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奥尻島の絶景巡り!おすすめ観光スポットとアクセスガイド

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2025年6月20日
北海道南西部、日本海に浮かぶ自然豊かな離島「奥尻島(おくしりとう)」。透明度抜群の“オクシリブルー”の海に囲まれたこの島は、手つかずの自然とゆったりとした島時間が流れる穏やかな雰囲気が魅力的です。

観光客の数はまだ多くない分、混雑を気にせずに絶景を独占できるのも魅力のひとつ。
今回は、島内のおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。アクセス方法や島内移動のコツも解説するので、初めての方も安心して旅の計画が立てられますよ。

奥尻島の必見おすすめ観光スポット

①鷹の巣西

奥尻島 観光
奥尻島の海は「オクシリブルー」と呼ばれ、その美しさは一見の価値があります。
特に島の南西部「鷹の巣西」は、海と空が溶け合うような絶景が楽しめるおすすめスポットです。

険しい岩に囲まれたこの場所では、海はまさにエメラルドグリーン。波打ち際まで透けて見えるほど透明度が高く、晴れた日にはまるで南国リゾートのような景色に出会えます。周辺ではSUPやカヤックツアーのポイントとしても人気で、アクティビティを楽しむには最適です。

② 鍋釣岩(なべつるいわ)

奥尻島 観光
奥尻島のシンボルともいえる奇岩、「鍋釣岩」は、自然の力が生み出したダイナミックな景観。青苗(あおなえ)地区の海沿いにそびえるその姿は、高さ約20メートル、中央にぽっかりと空いた穴が特徴で、まるで鍋の取っ手のように見えることからこの名がつきました。

展望台も整備されており、夕暮れ時には、岩の穴から夕日がちょうど覗く瞬間も。時を忘れて見とれてしまう美しさです。さらに、夕暮れ後にはライトアップが実施されており、真イカ漁の時期(6月から12月)には、運が良ければ夏の夜に漁船が点灯する「漁火」を背景に、幻想的な風景が広がります。

③ 球島山(たましまやま)

奥尻島 観光
奥尻島で「島の全景を一望したい」と思ったら、迷わず向かいたいのがこの球島山。標高約285メートルとそこまで高くはありませんが、展望台からは日本海と奥尻ブルーの海がパノラマで広がり、天気が良い日には北海道本島までも見渡せます。

登山道は整備されており、山頂までは片道およそ40分。春から夏にかけては山野草も見られ、地元の人たちにも愛されるハイキングコースになっています。

④ 宮津弁天宮(みやつべんてんぐう)

奥尻島 観光
奥尻島の南部、静かな入り江にたたずむ「宮津弁天宮」は、海の守り神として古くから地元の漁師たちに信仰されてきた神社です。鳥居の奥にある社殿は、苔むした石段の上にひっそりと佇み、訪れる人にどこか神秘的な空気を感じさせてくれます。

海を背にするロケーションからは、朝日や夕陽が美しく、写真好きにも人気。島の観光に少し“静けさ”を取り入れたい方にぴったりの場所です。

⑤ 賽の河原公園(さいのかわらこうえん)

奥尻島 観光
奥尻島の最北端に位置する「賽の河原公園」は、荒々しい岩礁と静寂に包まれた神聖な空間。もともとは亡くなった子どもの霊を慰めるための場所とされ、地元の人々にとっても特別な信仰の対象です。

風に削られた岩々が広がる一帯には、無数の小石が積まれていて、その光景はどこか幻想的。目の前に広がる日本海の大パノラマと合わせて、“静かな祈りの場所”として訪れる価値があります。

⑥ 北追岬公園(きたおいみさきこうえん)

奥尻島 観光
奥尻島の西海岸に広がる「北追岬公園」は、夕日を眺めるなら絶対に外せない名所です。眼前に広がる日本海にゆっくりと沈んでいく夕陽は、まさに“心に焼きつく”絶景。晴れた日には、水平線に溶けるように沈むオレンジ色の太陽と、それを映す海面が黄金色に輝きます。

園内にはモニュメントやベンチも点在しており、静かに景色を楽しむにはぴったりの場所。奥尻観光のラストを飾るスポットとして、旅の余韻を感じられるロマンチックな時間が過ごせます。

⑦うにまるモニュメント

奥尻島 観光
奥尻島の名産キタムラサキウニをモチーフにしたモニュメントで、夜になると120本のトゲがライトアップされます。奥尻港から車で5分ほどの場所にあるうにまる公園の海辺にあり、うにまるキャンプ場~NONA BASE~が隣接。

奥尻島へのアクセス【所要時間と注意点】

奥尻島 観光
奥尻島へは「フェリー」または「飛行機」でアクセスできます。フェリー・飛行機それぞれ1日1往復(季節により増便あり)で、観光目的の場合は少なくとも1泊以上(日帰り観光ほぼ不可能)で旅を計画してください。

【フェリー】江差港 ⇔ 奥尻港

・運航会社:ハートランドフェリー
・所要時間:約2時間10分
・通常運航:1日1往復(繁忙期は2往復)
・往復運賃(大人):3,790円〜(2等自由席/燃料油価格変動調整金額含む)

ハートランドフェリー

HP
https://heartlandferry.jp/

【飛行機】函館・札幌(丘珠)⇔ 奥尻空港

・航空会社:北海道エアシステム
・所要時間:函館→奥尻 約30分、丘珠→奥尻 約50分
・本数:1日1往復(金・日曜日は丘珠線、その他曜日は函館線が運航)
・料金:時期によって変動

北海道エアシステム

HP
https://www.info.hac-air.co.jp/

フェリー・飛行機ともに便数が少なく、運航には自然の影響を大きく受け欠航などのリスクもあるため、帰着日翌日を予備日とするなど余裕を持ったスケジューリングが島旅の鉄則です。

奥尻島内の移動手段【レンタカー・タクシー・バス】

奥尻島 観光
奥尻島は1周約84㎞あり、主要な観光スポットが島内に点在しているため、効率よく観光するためには「レンタカー」がおすすめです。

レンタカーで自由にめぐる

島内には複数のレンタカー会社が営業しており、フェリーターミナルや空港での貸出・返却が可能。島内レンタカー台数に限りがありますので、出発前に事前予約が基本です。

●貸出可能な場所:奥尻空港・奥尻港周辺
●車種:軽自動車〜ワゴンタイプまで幅広く対応
●利用料金:1日あたり5,000〜7,000円前後(季節によって変動あり)

奥尻フェリー乗り場にて奥尻島観光協会が窓口とをしている「うにまるレンタカー」では電話での事前予約も可能。
参考:うにまるレンタカー 

うにまるレンタカー

住所
北海道奥尻郡奥尻町字奥尻309-2(フェリーターミナル内)
TEL
01397-2-7030
HP
https://unimaru.com/?page_id=25838
営業時間
9:00-17:00
備考
予約は電話でのみ受付

タクシーの観光プランも便利

奥尻町唯一のタクシー会社「青苗ハイヤー」では、空港-港間の乗合タクシーやドライバーさんが観光案内をしてくれる定期観光など、旅行者向けのプランを提供しています。定期観光プランは利用希望日の2日前までにご予約を。タクシー事業の他、レンタカー・レンタサイクルのサービスも手掛けています。

青苗ハイヤー

住所
北海道奥尻郡奥尻町字青苗111-34
TEL
01397-3-2339
HP
https://aonaehire.com/
営業時間
9:00-17:00
備考
予約は電話でのみ受付

町営バスでのんびり島旅

フェリーターミナルから島の外周を南北それぞれに向かう2系統3路線を運行する奥尻町営バス。距離に関わらず1回の乗車につき200円で乗れるお財布に優しい運賃設定です。本数が限られているため時刻表の事前確認は必須です。

奥尻町営バス

HP
https://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00008088.html

※本文中一部画像は奥尻島観光協会様よりご提供いただきました。

talk.h

札幌出身・北海道在住のライター。函館・道南を中心に、雄大な景色、美味しいスイーツ、地元民の温かさ、そして内に秘めた道産子魂を発信します!軽快なフットワークで、北海道の魅力を地元目線でお届けします。趣味はキャンプや家族との時間。

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