初めての函館旅行!絶対に外せない人気観光スポット7選
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2021年3月18日
函館山からの美しい夜景や西洋文化と日本文化が融合した異国情緒あふれるレトロな街並み、歴史を感じる建造物や美味しい食事など、とても一日では周り切れないほど魅力的な観光スポットが山ほどあります。
そこで今回は、函館に来たら絶対に行きたい人気観光スポットを7箇所、ご紹介します。
もくじ
1.感動的な100万ドルの夜景を楽しむ【函館山】
「世界三大夜景」に数えられる函館山からの夜景は、函館観光において絶対に外せない観光スポットです。
函館山からの夜景は感動的で、街からこぼれる光がまるで芸術作品のように煌きます。
函館山山頂からの夜景は有名ですが、昼間の眺望も素晴らしく、晴れた日には津軽海峡から津軽半島を望むことができる360度ビューが広がります。
時間があれば昼と夜、2つの函館山を体験しましょう。
「100万ドルの夜景」と言われる函館山からの夜景。
息を飲むほど美しく感動的な夜景が目の前に広がります。
昼間の函館市街を見下ろす景色も格別です。
ここから観光スポットの位置関係を把握するのも面白いですよ!
後ろを振り返ると、津軽海峡を見渡せる360度のパノラマ景色が広がります。
<函館山山頂へのアクセス>
◆函館山ロープウェイ
函館山に登るオススメの方法は函館山ロープウェイです。所要時間はおよそ3分。
山頂へ向かうまでの景色がまた絶景です。
~函館山ロープウェイ運賃~
【往復】大人1,500円、小人700円
【片道】大人1,000円、小人500円
ロープウェイ営業時間
期間:4月25日~10月15日 始発10:00・登り最終21:50・下り最終22:00
10月16日~4月24日 始発10:00・登り最終20:50・下り最終21:00
◆函館山登山バス
函館山山頂までは、JR函館駅から函館山登山道を登る路線バスを利用できます。
渋滞がなければ駅から約30分で山頂まで行くことができます。
片道400円と安価な料金設定になっているのも魅力です。夜景の見られる時間帯には登山道に通行規制が入りますが、登山バスは制限されず通過することができます。
ただしハイシーズンや時間帯によっては渋滞にはまってしまう可能性もあるため要注意です。
~函館山登山バス運賃~
【片道】大人400円、小人200円
◆タクシー
何人か集まればタクシー利用も便利です。タクシーも登山バス同様に通行規制の影響を受けないため、規制時間帯でも登ることができます。
登山バス同様、渋滞に引っ掛かってしまうと料金が嵩んでしまいますので、乗る前に運転手に確認すると良いでしょう。
◆マイカー、レンタカー
気軽に山頂へ向かうことができるため大変便利ですが、夜景の見られる時間帯は通行規制があります
(2018年は4月25日~9月30日が17時~22時、10月1日~11月12日は16時~21時まで一般車は通行できません)
※2020年の通行規制に関しては順次更新していきます。
マイカー、レンタカーで夜景を楽しみたい方へ
マイカー、レンタカーの場合は、通行規制が解除される15分前までに函館山の入口周辺で待機列に並びましょう。函館山山頂の駐車場は小さいため、通行規制解除と同時に登れなければ、山の中腹で渋滞に巻き込まれてしまい1時間以上も車に閉じ込められてしまうことがあります。途中にはトイレも無くUターンして引き返すこともできないため、事前にチェックしておきましょう。
◆函館山登山道(徒歩)
函館山には整備された緩やかな坂道の続く散策路があります。
1時間ほどで山頂まで登ることができるので、行きは登山道、帰りはロープウェイという選択もできます。
緑に囲まれた登山道は絶好のロケーションです。
なお、冬季は函館山登山道が閉鎖になりますのでご注意ください。
※2019年度 開通
2019年4月15日11:00~
2.お買い物やお土産ならココ!【ベイエリア・赤レンガ倉庫】
ベイエリアでひときわ目を引く赤レンガの建物が「金森赤レンガ倉庫」です。
赤レンガ倉庫群の「函館ヒストリープラザ」「金森洋物館」「BAYはこだて」と、周辺にある「はこだて海鮮市場本店」、「函館西波止場」さえ押さえておけば、函館や北海道のお土産がほぼすべて手に入ると言っても過言ではないほど海産物からお菓子、スイーツまであらゆるものが充実しています。
お買い物やお土産には欠かせないスポットです。
◆「函館ヒストリープラザ」
今から100年以上前に建てられた赤レンガ造りの建物の中に、ガラスミュージアムショップ「函館浪漫館」や「函館ビヤホール」、手作り箸工房「遊膳」などがあります。
奥へ進むと「昔づくり もち焼きせんべい」の香ばしい匂いに誘われ、つい出来たての煎餅をその場でいただいてしまいます。
◆「金森洋物館」
“西欧の豊かな生活文化”をテーマにしたショップが並ぶ「金森洋物館」は、アンティークショップやクリスマスショップ、アクセサリーや生活雑貨、お土産店など多彩なお店が入っています。
中でもいつも立ち寄ってしまうのが、ふわふわでとろける触感のチーズオムレットを試食提供している「ペイストリー スナッフルス」。
お土産だけではなく、その場でケーキやドリンクが楽しめる35席のティールームも併設されています。
◆「BAYはこだて」
「BAYはこだて」は、明治十五年頃に築造された運河沿いにあります。
金森倉庫の屋号をモチーフにしたモニュメントや開放的なベイサイドレストラン「みなとの森」があり、ひと休みするのにピッタリです。
広場には「幸せの鐘」があるので鳴らしてみましょう。(音が大きくてビックリしますのでほどほどに)
館内には「函館オルゴール堂」があり、素敵な音色のオルゴールがたくさん並んでいます。
旅の想い出にいかがでしょうか?
金森赤レンガ倉庫
住 所:北海道函館市豊川町14-12
営業時間:9:30~19:00(季節により変動あり)
駐 車 場:100台(金森赤レンガ倉庫大型駐車場)
1時間200円 以降30分毎に100円
※1,000円以上施設ご利用で2時間まで無料
アクセス:市電「十字街電停」下車 徒歩約2分
JR函館駅から徒歩約15分
U R L:http://www.hakodate-kanemori.com
◆「はこだて海鮮市場本店」
店内には鮮魚、珍味、昆布、お菓子、グッズなど、このお店だけで一通りのお土産が揃ってしまう豊富な品揃えが魅力です。
店内には「いけす」もあり、イートインコーナーでは、新鮮な活イカのお刺身やカニ汁、焼ホタテ、イカ飯、肉まんなどがあり、その場で調理したものをいただくことができます。
店内に併設された「海鮮食堂いかいか亭」では、店内に並べられた魚を自分で選べる他、海鮮丼や定食、一品料理まで豊富に揃っています。
またこのお店はバリアフリーとなっており、車椅子の方でも安心して利用できます。
はこだて海鮮市場本店
住 所:函館市豊川町12-12(明治館通り)
電話番号:0138-22-5656
営業時間:6:30~20:00
駐 車 場:40台 ※1,000円以上のご利用で1時間サービス
アクセス:市電「十字街」下車 徒歩7分、JR函館駅から徒歩約12分
海鮮食堂いかいか亭
住 所:函館市豊川町12-12(明治館通り)海鮮市場本店内
電話番号:0138-22-9600
営業時間:7:30~10:30、11:30~15:00、16:30~21:00(時期により変更あり)
駐 車 場:40台(海鮮市場本店駐車場共用)※1,000円以上のご利用で1時間サービス
アクセス:市電「十字街」下車 徒歩7分、JR函館駅から徒歩約12分
◆「函館西波止場」
「函館西波止場」は先ほどご紹介した「はこだて海鮮市場本店」の系列店です。
赤レンガ倉庫群の道路を挟んで海側にあります。
この周辺にあるお土産店の中では比較的通路がゆったりしていて、陳列棚なども低く設置されており開放的な空間になっています。
海産物や珍味などを多く揃え、比較的空いている場合が多いのでゆっくりお買い物をすることができます。
店内には「函館塩ラーメン専門店 えん楽」、隣には「スターバックスコーヒー」もあります。
3.新鮮な海産物を見る・買う・味わう!【函館朝市】
函館といえば新鮮な海産物ですよね!
JR函館駅から徒歩1分の立地に「函館朝市」があります。
函館朝市にはおよそ250軒の店舗が集まりいつも活気にあふれています。
地元で獲れる新鮮な魚介類の販売や試食、イカ釣り体験など大人から子どもまで楽しみながらお買い物ができます。
函館朝市
住 所:北海道函館市若松町9-15
営業時間:各店舗により異なる
アクセス:JR函館駅 徒歩1分
駐 車 場:連合会推奨店では、2,100円以上の利用で1時間無料(朝市駐車場利用時)U R L:http://www.hakodate-asaichi.com/
また、函館朝市には「函館朝市どんぶり横丁」という食事処が併設されています。
10件ほどのお店が軒を連ね、新鮮な海鮮物を心ゆくまで堪能することができます。
私のイチオシは「一花亭 たびじ」の「活イカ踊り丼」です。
生簀から取り出したばかりの活イカを手早く捌き、いくらを敷き詰めた丼にのせて提供されます。
醤油をかけると胴体と足がバタバタと動き、食べるのをためらうほどの鮮度です。
胴体と足の部分は捌いてもらえますので、本体を食べる時は店員さんに声をかけてみましょう。
函館朝市どんぶり横丁
住 所:北海道函館市若松町9-15
営業時間:各店舗により異なる
アクセス:JR函館駅 徒歩1分
駐 車 場:連合会推奨店では、2,100円以上の利用で1時間無料(朝市駐車場利用時)
U R L:http://donburiyokocho.com/
★北海道ラボの函館観光特集も見てね★
4.歴史を感じる、国の特別史跡【五稜郭】
◆五稜郭公園
「五稜郭」は星形城郭で国の特別史跡に指定されています。平成22年には五稜郭の中に箱館奉行所が復元され内部が一般公開されています。
毎年ゴールデンウィークの季節には、桜が満開となり多くの人で賑わいます。
◆五稜郭タワー
五稜郭公園を眺望する107mの高さの「五稜郭タワー」からは、星形の五稜郭の全景を見ることができます。
五稜郭タワー1Fのアトリウムでは、休憩できる広いスペースやお土産などの売店やカフェ、イベントスペースもあり、土日祝日には五稜郭タワーのイメージキャラクター「GO太くん」も登場します。
5.異国情緒あふれる街並みを散策【元町エリア】
ベイエリアのほど近く、函館山の麓に広がる坂の多いエリアが「元町エリア」です。多くの歴史的建造物が立ち並び、異国情緒漂う景観が楽しめます。
函館を代表する観光スポットです。この地域は坂道が多く、歴史的建造物がいくつも存在し、函館の名所として外せない観光スポットです。
◆ハリストス正教会
「ハリストス正教会」は、緑の屋根と漆喰の白壁が美しい国の重要文化財。
当初は5つの鐘を楽器のように鳴らしたことから「ガンガン寺」という名前で市民に親しまれています。
(ハリストスとはギリシャ語でキリストのこと)
ハリストス正教会
住 所:函館市元町3-13
開館時間:(平日)10:00~17:00 (土曜)10:00~16:00 (日曜)13:00~16:00
入館料金:拝観献金料として200円
アクセス:市電「末広町」下車 徒歩10分
◆カトリック元町教会
六角形の屋根に風見鶏が見える「カトリック元町教会」は、教会行事を行っていない時は内部を見学できる外せないスポットです。
建物内部は青い天井やステンドグラス、美しい装飾があり、中でもローマ教皇ベネディクト15世から贈られた中央祭壇や副祭壇、聖画などは必見。
建物内に入った瞬間から厳かな雰囲気に包まれる神秘的な空間です。
カトリック元町教会
住 所:函館市元町15-30
開館時間:10:00~16:00(土曜日・日曜日の午前中、礼拝時を除く)
入館料金:無料
アクセス:市電「末広町」下車 徒歩10分
◆旧函館区公会堂
元町エリアでひと際目立つ、ブルーグレーとイエローの美しい洋風建築物が「旧函館区公会堂」です。
当時の面影を今に残す旧函館区公会堂は、国の重要文化財に指定されています。
「ハイカラ衣裳館」では、旧函館区公会堂で豪華なドレスや燕尾服を身に着けて記念撮影が行えます。(2018年12月現在、保存修理工事にともなう休館中のため、営業を終了いたしました。)
旧函館区公会堂
住 所:函館市元町11-13
開館時間:(4月~10月)9:00~19:00 (11月~3月)9:00~17:00
入館料金:大人300円、学生・子供150円
アクセス:市電「末広町」下車 徒歩7分
JR函館駅から徒歩約25分
U R L:http://www.zaidan-hakodate.com/koukaido/index.html
◆八幡坂
CMのロケ地や函館の観光ポスターですっかり有名になった「八幡坂」。石畳の道が海まで一直線に続くビュースポットです。
◆二十間坂
その名の通り二十間(約36メートル)の幅がある大きな坂道。
函館では度重なる大火の経験から、真っすぐで幅の広い坂道を防火帯としているため、このような幅広の坂道が作られました。
◆大三坂
日本の道100選に選ばれている坂で石畳の道路が特徴的。坂の途中には歴史的建造物が数多く並んでいます。
6.日本初の女子修道院【トラピスチヌ修道院】
トラピスチヌ修道院は1898年(明治31年)4月にフランスから派遣された8名の修道女によって創立されました。
今もトラピスチヌ修道院では、祈りと労働を通して神と人々に奉仕し献身し続ける生活が続けられており、修道院の中に入ることは一切できません。
ここでは併設された資料館や売店を通して、修道女の日常生活を知ることができる貴重な品々やパネルが並び、厳かな雰囲気を感じることができます。
門をくぐると最初に現れる像は、フランスから贈られた「大天使聖ミカエル像」。
悪魔を追い払い正しい人々を救う大天使長のひとりです。
南フランスのルルドの洞窟に似せて作られた「ルルドの聖母」。
聖母マリアを見上げてひざまずいているのが「少女ベルナデッタ」です。ベルナデッタはマリアさまのお告げによって泉を掘り当てました。
この泉はさまざまな病気を治癒する不思議な泉で「ルルドの泉」としてよく知られるようになりました。
トラピスチヌ修道院
住 所:函館市上湯川町346
開館時間:(夏季)8:00~17:00 (冬季)8:00~16:30
休 館 日:12月30日~1月2日
入 場 料:無料
アクセス: JR函館駅から車で20分
駐 車 場:周辺に有料駐車場あり(手前の駐車場より奥の駐車場の方がオトクです!)
7. 津軽海峡を望む絶景スポット【立待岬】
函館山の南東に位置し、津軽海峡を望む断崖絶壁に「立待岬」があります。
目の前に広がる雄大な景色は絶景です。
すぐ近くの小さな広場には、与謝野寛・晶子の歌碑が建てられています。
また、ここへ来る途中に墓地を通過することになりますが、海を見下ろす高台には「石川啄木一族の墓」があります。
立待岬
住 所:函館市住吉町
アクセス:市電「谷地頭」下車 徒歩20分、(夜間通行止め)20:00~翌朝6:00
※11月中旬から3月下旬まで車両通行止め。
駐 車 場:無料
<おわりに>
函館は美味しい食事と雄大な景色、西洋文化と日本文化の織りなす歴史ある街並み、そしてただ函館市内を歩くだけでも楽しめるとても魅力的な街です。
今回は1日では少し足りないほどの観光スポットを7つご紹介しましたが、まだまだ魅力あふれる観光スポットは数多くあります。
ぜひ2日間ほど時間を確保して、じっくりと函館を満喫しましょう!
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