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ゴールデンウィークは函館で花見♪函館市内の桜の名所4選!

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月6日
北海道の雪深く寒さが厳しい冬が終わりを告げるころ、本州で桜の見頃が過ぎると北海道には桜前線が上陸し、北海道民が待ちに待った桜の季節がやってきます!

北海道内でも桜の開花が比較的早い道南エリアでは例年4月末から開花が始まり、ゴールデンウィークに満開を迎えるのです。

そこで今回は、函館市内で桜を楽しめる4つのおすすめスポットをご紹介します。ゴールデンウィークは函館の観光名所と一緒に、お花見も楽しんじゃいましょう!

1.五稜郭公園

五稜郭公園桜
かつて蝦夷地の政治の中心だった五稜郭公園は、函館市内でも人気の観光名所であるとともに市民の憩いの場になっていますが、同時に桜の名所としての顔も持っております。

公園内にはソメイヨシノをはじめ約1600本の桜が植栽されていて、開花すると星型の五稜郭公園がピンク色に染まります。公園隣の五稜郭タワーに登ると、その姿をはっきりと見ることができますよ。

ちなみに函館地方気象台が桜の開花宣言の基準にしている標本木は、五稜郭公園の中にありますよ。

五稜郭公園夜桜

五稜郭公園では花見のできる時期になると約450個の提灯が下げられ、夜桜を楽しむことができます。

園内は桜がライトアップがされている期間に限り火気の使用が可能になります。これは北海道ではお花見の時にジンギスカンやバーベキューをする習慣があるからなんですよ。

花見期間に五稜郭公園や後述の函館公園を訪れると、北海道流の花見を間近で見ることができるので、そちらも必見です!

箱館奉行所前

五稜郭公園は桜だけでなく美しい梅の花を見ることもできます。箱館奉行所を写した古い写真に梅の木があったことから、当時の景観を再現するために奉行所の復元と共に植栽されたのです。五稜郭公園を訪れたなら、奉行所に立ち寄ることをお忘れなく!

<五稜郭公園>

  • 住所:函館市五稜郭町44番地
  • 電話番号:0138-21-3431(函館市役所 土木部施設管理課)
  • 花見電飾期間:4月24日(日)~5月10日(火)
  • 花見電飾時間:平日19:00~21:00、土日祝日19:00~22:00
  • URL:http://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/p_goryokaku.html

2.函館公園

函館公園桜画像提供者:ichi

函館山の麓にある函館公園は、1879年に開園した古い歴史を持つ公園です。

春になると約400本の桜が楽しめる桜の名所として、古くから市民に親しまれています。

観光客よりも地元の人々が多く訪れる公園ですが、広い園内には市立博物館や北海道の有形文化財になっている建物、数多くの記念碑など見どころがたくさんあるんです!

花見期間中は付近のグラウンドが臨時駐車場として開放されるので、車でも訪れやすいのが嬉しいですね。

函館公園露店画像提供者:ichi

花見期間になると電飾が施され、約400個の提灯が桜を照らします。ライトアップが実施されている期間には30店以上の露店が軒を連ねるので、お祭り気分で花見を楽しむことができますよ♪

もちろん函館公園も五稜郭公園と同じく桜の開花時期に限り火気の使用が認められているので、家族や友達とジンギスカンやバーベキューを楽しむのもおすすめです!

函館公園夜桜画像提供者:ichi

函館公園には、水遊びが楽しめる噴水やポニーやシカ、ヤギなどの動物が見られる道内初の動物飼育施設、日本最古の観覧車をはじめとしたレトロな遊具が揃う「こどものくに」などもあります。

市民には子供の遊び場としても親しまれているので、子供連れで観光に訪れたらぜひ立ち寄りたい公園になっています。

函館山を訪れるときには、函館公園にも立ち寄ってお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?

<函館公園>

  • 住所:函館市青柳町17番地
  • 電話番号:0138-21-3431(函館市役所 土木部施設管理課)
  • 花見電飾期間:4月24日(日)~5月10日(火)
  • 花見電飾時間:平日19:00~21:00、土日祝日19:00~22:00
  • URL:http://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/p_hakodate.html

3.桜が丘通

桜が丘通1

函館市内の閑静な住宅街に、約800メートルの桜並木があります。

桜が丘通という通称で親しまれているこの通り。道の両側には約100本の桜の木が植栽されていて、桜が満開になると住宅街の中にピンク色のトンネルが姿を現します!
桜が丘通2画像提供者:ichi

この桜並木は昭和初期に周辺に住む人々が植栽したもので、一時は桜が枯れてしまい並木の存続が危ぶまれた時期もありました。しかし桜並木を復活させようと近隣の人々が自主的に桜を購入して再生に取り組んだことで、以前よりも美しい現在の姿になったといわれています。

桜が丘通3

普段は生活道路として利用されている通りですが、桜の開花している時期になると美しい桜のトンネルを一目見ようと大勢の人が訪れます。

住宅街にある桜の名所ですので、訪れる場合は桜並木を守る近隣の方の迷惑にならないように、マナーを守ってお花見を楽しみたいですね。

<桜が丘通(市道柏木16号線)>

  • 住所:函館市松陰町27番地
  • 電話番号:0138-21-3327(函館市役所 観光部観光企画課)

4.石崎地主海神社(いしざきじぬしかいじんじゃ)

石崎地主海神社1

函館の隠れた桜の名所が、函館空港から車で約30分の場所にあります。それが山の上に建つ、石崎地主海神社です。

これまでご紹介したスポットはおもにソメイヨシノが植えられていますが、石崎地主海神社で楽しめる桜は関山(かんざん)という品種のヤエザクラで、ソメイヨシノよりも花びらの色が濃く遅咲きなのが特徴です。

石崎地主海神社2

ソメイヨシノの見頃を過ぎたころからお花見を楽しめる、遅咲きの桜の名所として人気の花見スポットで、5月中旬から下旬まで桜を見ることができますよ。

境内からは函館山や津軽海峡なども一望できるので、この時期に函館を訪れたならぜひ立ち寄り、遅咲きの桜と一緒に絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?

石崎地主海神社3

この桜は社殿を改築した1968年に「さくらの名所100選」にも選ばれている松前公園がある街・松前町から寄贈されたものなんですよ。

神社の参道から境内に掛けて植栽された約170本のヤエザクラが作る桜のトンネルは、ソメイヨシノとはまた違った美しさがありますね。

<石崎地主海神社>

おわりに

いかがでしたか?

他の地域に比べて桜の開花が遅い北海道ですが、函館では4月末から5月末までの長い期間お花見を楽しめます!

ゴールデンウィークに北海道旅行を検討中の方は、今回ご紹介したスポットを訪れて函館の観光名所とともにお花見も楽しんでみませんか?

春といえどゴールデンウィークの函館は日中でもまだまだ寒い日が多いので、しっかりと防寒対策をして函館の桜を満喫しましょう!

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