函館の夏を楽しもう!函館市内&近郊の海水浴スポットと磯遊びスポット4選
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年3月6日
そのとおり、函館は三方を海に囲まれた町。函館市街地で一番細くなっている場所では、港から反対の砂浜まで1キロメートル弱の場所もあるほど海が身近な町ですが、海水浴となると事情は別。意外にも函館市内には海水浴場が少ないのです。
でもおいしい海産物がとれる海は、水もきれいなんですよ。今回は函館と近郊で海水浴や磯遊びが楽しめるスポットを4つと、注意点をご紹介します。
1.七重浜海浜公園
函館市民や北斗市民にとって海水浴場と言われて、真っ先に思い浮かぶのが七重浜海浜公園。北斗市にある海水浴場ですが、函館駅から車で20分ほどでつくので、函館市民にも人気のスポットです。
こちらは函館湾に面する立地で、波が穏やかなのが特徴。夏以外にも函館湾を見渡す景色を楽しめるスポットとして人気の場所なんですよ。
こちらの公園が海水浴場として開かれるのは、毎年7月の中ごろから8月の中ごろまで。この期間にはビーチハウスがオープンし、更衣室やシャワー、トイレを使うことができます。
特にシャワーは温水なので、真夏でも水が冷たい函館の海水浴場ではうれしい施設です。
また駐車場は120台分あり、車での移動に適した海水浴場でもあります。砂浜に入る手前にはコンクリートでできた幅広の階段があり、テーブルやパラソルを設置するのにピッタリです。
こちらではバーベキューをすることもできるので、海水浴で冷えた体をあたためながらおいしい食事を堪能できます。
<七重浜海浜公園>
住所:〒049-0111 北斗市七重浜1丁目
TEL:0138-73-3111(北斗市役所)
営業期間:7月中旬~8月中旬
営業時間:8:30~18:00
入場料:無料
駐車場:120台
http://www.city.hokuto.hokkaido.jp/institution/shisetsu/nanaehamakaihin-park/
2.函館市入舟町前浜海水浴場
少し年配の函館市民なら、函館市内の海水浴場というとこちらの函館市入舟町前浜海水浴場を思い浮かべる方が多いよう。
昔は「穴間の海水浴場」と呼ばれていたスポットで、海に向かって口を開けた穴間の洞窟を遠目に見ることができます。
こちらの海水浴場は七重浜と違い岩場。そのため透明度が高いのが魅力です。
7月下旬から8月中旬まで海水浴場として開かれています。この期間には仮設のトイレとプレハブで作られた更衣室が設置されるので、着替えなどに困ることはありません。また救護所もあり安心。
海から見える景色は、函館山の緑ばかりと市街地の近くにもかかわらず自然を満喫できます。
浜からの眺めはきらめく海水と大きな船が運航する景色。何時間見ていても飽きない風景です。また透明度の高いこちらの海水浴場では、貝や魚など磯の生き物を観察することもできます。
でも足場が悪いので、ビーチサンダルではなくウォーターシューズなど足を痛めないようなものを履くのがおすすめです。
こちらの駐車場は20台分のみ。バス停から徒歩10分ほどの位置にあるので、観光で来た方ならバスを使うと便利ですよ。
<函館市入舟町前浜海水浴場>
住所:〒040-0061 北海道函館市入舟町22先
TEL:0138-21-3475(函館市スポーツ振興課)
営業期間:7月下旬~8月中旬(平成29年度は7月27日(木)~8月20日(日)まで)
営業時間:10:00~16:00
入場料:無料
駐車場:20台
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014012300162/
3.水無海浜温泉
水無海浜温泉はその名前のとおり、全国でも珍しい海辺にある温泉です。
画像の下のほうにある石垣で区切られた部分に温泉が湧き出していて、海の中に入っているような気分で温泉に浸かることができると人気の場所。
しかし画像でもわかるように夏には海水浴場としてもにぎわうスポットです。
こちらも岩場の浜なので、水の透明度が高く磯の生物を観察するのにもってこい。また海水浴で冷えた体を温泉で温められるのもいいところです。
<水無海浜温泉>
住所:〒041-0605 北海道函館市恵山岬町
TEL:0138-86-2111(函館市椴法華支所 産業建設課)
営業時間:入浴時間は時期や曜日によって異なります。公式HPをご確認ください。
入場料:無料
駐車場:20台
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soshiki/tod-sanken/
4.銭亀エリアの海水浴適地
海水浴場ではないのですが、函館市街地から恵山方面に向かう国道278号線沿いには、海水浴や磯遊びに適した場所がたくさんあります。
こちらのように岩場と岩場の間に浅いプールのような入り江が出来ているところが多いので、小さな子供の水遊びにも最適。入り江の海水は少し暖かいので、寒くなる心配もありませんよ。
入り江の横の岩場には溝があり、干潮時でも海水が残っているところがあります。ここでならゆっくりと磯の生物を観察できますよ。このあたりにはヤドカリがたくさんいるので、子供は夢中になってしまいそうですね。
このスポットは管理地などではないので、車を止めるスペースがありません。もし行くのであれば函館バスを使うのがおすすめ。今回の画像に写っている場所はバス停「黒岩」のすぐそばですよ。
<黒岩岬>
住所:〒042-0922 北海道函館市銭亀町 黒岩岬
5.函館市内&近郊の海水浴場を使用する際の注意
函館市内と近郊の海水浴場と磯遊びスポットをご紹介しました。いってみたいスポットはありましたか?もし気になる場所があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。
でも函館市ならびに近郊での海水浴には何点か注意が必要です。
まず1つ目は何度か書いていますが、真夏でも北海道の海の水は冷たいということです。七重浜や水無海浜温泉のように海水浴のあとの体をあたためられるといいのですが、そうでない場所では水からあがったときに着るフード付きのタオルやパーカーがあると便利。
また海の家などの施設がないところが多く、近くにコンビニなどもないというスポットもあります。飲み物や食べ物は事前に用意して持っていくようにしましょう。
こちらの看板は実際に入舟町前浜海水浴場にあったものです。岩場の浜は磯遊びにピッタリだと書いてきましたが、そこに生息する貝や生き物を採取するのは密漁となります。絶対採取しないようにしましょう。
また黒岩は公園などではないので、漁師さんが仕事をしている場合もあります。そんなときには邪魔をしないように、磯遊びをするようにしましょうね。
おわりに
函館市内と近郊の海水浴場と磯遊びスポットをご紹介しました。
七重浜と黒岩は筆者が子供の頃に行ったことのあるスポットで、数十年ぶりに訪れましたが、景色や施設は変わっても美しい海の風景ときれいな海水は当時のままでした。
ぜひ皆さんも夏の函館で海水浴や磯遊びを楽しんでみてくださいね。
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