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函館の歴史を感じる♪観光エリアにある日本最初&最古

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月6日
幕末期、ほかの都市に先駆けて横浜・神戸などと共に開港を果たした函館。

函館観光の目的として、異国情緒を感じる町並みを楽しみにしている方も多いと思いますが、そんな町並みの中にも日本最初や日本最古のものが点在しているんです。

今回は、函館の観光スポットの近くにある日本最初と日本最古のものをご紹介します!

歴史を知ってからめぐる観光スポットは、より魅力的に感じられることでしょう。

1. 日本最初の洋式築造城郭「五稜郭」

五稜郭公園最近では五稜郭タワーから見る桜の景色が人気となっている五稜郭。もともとは外国の攻撃に備える城郭でした。

それまでの城郭は彦根城などに代表される和式の城郭でしたが、五稜郭は外国の武力に対抗できるようにと、中世のヨーロッパでよく見られた星型城郭になっています。

五稜郭公園兵糧庫五稜郭の中にあった建物のほとんどは、箱館戦争のあとに壊されてしまいましたが、こちらの兵糧庫だけは今も建築当時と同じ姿を見せてくれます。

通常は公開されていないのですが、8月のみ見学可能。
8月に五稜郭を訪れた際には、ぜひ見学してみて下さい!

五稜郭公園奉行所2010年に五稜郭公園内に復元された箱館奉行所。

箱館奉行所は箱館戦争によって被弾し、そのあと解体されてしまったのですが、調査によって得た情報をもとに当時の姿を忠実に再現しています。中には五稜郭と箱館奉行所の歴史がわかる展示がたくさん。

こちらも見学して、日本最初の洋式築造城郭の魅力を発見してみるのはいかがでしょうか?

<五稜郭公園>
住所:函館市五稜郭町44
TEL:0138-21-3456
公式ホームページ:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/goryokaku/

2. 日本最初の日本人設計の上水道「元町配水場」

元町配水場1もともと川の水を使った生活をしていた函館に上水道ができたのは、1889年。

外国人が持ち込んだコレラ菌によって多くの死者が出たため、市民に清潔な水を提供するために作られた施設です。

日本ではじめて上水道が作られたのは、横浜。
でも横浜の上水道の設計者がイギリス人だったので、日本人が設計した上水道は元町配水場が日本ではじめて!

元町配水場2現在元町配水場の施設内は公園のように整備されていて、一般公開されています。

春にはソメイヨシノが咲き、夏には美しい芝生の上から函館の町を見下ろすことができるスポット。

場所はロープウェイ山麓駅のすぐ近くなので、足を運んで景色を楽しんでみるのもおすすめですよ。

<元町配水場>
住所:函館市元町1‐4
TEL:0138-22-2871
営業時間:4月下旬-8月31日9:00~18:30、9月1日-9月30日9:00~17:30、10月1日-11月下旬9:00~16:30
入場料:無料
公式ホームページ:https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022500477/

3. 日本最初の洋式商用帆船「箱館丸」

箱館丸国の重要文化財に指定されている太刀川家の近く、函館湾に面したところに展示されている箱館丸。

当時の箱館奉行・堀利熙が船大工・続豊治に依頼して作成した日本はじめての洋式商用帆船です。

現在見ることができるのは、1988年に復元されたものですが、近くで見るとその大きさや力強さを実感することができますよ。

<箱館丸>
住所:函館市大町14-13
TEL:0138-21-3323

4. 日本最初のコミュニティFM「FMいるか」

FMいるか函館にある日本最初のものの多くは、幕末期や開港時期に作られたものが多いのですが、次にご紹介するFMいるかは1992年開局という比較的新しいもの。

今では日本各地にあるコミュニティ放送局ですが、日本で最初に開局したのは函館のFMいるかなんですよ。

ロープウェイ山麓駅にオープンスタジオがあるので、待ち時間を利用して見学するのがオススメ。

<FMいるか>
住所:函館市元町19-7
TEL:0138-27-3700
公式ホームページ:http://www.fmiruka.co.jp/

5. 日本最初のストーブ

ストーブ幕末に開港された都市の中でもっとも北に位置するのが、函館。外国船の多く入るようになった函館港近隣には、本州から多くの役人が移り住んできました。

しかし本州よりも厳しい冬の寒さに耐えかねて作られたのが、日本最初のストーブ。現在はベイエリアにある箱館高田屋嘉兵衛資料館でレプリカを見ることができます。

箱館高田屋嘉兵衛資料館のなかは撮影禁止なので、興味がある方はその姿を自分の目で確認してくださいね。

<箱館高田屋嘉兵衛資料館>
住所:函館市末広町13-22
TEL:0138-27-5226
営業時間:9:00~17:00
入場料:大人300円、小人100円
公式ホームページ:http://www.ikemi-net.com/takadaya/

6. 日本最古のコンクリート電柱

コンクリート電柱次にご紹介するのは、函館に残っている日本最古のもの。

人気の観光スポットであるベイエリアにある、日本最古のコンクリート電柱です。

コンクリート電柱というと現在は丸型のものが一般的ですが、こちらは角型。函館は昔火事が多かったので、コンクリート製の電柱が作られたのだそうです。

<日本最古のコンクリート電柱>
住所:函館市末広町15-1
TEL:0138-21-3323(函館市観光コンベンション部)

7. 東北以北最古のエレベーター

まちづくりセンター最後にご紹介するのは、日本最古ではなく東北以北最古のエレベーター。このエレベーターは、ベイエリアの最寄電停である十字街のすぐ近くにある函館市地域交流まちづくりセンター内にあります。

建物は1923年に創業したデパートを利用しているので、エレベーター以外にも時代を感じさせるものがたくさん!

1階にはカフェが併設された休憩スペースがあるので、ゆっくりと時間をかけて昔の雰囲気を堪能できます。

エレベーター東北以北最古のエレベーターは今も現役。

函館市地域交流まちづくりセンターのスタッフにお願いすると、実際に乗ることもできるので、ぜひノスタルジックな気分にひたってみてくださいね。

<函館市地域交流まちづくりセンター>
住所:函館市末広町4-9
TEL:0138-22-9700
営業時間:9:00~21:00
定休日:年末年始(12/31~1/3)※度臨時休館あり
入場料:無料
公式ホームページ: http://hakomachi.com/

おわりに

いかがでしたか?

函館には今回ご紹介した以外にも、歴史を感じさせる日本最初や最古が残っています。

ぜひ観光の合間に見学をして、函館の歴史に思いをはせてみてくださいね。

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