函館で体験!美しいガラス工芸づくり【体験レポ】
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年3月6日
もちろんそんな景色を眺めながら、ゆっくりと散策を楽しむのもおすすめですが、旅の思い出となるお土産作りはいかがでしょうか。
函館湾を望む基坂の中腹に位置している「元町ガラス工房」は、ガラス製品の作成ができるショップ。お店を訪れて実際に製品づくりを体験してみたので、その様子を紹介します。
1.元町ガラス工房へ
「元町ガラス工房」は基坂を元町公園から下がって、横断歩道を渡った先に位置しています。向かい側には元町観光駐車場があり、末広町電停からも近いので、訪れやすい場所にあるといえるでしょう。付近にはお土産やさんやカフェもありますよ。
建物も明治時代に建てられた、2階が洋風で1階が和風という和洋折衷の作りをしているので、行くとすぐにわかります。グリーンの屋根と焦げ茶色の壁が目印です。では店のなかに入ってみましょう。
お店の中には、ガラス製品がびっしり並んでいます。
かつて函館市近郊の七飯町大沼にはガラス工房がありましたが、そこでガラス技術を学んだオーナーが経営しているのだとか。色とりどりのガラスはどれも美しく、エキゾチックな函館の風景のようです。
ガラス製品の製作体験だけでなく、販売も行っているので、気に入ったものがあったら買い求めてみてもいいですね。
窓にはステンドグラスも飾られています。元町ガラス工房の地階は「生田ステンドグラス」になっており、こちらではステンドグラスの体験ができるんです。ステンドグラスにも興味がある方は、こちらもぜひ。
2.ガラス工芸を体験
ガラス作り体験は、予約も受け付けているので、予約をしてから訪れることをおすすめします。
体験メニューの内容が決まらなくても大丈夫。行ったその場で選ぶことができますよ。見本となる完成品も展示されているので、出来上がりのイメージもしやすいといえるでしょう。
コースはAからDまでの4コースがあり、一番手軽なのは箸置きを作るDコース。今回はイヤリングを作るBコースを選んでみました。
コースについてはこちらをご参照ください。http://motomachi.art.coocan.jp/
イヤリング作りは、パーツを決めるところから始まります。パーツを7個選んで並べ、それがイヤリングのベースとなります。
ケースの中に入っているのがパーツなんですよ。カラーも模様も種類がたくさんあるので、どれを選ぼうか迷ってしまいますね。
同じ模様とカラーを7個選んでもいいですし、カラフルなものを作ってみてもすてきですよ。
パーツはとっても細かくて小さいので、ピンセットでケースから取り出します。並べるのにもピンセットを使います。
細かい作業なので、パーツは取り扱い注意!これがけっこう集中できるので、ついつい時間を忘れてしまいます。
可愛いパーツたちの中から選んだのは、ブルー系のパーツ。爽やかなブルーは夏らしくてすてきだと思いませんか?
パーツの中心には白い鳥の模様が入っていて、とってもキュートなんですよ。この鳥模様には上下があるので、頭が上にくるようにして並べます。
3.完成!
出来上がったら、パーツを透明ガラス板の上にのせます。これで完成です。完成したものは過熱してガラスを溶かし、イヤリングにします。
加熱する温度は900度にもなるそう。加熱の作業はお店の方がしてくれるので、あとは出来上がりを待つだけです。
だいたいのイメージが出来上がっていても、どんな風になるのかちょっとドキドキワクワク。加熱した後も冷却作業があるので、出来上がりは翌日になります。
4.完成品は…
完成品はお店まで取りに行ってもいいですし、郵送も受け付けてくれるので、スケジュールに合った受け取り方ができますね。
今回は翌日お店まで受け取りに行きました。ガラスの花が添えられていましたよ。それでは、開けてみましょう。
出来上がりがこちら。夏らしい爽やかなイヤリングが出来上がったと思いませんか?たぷっとした丸いフォルムもとってもかわいいんですよ。
すぐにつけてみたら、大きさもちょうどいい感じでした。自分で作ったガラス製品なので、思い入れもひとしおです。
ガラス製品というとコップがすぐに浮かびますが、イヤリングもおすすめです。
おわりに
「元町ガラス工房」でのガラス製品作成体験についてお届けしました。時間も30分ほどとそれほどかからなかったので、観光の合間に体験しやすいのではないでしょうか。
場所も西部地区の中にあり、お店からベイエリアまでも歩いていける距離にあるんです。函館の思い出とともにいかがでしょうか。
<元町ガラス工房>
住所:〒040-0052 北海道函館市大町1-33
TEL:0138-27-8836
営業時間:9:00~17:00(体験は16:00まで)
定休日:第3木曜日(予約状況によっては営業)
体験料:体験コースによって異なる
公式ホームページ:http://motomachi.art.coocan.jp/
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