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絶景ハンターが行く!道南の隠れた絶景スポット「シラフラ」

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2024年4月24日
北海道には数々の自然あふれる絶景がありますが、今回ご紹介する絶景スポットは『シラフラ』は道南屈指の絶景スポットなのにまだまだ知られていない穴場なんです。

1.シラフラがある乙部町・滝瀬海岸

シラフラ

函館市内から約70km離れた乙部町と江差町を繋ぐ滝瀬海岸に、シラフラはあります。
シラフラはアイヌ語で『白い傾斜地』という意味で、その名の通り、白い絶壁が500mに渡って続いています。
シラフラ
シラフラの成り立ちは、約500万年前に起きた火山活動。噴火によって軽石が噴き出し、海底に積もってできた地層が隆起して現在のような姿になったと考えられています。悠久の時を経て生み出された白亜の絶壁は、ロマン溢れる神秘的な絶景です。
シラフラ
また、乙部町はかつてニシン漁で栄えた町。獲れたニシンを運ぶ際に断崖によって隔てられていたため、人工的に穴を掘削し、陸路を確保したんだそう。その名残がこちらの『くぐり岩』です。シラフラと同じ滝瀬海岸で見る事ができます。

2.シラフラビュースポット

シラフラ
シラフラの絶景は、海岸からの迫力ある姿と展望台から見える遠く続くパノラマの2パターンがあります。

2-1.海岸へ降りる場合は

シラフラ・くぐり岩 転回スペース

住所
北海道爾志郡乙部町滝瀬

海岸へ行くには、まず、シラフラ・くぐり岩の駐車場(Google マップ:シラフラ・くぐり岩 転回スペース)へ行きましょう。
道の行き止まりに5台ほど停められます。駐車場の脇の小道を、看板の矢印の通りに下に歩いて降りて行きます。
シラフラ
坂道は、砂利道で結構急なので気をつけて降りてくださいね。
シラフラ
下まで降ると、すぐ右手にくぐり岩が見えます。
シラフラ
くぐり岩を越えると美しい海岸が続き、波の音だけが心地よく流れ、神秘的な空間でした。
シラフラ
シラフラはそこから左側に600mほど砂浜を歩くと行くことができます。
満潮時は海岸に降りることができないこともあるため、安全に十分注意して観光を楽しんでください。

2-2. 展望台(シラフラ眺望スペース)

展望台(シラフラ眺望スペース)

住所
北海道爾志郡乙部町滝瀬292

展望台は柵で仕切られているだけで、建物等があるわけではないので、ちょっとわかりにくいかもしれません。
シラフラ
住宅地を抜けると、少しひらけたところがあり、砂利の駐車スペースもあります。
展望台は、岬の一角のようで、整備されている地面ではないので、靴は歩きやすく、汚れてもいいスニーカーなどがいいでしょう。

おわりに

白亜の絶壁、シラフラ。悠久の時を静かに刻み、今もなお侵食と風化によって変化し続けています。圧倒的なスケールの絶景は、紛れもなくパワースポット。西陽の時間になると、海岸の絶壁やくぐり岩が朱色に染まっていて、また違う雰囲気をまとっていました。
道の駅 ルート229元和台
また、シラフラから車で15分ほど離れた場所にある乙部町の道の駅『道の駅 ルート229元和台』には展望台があり、シラフラこそ見えませんが、乙部町の海岸線を眺めることができシラフラと合わせて立ち寄りたい絶景スポットです。
シラフラのある滝瀬海岸は函館から車で1時間30分と日帰りでも行ける距離ですので、このスケールの大きな絶景を見にぜひ足を運んでみてください。

シラフラ(滝瀬海岸)

住所
北海道檜山郡江差町五厘沢町130

sorano

休みがあるとふらっと旅に出かけます。必ず、一眼レフをお供に。
旅先で見た美しい色をお届けします。
日本の四季が好き。日本の色が好き。
空も海も、山も森も好き。
北海道は6年間住んでいて、大好きな第二のふるさと。
日本は42/47都道府県制覇中。
いつかギリシャのサントリーニ島に行くのが小学生からの夢。

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