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函館とその周辺の秋を満喫!おすすめの紅葉スポット5選

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月6日
秋の函館は、穏やかに気温が下がり過ごしやすくなる時期。10月ともなると、市内や周辺の山々では樹木が色づき始め、紅葉の本格的な季節を迎えます。

海産物などのグルメや異国情緒あふれるスポットが人気の函館市ですが、じつは自然の風景が美しく、紅葉のスポットとしても人気があるんですよ。

そんな函館市で、ぜひ訪れてほしい紅葉の見どころを紹介します。

函館市内はもとより、郊外まで足をのばして紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

1.香雪園(こうせつえん)

香雪園・1画像提供元:千葉悟

「香雪園」という雅な名称がつけられたこの場所は、函館市の観光スポットのひとつである五稜郭公園から車で15分ほどの距離に位置している見晴公園の中にあります。

五稜郭公園は桜の名所として知られていますが、香雪園は紅葉で有名。もともとは「岩船氏」という、かつて函館市で活躍した豪商が別荘として使っていました。

香雪園の名も、この当時に「梅香る雪の園」という意味合いでつけられたのだとか。

香雪園・2

紅葉が見頃を迎える10月下旬から11月上旬にかけて、「はこだてMOMI-Gフェスタ」というライトアップイベントが行われます。これは2009年から行われているイベントで、夜の香雪園がほのかな明かりで照らし出されます。

幻想的な光に包まれた紅葉が闇の中に浮かび上がってくる姿には、一見の価値がありますよ。

<香雪園>
住所:〒042-0956 北海道函館市見晴町56(見晴公園内)
TEL:0138-57-7210(管理事務所)
公式ホームページ:http://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/p_miharashi.html

2.元町公園周辺

公会堂画像提供元:千葉悟

函館市の元町公園周辺は、明治の終わりから昭和初期にかけて建てられた和洋折衷の建物が立ち並び、独特の雰囲気を醸し出している地域です。

異国情緒あふれる街並みは多くの観光客をひきつけてやまない魅力にあふれています。そんな元町公園周辺を散策しながら、紅葉を満喫してみてはいかがでしょうか。

カトリック教会紅葉画像提供元:千葉悟

例えばカトリック元町教会と紅葉。ゴシック様式の教会は、函館ハリストス正教会や函館ヨハネ教会と並んで元町を彩る景色の一つです。

紅葉というと公園だったり山だったりと自然スポットに目が向かいがちですが、街中でも十分に楽しむことができるんですよ。

元町公園紅葉画像提供元:千葉悟

つづいては、カトリック元町教会から元町公園へ足をのばしてみましょう。

函館の西部地区は時間がゆっくりと流れているかのようなエリアで、各スポットも歩いて十分に回れる距離にあります。カトリック元町教会から元町公園までも歩いて5分ほどで到着します。

公園の中にはエメラルドグリーンが素敵な洋風の建物があります。

現在は観光案内所として使われている「旧北海道庁函館支庁庁舎」。紅葉とのカラーのコントラストがおしゃれですね。

公会堂雪と紅葉画像提供元:千葉悟

旧北海道庁函館支庁庁舎から南に目を向けると高台になっており、そこには旧函館地区公会堂が建っています。

1910年に完成した西洋式の建物で、当時の価格で5万8千円もしたのだとか。このとき5万円を融資したのが初代相馬哲平です。

彼の私邸と会社は現在も公会堂近くに残っているので、紅葉を楽しんだ後は、訪れてみてくださいね。

<元町公園>
住所:〒040-0054 北海道函館市元町12
TEL:0138-27-3333(函館市元町観光案内所)

3.笹流ダム(ささながれダム)

笹流ダム・1画像提供元:千葉悟

笹流ダムは旧函館地区公会堂から車で30分ほどの距離にあるダム。1984年に改修されましたが、もとは1923年に完成した日本初のバットレスダムです。

バットレスダムは当時まだ高価だったセメントを少なくして建設できる方法としてももてはやされましたが、セメントの価格が下がっていくにしたがって作られなくなり、現在では6基を残すのみとなっています。

笹流ダム・2画像提供元:千葉悟

その希少さが評価され、土木遺産として認定されている笹流ダム。前庭は公園になっているので、豊かな自然も感じられるスポットです。

自然の中に溶け込んだ人工物のダムと、自然そのものの紅葉のコラボレーションが何ともいいがたい哀愁を漂わせているようには感じませんか?ダムマニアでなくとも訪れてみてほしいスポットですね。

<笹流ダム>
住所:〒041-0804 北海道函館市赤川町313
TEL:0138-46-3282(函館市企業局上下水道部浄水課)
開放時間:9:00~17:00(4月第3土曜日 ~ 9月30日)
8:30~16:30( 10月 1日 ~ 11月23日)
閉鎖期間:11月24日~4月中旬(冬期閉鎖)

4.恵山(えさん)

恵山

恵山は、以前の恵山町に位置しており、2004年に函館市とその周辺自治体で行われた平成の大合併で函館市に組み込まれました。函館空港から車で約1時間の距離にある山で、活火山です。

つつじが有名なスポットで、毎年5月下旬から6月上旬にかけてつつじ祭りが行われます。

そんな恵山ですが、秋には紅葉し訪れるものの目を楽しませてくれます。麓では「はこだて恋いちご」と名付けられたいちごがハウス栽培されていて、いちごを食べながらの紅葉もいいですね。

<恵山>
住所:〒041-0523 北海道函館市柏野町
TEL:0138-85-2336(函館市役所恵山支所産業建設課)

5.大沼公園

大沼公園・1画像提供元:千葉悟

最後のおすすめ紅葉スポットは大沼公園です。大沼公園は函館市の隣町、七飯町にある観光スポットで、テノール歌手の秋川雅史氏が歌って有名になった新井満氏作詞の「千の風になって」が誕生した町でもあるんです。

新井満氏は七飯町に別荘を所持しており、この地で作詞を行ったのだとか。大沼公園は四季折々の自然が豊かな土地。名曲が生まれるにふさわしい土地なのかもしれませんね。

大沼公園・2

もちろん、紅葉も忘れてはいけません。

大沼公園とその向こうに広がる駒ヶ岳の雄大な景色は、一面色づいた紅葉を眺めるにはもってこいの場所。公園には大沼という湖があるので、遊覧船に乗りながら紅葉を満喫し、千の風を感じてみてはいかがでしょうか。

また酪農が盛んな土地で、ミルクロードと呼ばれるスポットもおすすめ。ソフトクリームを食べながらゆっくりと散策してみるのもおすすめです。

<大沼公園>
住所:〒041-1354 北海道亀田郡七飯町大沼町1023-1
TEL:0138-67-3020(一般社団法人七飯大沼国際観光コンベンション協会)
公式サイト:http://onumakouen.com/

おわりに

以上、函館市内とその近郊でおすすめの紅葉スポットを紹介しました。

函館市は観光の中心となる市内でも紅葉が楽しめる街です。涼しい季節に秋ならではのグルメを堪能しながら、穏やかな時間を紅葉とともに過ごせます。

もちろん、散策に疲れたら市内のあちこちにある温泉で疲れた身体を癒してみてください。

これで秋の函館観光は完璧!というくらいの満足感に浸れること間違いなしですよ。

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