幕末ロマンを感じる!4つの北海道の船をご紹介します
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- 函館・道南・奥尻
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- 最終更新日:2019年3月6日
じつは、道南には歴史を感じる船がいくつかあり、幕末から昭和にかけて道南で活躍した船が、保存船から復元船まであるんです。
どれも観光地から近かったり、国道沿いにあったりするものなので、興味のある方はぜひとも最後までお付き合い下さい!
1. 摩周丸
まずご紹介するのは函館駅から徒歩5分ほどの場所にある、摩周丸です。
函館と青森を繋ぐ青函連絡船として1988年まで航行していましたが、今は函館港に展示されています。
昼間は摩周丸に乗船して歴史を楽しみ、夕方からは函館山に移動。
摩周丸をはじめとする、自分たちの観光した場所を確認してみてはいかがでしょうか?
やはり函館の夜景でも、ひと際目立つのが摩周丸。
乗船と夜景の一部としても楽しめる、二度美味しい観光スポットです。
2. 箱館丸
次にご紹介するのは、幕末の洋式船の箱館丸です。
大きな二本のマストが伸びている姿を目の当たりにすると、帆がついていた頃はさぞかし勇壮だったのではないかと、ロマンが膨らみます。
函館市電の大町電停で降り、西ふ頭へ向かっていく途中にあります。
メインエリアからは少し外れた場所にありますが、周辺には函館独特の建築がおしゃれなカフェも点在しており、散策と合わせても楽しめますよ。
3.開陽丸
幕末繋がりでご紹介したいのが、開陽丸。
開陽丸はオランダ製の軍艦で、外国勢力に対抗すべく江戸幕府によって購入されましたが、わずか一年で座礁沈没した悲運の船なのです。
復元された開陽丸は、えさし海の駅に隣接。
えさし海の駅は、絶好のクルージングスポットなので、ヨットハーバーとしても賑わっています。
トイレやちょっとした飲食スペースもあって、船やヨットをゆっくり観るにはとても快適な場所です。
開陽丸の奥には、かもめ島と呼ばれる周囲2.6㎞ほどの陸続きの場所があります。
徳川幕府砲台跡・北前船係留跡など、約2時間で1周できるので、歴史を楽しみたい方はこちらの散策もおすすめです。
4. 咸臨丸
咸臨丸は徳川幕府が保有していた軍艦で、戊辰戦争にも参加していたことでその名を知られています。
明治4年に暴風雨に遭い、木古内のサラキ岬で沈没。
昭和59年にはサラキ岬沖で咸臨丸の碇が発見、今は木古内町の郷土資料館で見られます。
オランダ製の船であるということで、オランダの国家であるチューリップをモニュメントの近くに多数植えてありますよ。
毎年4~5月にはおよそ80種5万球のチューリップが咲き誇り、その上で連なった鯉のぼりが優雅に空を泳いでいる姿は、とてもきれいです!
おわりに
今回は、道南で観られる船を4つご紹介しました。
今回ご紹介した船は、どれも観光地や海の駅近く、国道沿いにあるので、観光や移動のついでに気軽に観られます。
道南を訪れた際は、ぜひ歴史を感じてください。
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