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【北見の観光】北見のおすすめ観光スポット9選+温泉&グルメ!

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2020年5月26日
北見はオホーツク農業の中心地として繁栄してきました。

北見山地内陸部に位置する盆地の町は先ごろの町村合併による市域の拡大で、日本第2位の面積を誇るサロマ湖を擁する広大な市域を抱える街となっています。

大きな領域にふさわしく観光資源も豊富。でも効率よく回るにはどうしたらいいのかついつい迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は北見駅周辺を中心に観光スポットをピックアップ。しっかりと北見を楽しむ方法をお伝えしたいと思います。

1.北見周辺の見どころ・観光スポット9選!

1-1. 山の水族館

北見来訪の目的がこの山の水族館という人も珍しくはありません。
そのくらい、実は全国的にも有名な水族館です。

水族館なら海のそばという概念を覆す、淡水魚限定の水族館がこの山の水族館です。
メインは道東地域からオホーツクにかけて数多く生息する幻の魚イトウ。
サケ科の魚です。

北見観光

大きいものでは2メートルを超えるものがあるという神秘の魚。
現在本州では絶滅しており、その実物を見られるのは北海道だけなのです。

中でもこの山の水族館はより自然に近い環境の中でイトウを観察ことができますし、その数約40と道内でも最大規模となっています。
この珍しいイトウ以外にも温泉地である利点を生かし、様々な熱帯魚が飼育されています。

川版の旭山動物園ともいえるイトウの行動展示。
そして、色とりどりに目を楽しませる熱帯魚と旅人を魅了してやまない水族館なのです。

山の水族館(北の大地の水族館)
住 所 北見市留辺蘂町松山1番地4
開館時間 8:30~17:00(4月~10月)、9:00~16:30(11月~3月)
休館日 4月8日~4月14日及び12月26日~1月1日
入館料 一般670円・中学生440円・小学生300円
*団体割引有り(20名以上)
(年間パスポートの金額)一般1,000円・中学生660円・小学生450円
問い合わせ先 電話/0157-45-2223

詳しくはこちらをどうぞ!
大人も子供も楽しめる、幻の魚がいる山の水族館の魅力とは?

1-2.北きつね牧場

次に紹介するのは山の水族館のすぐ近くにあるこちら、北きつね牧場です。

北海道の動物というと、思い浮かぶのはヒグマとキタキツネですよね!?とはいえ3~4日の旅行中ではなかなか見かけることができないキタキツネですが、
こちらの北きつね牧場に行けばオールシーズン見ることができます。

園内のキタキツネは放し飼い。のんびりとくつろぐキタキツネに、心が癒されること請け合いです♪

北キツネ牧場

北きつね牧場
住所:〒091-0157 北海道留辺蘂町花丘52-1
TEL:0157-45-2249
入場料:大人500円、 高校生500円、 中学生400円、 小学生300円
営業時間:8:00~18:00(4月~10月)、9:00~16:00 (11月~3月)無休

詳しくはこちらをどうぞ!
【関連記事】北きつね牧場|放し飼いのキタキツネに出会える温根湯温泉の観光スポット♪

1-3.ワッカ原生花園

平原も山も見渡す限り白い雪に一面覆われ色彩というものを忘れてしまったかのような北海道の冬。
雪が降ればその感覚は増すばかりです。

一方その反動のように春から夏にかけて百花繚乱に平原を飾る花たち。
色彩の乱舞が、見る人の心を湧き立たせます。

北見観光

その様子は手入れの行き届いたガーデンでも野趣豊かな原生地も何ら変わることがありません。
ここワッカ原生花園は300種類以上の草花が咲く海浜植物の一大群生地。

ここでの着目は海浜植物。
ワッカ原生花園はサロマ湖とオホーツク海を隔てる細長い砂州の上にあるのです。

この砂州は北海道遺産。
4月のエゾエンゴサクに始まり、夏にかけての大群落を作るセンダイハギや色とりどりのハマエンドウ。
深紅のハマナス。
海を渡る潮風のさわやかさ。ときに強く時に優しく打ち寄せる波。
豊かな植物相には渡り鳥も飛来します。

どの季節でアプローチしても北海道らしい景色を満喫できる原生花園といえるでしょう。

>ワッカ原生花園(ワッカネイチャーセンター)
北海道北見市常呂町字栄浦242-1
TEL.0152-54-3434
営業日 4/29~10月の体育の日まで
営業時間 8:00~17:00(6~8月は18:00まで)

詳しくはこちらをどうぞ!
日本最大の海岸草原!道東の花の楽園・ワッカ原生花園とは?

1-4.アドヴィックス常呂カーリングホール

旧常呂町は何の町?聞かれてカーリングと答えられる人はまれ。
地元民かよほど北海道ファン。カーリングファンでしょう。
しかし、現在、東北・北海道に数多くある社会人・大学生チームで活躍する選手の多くが常呂町出身なのです。

そのくらい常呂地域の住民にとって、カーリングは身近な存在。小学校でもスキー学習ならぬカーリング学習があるほどなのです。

北見観光

大会がないときにはカーリング場が一般開放もされています。
ブラシや防寒着もレンタル可能です。
国際規格のカーリング場が6面も用意されています。
だったらここはチャレンジしてみるしかありません。

冬だけでなく夏も可能。
通年で開場しているカーリング場ですから、グループでのオホーツク方面への旅行ならば、必ず面白い体験ができるはずです。
オリンピック出場の気分を体験できる貴重な施設です。

住 所 北見市常呂町字土佐2番地2
問い合わせ先 常呂カーリング倶楽部
電話(0152)54-1099 FAX(0152)67-4781
開設期間 平平日・土曜日/AM10:00~PM10:00
日曜・祝日/AM10:00~PM5:00
休館日 毎週月曜日・年末年始(12/31~1/5)
*アイスメンテナンスのため、休館する場合がございます。
利用料金 (1シート1時間あたり)
一般/1,400円、高校・大学生/720円、中学生以下280円

*学生の方は学生証などの身分証明証をご提示下さい。
・ブラシ、靴及びスライダー(1セット)120円
・防寒着(上下)1組400円

1-5.チミケップ湖

誰も知らない深い森の奥深くひっそりと穏やかな湖面を揺らすのがチミケップ湖です。
知る人もあまりいないのは観光ルートからは外れバス停も徒歩で2時間ほどの距離。

冬には道路が封鎖されるというまさに秘境。
面積1.2k㎡、周囲7.5kmの小さな湖は冒険心を刺激してやみません。
一部未舗装の道路もありますが散策路は充実しています。

北見観光

画像提供元:北海道無料写真素材DO PHOTO

ここは阿寒湖と並び、ヒメマスの原産地といわれる湖で、支笏湖のヒメマスももとはといえばこの湖から持ち込まれたものといわれています。

今では自生し、支笏湖の名物料理となりそのさわやかな風味は食通たちを喜ばしています。
湖周辺は自然歩道を歩けば、湖北東岸にはキャンプ場、東岸にはチミケップホテルがあります。

南岸の端から200 m下流のチミケップ川の7段の岩床の上を流れ落ちる「鹿鳴(ろくめい)の滝」も風光明媚なスポット心行くまで自然を堪能できます。

チミケップ湖
北海道網走郡津別町沼沢

1-6.美幌峠

全国的にみてもトップ5に入るといわれる壮大さ。
美幌峠から屈斜路湖を望む大パノラマは見るものを感動の渦に巻き込みます。

北見観光

北見、オホーツクから釧路、弟子屈方面を結ぶ交通の大動脈である国道243号線。
ちょうど道東とオホーツクを隔てる位置に美幌峠はあります。

標高525mは三国峠などに比べ決して高いとは言えませんが、周囲の急こう配が壮大かつ勇壮なパノラマを作り出しています。

晴れた日にはコバルトブルーよりも深い色を見せる屈斜路湖が緑の木々の中に埋め込まれた鏡のように輝き、青空の純粋さにそのまま心も体も吸い込まれそう。
風は力強く身体を揺さぶり、自然と一体になる喜びに震えるかのようです。

北見市街からは若干距離はあるものの、時間をかけても、苦労しても見るべき風景というものはあるものですし、その一つが美幌峠であることはまちがいがありません。

美幌峠(道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠)
網走郡美幌町字古梅
TEL:0152-75-0700
9:00~18:00(4月下旬~10月)、9:00~17:00(11月~4月下旬)
※年末年始休業

詳しくはこちらをどうぞ!
【関連記事】天下の絶景!美幌峠の大パノラマで壮大な景色を楽しもう!

1-7.香りゃんせ公園

オールド北海道ピープルに北見はどんな街ですかと聞けば、ほぼ十中八九「ハッカ」と答えるのは間違いがないかと思います。

北見市は実に全国生産の9割以上の生産を担っていました。
銘菓ハッカ樹氷も北見のハッカ生産のシンボル的な存在といえるでしょう。

北見観光

科学的にその成分が合成されるようになるとその役割を終えることにはなりますが、道民の心の中には北見=ハッカというイメージは深く刻み込まれているのです。
そのいわば、明治の原初的ハーブ生産の名残を今に伝えるのが、常呂川河川敷に広がる香りゃんせ公園です。

季節に応じて、様々なハーブが個性的な香りで訪れる人々を楽しませます。
決っして大きい公園ではありませんが、その姿勢はインパクトが大です。

花は目でのみ楽しむものではないことを教えてくれるスポットです。毎年7月には「香りゃんせフェスティバル」が開催されています。

住 所 北見市朝日町河川敷
利用料金 無料
アクセス JR北見駅から車で10分
その他 多目的トイレあり
問い合わせ先 電話/0157-25-1139(北見市公園緑地課)

1-8.ハッカ記念館

ハッカ生産の歴史を長く後世までに伝える施設です。
北見の発展の歴史はハッカを抜きに考えることはできません。

北見観光

明治35年頃から生産が始まったハッカは1930年代に世界薄荷市場の約7割のシェアを誇りました。
他国の生産に比較し安価で良質のハッカ油が世界各地で使われていたのです。

このハッカ産業の発展に多大な功績を記したホクレン北見薄荷工場の研究所として建てられた施設が、移設され北見ハッカ記念館となりました。
化学工業の発達に伴い安い香料や主要成分が化学合成されるようになり、工場はその役目を終えます。

平成19年11月30日、経済産業省より日本近代化産業遺産として認定されている文化学術的にも大変価値のある建物です。
小さくまとまった建物は迫力のあるものではありませんが、しっかりと近代日本の夜明けを伝えるたたずまい。

見学時間もあまりかかりませんので一度訪ねてみてください。

住 所 北見市南仲町1丁目7番28号
利用時間 9:30~16:30
休館日 毎週月曜日・国民の祝日の翌日
(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日は休館する)(金・土曜日が祝日の場合開館し、翌日も開館する)年末年始(12月30日~翌年1月6日まで)
利用料金 無料
アクセス 徒歩/JR北見駅から約10分
その他 期間/通年
問い合わせ先 電話/0157-23-6200

1-9.ところ遺跡の館

京都が平安京呼ばれていた時代、北海道のオホーツク海側の常呂地域を中心に北方や従来の縄文各文化が混交して独自の文化圏を作り上げていました。

それを今に伝えるのが「常呂遺跡」と呼ばれる大規模な遺跡群。
3000基にものぼる竪穴住居跡の窪みが大規模な定住の様子を今に伝える貴重な遺跡です。

北見観光

北海道で栄えていた独特なこの文化の謎を解明する上でも重要なカギとなるため国からも国指定史跡として登録されています。
「ところ遺跡の森」はこれまでの考古学的調査の成果を味わうことができる施設なのです。

縄文時代から続縄文時代、そして北海道独自の擦文文化へとつながる道筋を豊富な出土品、わかりやすい解説とともに見学することができます。
たまには古代のロマンに心をはせる瞬間があってもよい旅の思い出となるのではないでしょうか。

住 所 北見◇市常呂町字栄浦371番地
◇利用時間 9:00~17:00
◇定休日 毎週月曜日・祝日の翌日 12月29日~翌年1月5日
◇利用料金 大人280円、高校生・大学生160円、小・中学生&70歳以上の方は無料
※一般以外の方は受付にて年齢の分かる証明書(学生証、生徒手帳、健康保険証、自動車運転免許証など)をご提示ください。
※障がい者手帳をお持ちの方(介助人1名を含む)は無料となります。受付にてご提示ください。

◇その他 期間/通年
◇問い合わせ先 電話/0152-54-3393

こちらもどうぞ!
【関連記事】ところ遺跡の森(北見市常呂町)で謎が多いオホーツク人のルーツに触れてみよう

2.北見周辺の温泉・宿泊スポット

2-1.温根湯温泉

北見市の奥座敷、留辺蘂(るべしべ)地区にあるのが温根湯(おんねゆ)温泉です。
泉質は弱アルカリ性の単純泉。
美白の湯として、湯上りのしっとり感には定評があります。

北見観光

オホーツク地域には大きな温泉街があまりないこともあり、網走地域と人気を二分する温泉街です。
山の水族館、キタキツネ牧場と北海道らしい近隣施設も人気ですが、5月からはつつじ公園のつつじが見ごろを迎えます。
オホーツク各地区への車でのアクセスも良好です。

大規模な宿泊施設としては明治年間に創業の大江本家。
伝統の味わいと料理とおもてなしが自慢の純和風旅館です。

そしてもう一つが温根湯ホテル四季平安の館100%かけ流しとオホーツクの海の幸が自慢のお宿です。
これからの時期はオホーツクも流氷がなくなるいわゆる海明けの時期を迎えます。

すると、食卓には大小さまざまなカニが登場。毛ガニ、ズワイ、タラバ様々なカニを心行くまで堪能する季節が訪れるのです。

2-2.サロマ湖周辺

サロマ湖周辺には大規模な温泉街が存在しません。
一つ一つが一軒宿の様相を呈しているお宿ばかりです。

北見観光
画像提供元:北海道無料写真素材DO PHOTO

それぞれ、温泉があったり道内でも有名なリゾートホテルであったりと個性も豊か。
格安なライダー向けのもの素朴な民宿、高級感あふれるリゾートホテル。目的と用途に応じて使い分けが賢明であるといえるでしょう。
その中でもサロマ湖を一望する高台に建つプチホテル海山美味の宿 悠林館はたった9室の小さなお宿。

しかし、その料理の実力たるや海明けのオホーツクの食材をこれでもかとばかり盛り込んだ満足感の高いもの、北寄貝から始まりカキ、ホタテ、カニ、シマエビおおよそ口にできない海の幸はないのではないかと思われるほどの贅沢さです。

鶴雅リゾートの一員、サロマ湖鶴雅リゾートもさすがの品質。期待を決して裏切りません。数多く訪れる観光客の評価はかなり高いものです。
ゆったりとした温泉。目の前に広がる広大なサロマ湖の景観。
すべてに極上の時間が過ぎていきます。

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2-3.奥屈斜路温泉(ランプの宿森つべつ)

阿寒と屈斜路2つの道東を代表する湖の間、原生林の奥にひっそりとたたずむ清流のほとりの一軒宿が奥屈斜路(くっしゃろ)温泉ランプの宿森つべつです。

秘境と呼ぶにはあまりにも人にやさしい空間。
都会の喧騒を離れてという表現よりもっと深いものがここには流れています。

自分や親しい家族その顔と向き合う場所。それほどの静寂が森と訪れた人の心を包みます。
森の緑に包まれるグリーンシーズンはもとより、雪に閉ざされるホワイトシーズンもまた自分の人生や心と向き合うには絶好のシーズンといえるでしょう。

なんといっても広大な露天風呂は一番のすすめ。
野趣豊かという言葉はそぐいません。

お風呂につかることで人間をやめ、自然の一部へと還っていくほどの解放感とリラックスを感じることでしょう。
料理も地元産の野菜をふんだんに用い、手間と暇を惜しむことなく注ぎ込んだ一品ばかり。

身も心も解放される感覚とはこのようなことなのかと実感させられるお宿です。

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2-4.北見駅周辺

オホーツク地方は農業所得が道内でもかなり高水準にある地域です。
当然、豊かな地域にはビジネスのお話がつきもの。
よって、北見の駅周辺はビジネスホテルを中心にリーズナブルな宿泊施設がいっぱいあります。

北見観光

Photo by Frickr : 北見駅前 / Yoshio.H

ホテルパコ、東横イン、コンフォートホテル・ドーミーイン、ルートインと朝食が無料や天然温泉を売りにする全国展開中のホテルの定番どころから、地元北見にがっちりと根を張るホテル。

黒部ホテルは料理自慢のリーズナブルなホテル。
ピアソンホテルは北見開拓の功労者ピアソン夫妻にちなんだ名前。
奥に大浴場はゆったりとした温泉で、湯上りどころも充実しています。

北見東和ホテルは大きな駐車場がドライバーにはうれしいアットホームを売りにするホテル。
競争が激しい街だけにどのホテルを選んでも満足度は大いに高まるでしょう。

繁華街に近いことで、プランの自由だが高くなるのも魅力の一つ。
朝食付きや素泊まりなど食の目的も工夫次第でいくらでも可能だと思われます。

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3.北見で食べたい!ソウルフード

3-1.焼肉

北海道の都市の中でも焼き肉店の人口比率が一番高いのが北見市。
人口約13万人の北見市の人口に対して、焼き肉店は60店舗程度。
約2000人に1店舗の割合で焼き肉店が存在します。

北見観光

北海道の他都市の約5倍ともいえる高密度。
ソウルフードといわれる所以です。特に市民が好むのは内臓肉、サガリ。

全国的にはハラミとして有名ですが、北海道ではサガリが一般的、牛の横隔膜ですね。
その他にもホルモンも大好きです。

むかし、屠場が市内にあり新鮮な内臓肉が手に入ったことがその要因ともいわれています。
アンケートを見てもカルビよりもホルモンやサガリが上位に入ります。

精肉よりもビタミンが豊富といわれる内臓肉が北見市民のパワーの源です。寒い夜、七輪で炭火を起こしビタミンと脂肪分が豊富な焼き肉を食して開拓の力にしていたといわれれば感慨もひとしおです。

お腹いっぱい食べても財布に優しいと人気なのが四条ホルモンや焼肉道食。
伝統で選ぶならば大昌園、とん久、味覚園。どのお店も評判にたがわないおいしさです。

3-2.北見塩焼きそば

北見焼きそばといえば、塩。

全国的な認知も広まりつつありますが、それは必須の食材としてホタテと玉ねぎがあるから。
ホタテのうまみを引き出し、玉ねぎの甘みを際立たせるにはソースのような濃厚さはNGです。

オホーツク海のミネラル分を十分に含んだ塩こそが、2つの食材を調和させ味をより高く昇華させていくことができるのです。
この塩の存在が豚肉とキャベツのハーモニーに負けないほどの名コンビが誕生させたといえるでしょう。

単に、思い付きであったならば、これほどの認知はおそらく受けていません。
塩焼きそばを一口頬張れば、さわやかなオホーツクの風を思わせる軽い塩味。

とそのうち濃厚に広がるホタテのうまみは北の海の恵みに感謝せざるを得ません。
そして、夏の霧を思わせるやさしげな玉ねぎの味。

ソースでもなくあんかけでもない、特製の「塩だれ」でまとめあげた塩やきそば。
未体験ならばぜひお試しいただくべきです。市内では計23店舗で提供中です。

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Photo by Frickr : オホーツク北見塩やきそば Shio YakiSoba / nekotank

おわりに

いかがだったでしょうか。
流氷の網走・紋別に押されオホーツクといえば海に目が行きがち。
しかし、オホーツクを望む山々にも海に負けない魅力とパワーがたっぷりと詰まっています。

それはオホーツク名産のホタテガイのように大切な部分をあまり皆さんの目に触れさせていないかもしれません。
だからこそ、じっくりと中身を味わうつもりで北見の魅力に触れてみてください。

素晴らしい気候と農業。そして太古から連なる歴史。瞬間瞬間に発見の連続となることは間違いありません。

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