北海道の「お猿の温泉」はココ♪函館市熱帯植物園の魅力!
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年3月11日
函館市熱帯植物園では冬季限定(12/1~5月上旬)で温泉を分けてもらい、飼育しているサルが入るという大胆な発想が話題を呼び、湯の川温泉のPRポスターになるほど。
湯気に巻かれている姿も確かに見たいところですが、実は温室も充実した時間を過ごせるステキな場所なんですよ!
そこで今回は、函館市熱帯植物園をご紹介したいと思います。
園内の様子やサル山、温室のみどころなど徹底取材!参考にして頂けたら幸いです♪
もくじ
1.函館市熱帯植物園内の様子について
海の目の前にある函館市熱帯植物園は市民の憩いの場ともなっている、親しみある施設。
実際に前庭には四季折々の花が見られる花壇などもあり、室内外ともに楽しめるように工夫されています。
ところが!人気の秘密はそれだけではないのです。
その1:足湯に入れる!
源泉地でもあるため、通年足湯を利用できるポイントの高さ!
温泉を楽しみながら園内の花々を鑑賞できるという贅沢な時間が過ごせます。
温度もそこまで熱くないので、丁度いい加減で入ることができますよ♪
その2:幼児用遊具が置いてある!
足湯の目の前には遊具もあるので、お子様連れの方はただベンチに座って見守る・・・。
ではなく、これなら足湯に浸かりながら子守ができますね。
気候が暖かくなるとお弁当を持ってピクニックに来るファミリーや、ご夫婦でのんびりお散歩に来られる方も増えてきます。
なお敷地の奥には「水の広場」があり、夏には水遊びもできちゃうんです!
2.年齢問わず大人気!サル山の楽しみ方
まずはここを見なければ始まらない!ということで・・・
園内左側にあるサル山から覗いてみたいと思います。
飼育されているのはニホンザル。
基本的な特徴としては体長が50~70cm、主に群れで生活をします。
知能もあって色々考え行動するのが人間に近くてビックリすることも!
そんなサルたちですが。
ただ見るーだけではなく、ちょっとした楽しみ方のコツを伝授いたしましょう!
★自分のテンションを上げる
まずは素直に気持ちを出すことでテンションもUPしますよね。
とにかくここのサルは本当に愛嬌たっぷり!
多分意識しなくとも、見た瞬間にテンションが自然に上がっていくかとは思います。
実際に、あちらこちらで「かわいい!」という黄色い声が飛び交うほど。
※もちろん私も叫びました。
因みにそのサルたちですが、飼育員さんたちに育てられ、毎日サル山で生活しています。
朝の清掃が終わるとこちらのサル山に移動し、思い思いに過ごしているそうです。
★サルの性格を鑑賞する
当然ですがサルにも性格があるようで、内気な子、活発な子、温泉よりも食いっ気たっぷりな子などなど・・・。
一連の行動を見ていると分かるので、よく観察してみましょう。
中にはエサにありつけず、横取りされてションボリしている子も。
でも大丈夫!飼育員さんがいますから、1日食べられなかった・・ということはなさそうです。
★サルにエサをあげてみる
こちらは有料ですが、よりサルと仲良しになりたい方にはオススメ♪
とうもろこしや小麦粉、米ぬか油かす、ビタミンやミネラルなども含まれています。
私ももちろん買ってみました!
こちらは受付で購入できますよ。(1袋100円)
結構量が入っていますので、1グループで1袋でも十分かもしれません。
また、このエサをサル山に向かって投げる訳ですが、清潔を保つため温泉プール内には投げないようにしましょうね。
ではお待たせしました!メインの温泉プールがこちらです!
浴槽はかなり広く、なお温泉に入る姿が見られるのは、例年12月1日~5月のGW頃まで。
それ以外の時期もおサルさんには会うことができますよ!
因みにサルは人間のように身体を清潔にする目的で入浴しているのではなく、ただ寒いからお風呂で温まっているそうです。
毛も長めのため皮膚に浸透しにくく湯冷めしないんだとか。
お湯が流れる場所を確保している子たちも多く、直接肩へあてたりしている子も!
そして中には手で温泉の温度を確かめてから入る、好みの温度でなければ入らない、などそれぞれなんだそうです。
あたかも人間のように温泉でくつろぐサルの姿はなかなか貴重なもの。
日本ならではの風景を楽しんでくださいね!
3.温室のみどころをご紹介します!
植物鑑賞はしっとりと散策。植物にあまり興味がない、という方も楽しめる魅力があります。
まず一歩入ると、外とはかけ離れた南国の世界が目の前に飛び込んでくるんです。
温室内には南の島などで見られる珍しい植物がいっぱい!
アイスクリームの木・チューインガムの木・パンの木・ソーセージの木など数にすると約300種類・3,000本もの展示がされていますので、かなり見ごたえがあるんですよ♪
散策路の途中のせせらぎコーナーでは、観賞用にメダカが放流されている場所や、蛍の幼虫が棲息している場所も!
年中見ることができるエンゼルトランペット。
原産国はブラジルでナス科なんですよ!
馴染みのあるハイビスカスも、手塩にかけて育てている園長さんたちの手によっていつでも美しく咲いています。
こちらも年中咲いているブーゲンビレアの花園ですが、本当にキレイ!
温室の中央に展望台があり、ちょっぴり高いところから鑑賞することもできます。
目線が変わると違った世界が広がり、まるでお花のじゅうたんが敷いてあるかのように見えますよ!
花の魅力に心を奪われるはず・・ぜひゆっくり鑑賞してみてくださいね!
4.要チェック!イベントにも参加してみて☆
温室内では、毎月さまざまなイベント・体験が催されています。
例えば、講師を招いて植物の花や動物たちを題材に写真を撮ったり(スマホもOK)、陶芸体験や椎茸の“ほだ木”(菌の植え付け用原木のこと)体験・アロマとハーブの楽しみ方教室etc・・・。
基本的には参加可能、その月によって内容が違いますので、ご興味のある方はぜひ事前に問い合わせをしてみてくださいね!
※体験教室は有料参加です。人数に制限がありますので、当日参加できない場合もあります。
5.函館市熱帯植物園の施設詳細・アクセス情報
【施設情報】
住所:北海道函館市湯川町3丁目1番15号
電話:0138-57-7833
開園時間
4月~10月9:30~18:00
11月~3月9:30~16:30
休園日:12月29日~1月1日
入園料:一般300円 / 小・中学生100円※小学校就学前は無料
(函館市内の学校に在学、または函館市内在住で市外の学校に在学する生徒・児童は無料)
公式HP:http://www.hako-eco.com/index.html
【アクセス】
電車の場合:函館駅前から湯の川終点(25分)~湯の川終点下車後、徒歩(15分)
バスの場合:函館駅前から熱帯植物園前(函館バスで20分)
空港から直接行く場合:函館空港から湯の川温泉(函館帝産バスで8分)
タクシーの場合:函館駅前から15分
施設の前には常にタクシーが待機していますので、気軽に声をかけてみてくださいね☆
ちょっとした移動でも快く乗せてくれますよ♪
おわりに
函館の観光スポットとして、なおかつ市民からも愛されている植物園は遊び心満載!
そして動物や植物の「生きる力」までも感じることができるなんて、上手に組み合わされていることがわかりますね。
「生命」というパワーがみなぎる場所で、沢山の元気がもらえると思いますよ!
函館に来た際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪
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