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買い物もグルメも景観も!金森赤レンガ倉庫を楽しもう

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月11日
函館山のすそ野に広がる元町・ベイエリアは、函館のなかでも特に人気の観光エリア。函館山から見る夜景はもちろん、教会や洋館、古民家に函館港などレトロで異国情緒あふれる景観に地元を代表するグルメなどを楽しめます。

そんな元町・ベイエリアでぜひ訪れたいのが、函館港にある金森赤レンガ倉庫。明治20年に貿易用の営業倉庫として建てられた倉庫群で、平成21年には重要文化財にも指定されています。

かつての貿易倉庫も、現在ではショッピングモールに姿を変え、人気の観光施設となりました。そこで今回は、金森赤レンガ倉庫の概要とおすすめショップをご紹介します。

1.金森赤レンガ倉庫の歴史

金森赤レンガ倉庫②

函館駅からベイエリア方面へ歩くこと約15分、函館港をバックに立ち並ぶ三角屋根の倉庫群が「金森赤レンガ倉庫」です。

金森赤レンガ倉庫の起源は、明治2年、大分出身の実業家、初代・渡邉熊四郎が明治時代に開業した「金森洋物店」に遡ります。倉庫に描かれている曲尺に森の屋号は、金森洋物店開業時のもの。

その後、自身の事業に倉庫が必要と考えた熊四郎が、函館港の不要な倉庫を買い取り、明治20年に「金森赤煉瓦倉庫」として貿易用の営業倉庫業を始めました。

明治40年の函館大火では、6棟の倉庫が消失してしまいますが、明治42年に再建。

金森赤レンガ倉庫③

その後も函館市の倉庫業の中心的役割を担っていましたが、昭和後期には、輸送形態が船から飛行機へ移行してきたことや、北洋漁業縮小などの諸事情によって倉庫業は衰退。

その一方で赤煉瓦倉庫の重厚で趣のある佇まいが建造物として注目されるようになり、テレビやCMで取り上げられたことから観光客にも知名度が高まってきました。

そんな時代背景を受けて、昭和63年には、「金森赤レンガ倉庫」として再スタート。展示ホールやレストラン、ショッピングセンターなどが並ぶ観光施設として生まれ変わりました。

2.BAYはこだて

BAYはこだて①

函館駅から金森赤レンガ倉庫へ向かい、最初に見えてくるのが、「BAYはこだて」。明治15年に築造された函館唯一の運河を囲むように、レストランやショップ、チャペルなどの施設が立ち並んでいます。

BAYはこだて②

運河の前の広場には、金森の屋号をモチーフにした幸せの鐘が。撮影スポットとしてもおすすめの場所なので、鐘を鳴らした後は、運河と倉庫をバックに記念撮影をしてみてはいかがでしょう?

<BAYはこだて>
住所:北海道函館市豊川町11番5号
TEL:0138-27-5530(代表)
営業時間:9:30~19:00(季節によって変動あり)

函館オルゴール堂

函館オルゴール堂
運河にかかる桟橋を渡った先にある「函館オルゴール堂」。ガラス製のオルゴールや宝石箱のオルゴールなどバラエティ豊かなオルゴールが並びます。

なかには函館名物のイカをモチーフにしたユニークなオルゴールも。体験コーナーでは、自分だけのオリジナルオルゴールを作ることもできますよ。

<函館オルゴール堂>
TEL:0138-21-1055
営業時間:9:30~19:00
URL:http://www.otaru-orgel.co.jp/j_hakodate.html

3.金森洋物館

金森洋物館
初代・渡邉熊四郎が開いた金森洋物店の異国情緒溢れるレトロな雰囲気を再現した「金森洋物館」。初代が憧れた“西欧の豊かな生活文化”をテーマにした個性的なショップが並びます。

<金森洋物館>
住所:北海道函館市末広町13-9
TEL:0138‐23-0350(代表)
営業時間:9:30~19:00(季節によって変動あり)

カネモリブリックラボ

カネモリブリックラボ
レゴブロックをはじめとするブロック玩具で自由に遊べる「カネモリブリックラボ」。

ブロックで自由に作品を作ったり、巨大なブロック壁で遊んだりと、子供はもちろん大人も時間を忘れて夢中になってしまいそう。

店内には、全国のビルダーさんが作った作品も展示されていて、達人の技を間近で見ることができますよ。

<カネモリブリックラボ>
TEL:0138-27-5530
営業時間:10:00~18:00
休業日:火・水
URL:https://ameblo.jp/bricklabo/

ペイストリー・スナッフルス

スナッフルズ

函館のお土産として人気のチーズオムレットをはじめ、北海道産の素材にこだわったスイーツを数多く輩出している「ペイストリー・スナッフルス」。

併設のカフェでは、ケーキやパフェなどのスイーツのほか、サンドイッチなどの軽食も楽しめます。

また、スタンドスタイルのケーキキャッチバーでは、人気のチーズオムレットとコーヒーを200円で提供しています。

<ペイストリー・スナッフルス>
TEL:0138-27−1240
営業時間:9:30~19:00
URL:http://www.snaffles.jp/

4.函館ヒストリープラザ

函館ヒストリープラザ

赤レンガ倉庫の真ん中、西波止場の向かいにあるのが、「函館ヒストリープラザ」です。館内は、梁や天井が倉庫営業当時のまま残り、最も歴史を感じる空間になっています。

<函館ヒストリープラザ>
住所:北海道函館市末広町14-12
TEL:0138-27-5530(代表)
営業時間:9:30~19:00(季節によって変動あり)

函館ビヤホール

函館ビヤホール

金森赤レンガ倉庫を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいのが、函館ヒストリープラザにある「函館ビヤホール」。

明治時代の工場の様なレトロな空間で頂けるのは、工場直送の美味しいビールやバラエティ豊かなメニューの数々。

ジンギスカンやちゃんちゃん焼などの北海道のご当地メニューはもちろん、カウンターで職人が握るお寿司も堪能できますよ。

<函館ビヤホール>
TEL:0138-27-1010
営業時間:平日11:30〜22:00、日祝11:00〜22:00
URL:http://hkumaiyo.com/
<金森赤レンガ倉庫>
URL:http://www.hakodate-kanemori.com/

おわりに

ということで今回は、函館を代表する観光スポット、金森赤レンガ倉庫をご紹介しました。

たくさんのショップやレストランが並び、元町・ベイエリア観光の拠点としても便利な金森レンガ倉庫。函館港を望む抜群の景観と異国情緒あふれる雰囲気も魅力的です。

カップルで、お友達同士で、ファミリーで、ぜひ金森赤レンガ倉庫を訪れてみてくださいね。

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