本場で食べたい!函館塩ラーメンおすすめ店6選!!
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年3月11日
函館で塩ラーメンが一般的な理由としては、かつて中国の江南地方出身の華僑が函館に多く訪れており、彼らが飲食店を開いて提供していたメニューが、江南地方でよく食べられていた塩スープの麺料理だったためと考えられています。
また函館市は、1884年(明治17年)に「養和軒」というお店が「南京そば」というメニューを提供していたのだそう。
この「南京そば」がラーメンをさしているといわれています。
そんな塩ラーメンゆかりの地、函館でおすすめのラーメン店を紹介します。
1.函館麺厨房 あじさい
観光客で賑わいをみせる「あじさい」。本店は五稜郭地域の観光スポット「五稜郭タワー」から歩いて1分の距離にあります。
ほかにも市内に3店舗、市外にも2店舗を展開しています。
今回紹介するのは、函館観光の人気スポットである赤レンガ倉庫があるベイエリアの「紅」店。
函館ベイ美食倶楽部の中にあります。
入口に入ってすぐにあるのが券売機。事前に券売機で券を購入してからの入店です。
ガラスの扉を開くと、中にはカウンターとテーブル席が。
カウンターといっても調理エリアとは離れているので、ゆっくりとラーメンを味わうことができます。
店内は天井が高く、画像のみの大型テレビが目を引きます。
テーブル席はイスとソファになっているので、ゆったりと座ることができますよ。BGMが流れ、店内はおしゃれな雰囲気に。
塩ラーメンは、ストレート麺にクリアなスープ。
トッピングはチャーシューとメンマ、麩に玉子が入ったシンプルなもの。刻みネギもまぶされています。
味わいはあっさりとしており、脂っこいラーメンが苦手な人にはおすすめですね。さっぱりとしたラーメンが食べられます。
塩ラーメンのほかにも味噌ラーメンや醤油ラーメンもあり、ボリュームがほしい人には背脂ラーメンがおすすめ。
ハーフサイズのラーメンもありますよ。
住所:北海道函館市豊川町12-7
電話番号:0138-26-1122
営業時間:11:00~16:00(ランチ)17:00~23:00(ディナー)
定休日:第3木曜日
URL:http://www.ajisai.tv/index.php
2.函館 中華料理星龍軒【閉店】
函館駅から歩いて5分ほどの距離にある星龍軒は、創業して50年以上の歴史を誇るラーメン店です。
地元民に愛されているラーメン店ですが、ミシュランガイドに掲載されたことから観光客にも広く知られるようになりました。
現在では行列覚悟のお店になっています。朝市からも近いので、買い物の後に立ち寄ってみては。
星龍軒の塩ラーメンは、函館塩ラーメンならではのシンプルなスタイルのラーメンです。
これぞ塩ラーメンというようなクリアなスープに心惹かれますね。
麺は細身のストレート麺なので、つるつるといくらでも入りそうな予感。
スープは豚骨をベースにしており、あっさりしていながらも味わいのあるこくがたまりません。
チャーシューとメンマ、三つ葉というトッピングも昔ながらといったところでしょうか。
飽きがこないので、毎日でも食べられるラーメンです。
※2018年4月末で閉店されました。
3.まいど
まいどは湯の川地区にあるラーメン店で、周囲には温泉旅館が立ち並んでいます。
市民からちんちん電車の愛称で呼ばれる路面電車の「湯の川温泉前」停留所から歩いて1分の距離に位置しています。
近くには函館湯の川温泉旅館協同組合が運営している無料の足湯もあるんですよ。
足湯ですっきりとした後にはまいどでラーメンを食べてもいいですね。
ガラス張りの入り口と、カフェ風のロゴが印象的なおしゃれなお店です。
店内はカウンター席のみで、カウンターの向こうにはキッチンがあります。
麺は縮れ麺で、函館塩ラーメンとしては珍しいタイプですね。
スープは鶏と豚をベースに10時間は煮込んで作られるのだそうです。
味わいはあっさり。一口すすると、昔ながらの塩ラーメンといった懐かしい味がします。
じつはこのまいど、夫婦で切り盛りしているお店なのですが、奥さんはかつてカフェで働いていたのだそう。
ということでラーメン店なのにパフェが食べられるんですよ。
暖かいラーメンを味わった後は、パフェでクールダウンを図ってみてはいかがでしょうか。
住所:北海道函館市湯川町1-26-34
電話番号:0138-85-8870
営業時間:11:30~15:00(ランチ)17:00~スープがなくなるまで(ディナー)
定休日:火曜日
URL:https://ja-jp.facebook.com/maido1101/
4.滋養軒
函館駅周辺の大門地区にある滋養軒。
高砂通りを1本中に入った路地に店を構えています。とはいっても函館駅から7~8分もあれば着く距離にあります。
創業は戦後間もない1957年(昭和22年)。古い歴史を誇ります。
大門地区が賑わいをみせたころからのラーメン店といっていいでしょう。
店構えは歴史を感じさせるレトロな造りで、昔ながらのラーメンといった風情に期待が高まりますね。
滋養軒のラーメンの特徴は何といってもそのお値段。
塩ラーメンがワンコイン500円で食べられるんです。
函館の塩ラーメンはシンプルさと同時に安さが魅力のラーメンなのですが、その伝統が平成の現在でも守られているんですね。
もちろん滋養軒で一番人気のラーメンです。
もちろん安いからといって、安かろう悪かろうではないのが、滋養軒の素晴らしいところといえるでしょう。
麺はこだわりの自家製麺で、スープも鶏ガラや豚骨などをじっくりと煮出したもの。
それでいて透明感あふれるスープは味わい深く、長く続いてきた理由が実感できますよ。
住所:函館市松風町7-12
電話番号:0138-22-2433
営業時間:11:30~14:00(ランチ)17:00~20:00(ディナー)
定休日:火曜日
5.函館ラーメン鳳蘭
鳳蘭も、大門地区にあるラーメン店です。
イベントが行われるグリーンベルト沿いにあるラーメン店で、函館駅からまっすぐ歩いてくることができますし、湯の川地区からも市電にゆられて乗り換えなしで行くことができます。
こちらも創業は1950年(昭和25年)。戦後まもなく生まれたラーメン店ですね。
クリアなスープの塩ラーメンが多い中、少し濁りのあるスープは、これこそが函館塩ラーメンの本来のスープという人も。麺は中細のストレート麺で、鶏ガラと豚骨をベースにしたスープとの相性には素晴らしいものがあります。
チャーシューとメンマ、ネギのトッピングも函館塩ラーメンの歴史の古さを感じさせてくれます。
チャーシューがけっこう大きめなのは、ちょっと嬉しいポイントですね。
住所:函館市松風町5-13
電話番号:0138-22-8086
営業時間:11:00~21:30
定休日:火曜日・不定休
6.函館麵や 一文字
最後は湯の川地区にお店を構える麵や一文字です。
松倉川のほとりにあるラーメン店で、漁火通りに面しています。
近くは湯の川温泉街になっているので、温泉に浸かった後や、夜遅くまで営業しているので夜食としても楽しみたいラーメン店です。
函館の塩ラーメンとは一線を画すという、並々ならぬこだわりが感じられるラーメン店。
スープは鶏と昆布をベースにしており、昆布は地元南茅部産のものを使っています。
クリアなスープに合わせる麺は道産の小麦を使った縮れ麺で、これがスープとよく絡むのだそう。
食材ひとつをとっても意気込みが伝わってくるようです。トッピングにのりを使っているのが印象的ですね。
メニューはラーメン以外にご飯ものも充実しており、ミニチャー丼や卵かけごはんなどはラーメンと一緒にオーダーしたいですね。
まとめ
以上、函館で味わう絶品の塩ラーメンのお店紹介しました。
観光客にも大人気のメジャーなお店から地元で愛される名店まで7店舗。
函館を訪れたらぜひ、立ち寄ってみてくださいね!
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