蓮

また大沼湖水まつりがおこなわれる7月から8月にかけては睡蓮の開花時期でもあります。湖面に浮かぶ緑の葉とピンクの上品な花の姿はぜひ見てほしい景色です。

<大沼湖水まつり>
開催場所:大沼公園広場
TEL:0138-67-3020(七飯大沼国際観光コンベンション協会)
開催日程:7月下旬(2019年は7月27日・28日)
公式ホームページ: http://onumakouen.com/event_jp/934/

8月 いか踊りで街をねり歩く「函館港まつり」

函館港まつり・花火

函館の8月は函館港まつりからはじまります。曜日によって日程が変動するイベントや祭りが多いですが、函館港まつりは8月1日から5日までと、毎年日程が決まっています。

1日目は夜におこなわれる道新花火大会で祭りがスタートします。打ち上げ会場は函館湾に浮かぶ人工島・緑の島。そのため函館湾の各スポットや函館湾に面するホテルの客室、レストランなどでも観賞ができます。函館山の山頂からも観賞することができるので、夜景と一緒に花火を楽しむおすすめのスポット。

函館港まつり・港おどり

2日と3日にはそれぞれ場所を変えてワッショイはこだてというパレードが開催されます。このパレードは3部にわかれていて、1部は函館港踊りの行列。この踊りは函館で古くから夏祭りで踊られていたものです。パレードには電飾をつけた花電車や、出場する団体が趣向をこらしてつくった山車がでるなど、見どころがたくさん。

函館港まつり・いか踊り

1部に続いて、2部では子どもいか踊り&サマーカーニバル、3部には函館いか踊りが披露されます。サマーカーニバルは踊りも音楽も自由。次の団体はどんな踊りなのだろう?とワクワクしますよ。

函館いか踊りは函館に住んでいる人ならだれでも知っているおなじみの踊り。簡単な振り付けの連続なので、小さな子どもからお年寄りまでたくさんの人が参加します。3部の函館いか踊りの最後は自由参加ができるコーナー。パレードを見学していか踊りをマスターしたら、飛び入り参加で函館の夏の思い出をつくってみるのはいかがでしょうか?

<函館港まつり>
開催場所:函館市街地(十字街・函館駅前・堀川町・本町)
TEL:0138-27-3535(函館港まつり実行委員会)
開催日程:8月1日~5日
公式ホームページ: http://www.hakodate-minatomatsuri.org/

おわりに

夏に函館を訪れたら、ぜひいってみてもらいたい夏祭りを4つご紹介しましたが、いかがですか?

どの祭りもそれぞれに個性があり、楽しみ方もさまざまです。次に函館に旅行に行った時には、夏祭りで楽しい思い出をつくってみてくださいね!

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