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桜だけじゃない!函館・道南の春を彩る花々5スポット

エリア
函館・道南・奥尻
投稿日
最終更新日:2019年3月6日
お花見というと桜ばかりが注目されますが、桜以外にも春に咲くきれいな花はたくさんありますよね。

大きな花を咲かせる華やかなものや、足元に小さな花を咲かせるかわいらしいものまでバラエティ豊富な春の花々。函館・道南エリアにもそんな桜以外の花を満喫できるスポットはたくさんあります。

でもなかなか紹介されることが少ないのが残念なところ。そこで今回は、函館・道南の春を彩る花々と、おすすめの観賞スポットをご紹介します。

1.五稜郭公園の藤とつつじ

五稜郭公園

春の五稜郭公園といえば、こちらの桜の景色がとても有名。そのため桜が咲くゴールデンウィークを狙って函館旅行をする方も多いですよね。

でも桜はその年の気温や天候によって開花時期が変わるので、せっかく函館に行ったのに桜が終わっていたという方も多いのではないでしょうか?

もし旅行に行ったときに五稜郭公園の桜が終わっていたとしても、がっかりしないでください。

公園内には桜の少しあとに楽しめる春の花々あるんですよ。

藤棚1

五稜郭公園で見逃せない春の花の1つがこちらの藤。トンネル上になっている藤棚の下を通り抜けることができるので、垂れ下がる藤の花をゆっくりと観賞することができます。

またよい香りがあることでも人気の高い藤なので、藤棚に近づいて行くときにも香りと景色のよさを堪能できます。

藤棚2

五稜郭公園の藤棚には、一般的な紫の藤の花だけでなく、白い藤の花もあります。

こちらは濃い緑の葉っぱとのコントラストがとても美しいんですよ。白い花から透けて見える空もきれいですね。

つつじPhoto by Wikipedia :剪定されたサツキ(サツキツツジ)の木の開花時期の様子。写真のものは(おそらく)園芸品種「大盃」。/Gombe https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:R-indicum_satsuki_tree.jpg

五稜郭公園でぜひ見てほしい春の花には、つつじもあります。つつじは園内のさまざまな場所に植えられているので、公園の散策をしながら観賞するのがおすすめ。

また、一口につつじといっても、たくさんの種類があります。

五稜郭公園にも複数の種類のつつじが植えられていて、同時期に花をつけるので、ぜひ見比べてみてくださいね。

<五稜郭公園>
住所:函館市五稜郭町44
TEL:0138-31-5505(管理事務)
公式ホームページ: http://www.goryokaku-tower.co.jp/

2.恵山つつじ公園のつつじ

恵山つつじ公園1

観光スポットが多い函館市街地から少し離れたところにある恵山の春は、桜よりもつつじの方が有名。

恵山山麓にはつつじをメインにした恵山つつじ公園があり、満開の季節にはたくさんの見物客が訪れるます。

公園を中心に山麓一帯には60万本ものつつじがあるといわれていて、春には山すそがつつじの色に染まります。

恵山つつじ公園2

恵山を登るとつつじとともに海が見える絶景も。

毎年5月中旬から6月上旬にかけて「恵山つつじまつり」が開催されるので、恵山のつつじを見に行きたいという方は、ぜひ函館市の公式ホームページなどをチェックしてみてくださいね。

<恵山つつじ公園>
住所:函館市柏野町
TEL:0138-85-2336(函館市恵山支所)
公式ホームページ: http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soshiki/esan-sangyo/

3.大沼国定公園のミズバショウ

大沼国定公園Photo by Wikipedia :大沼公園内にて/User:欅 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%C5%8Cnuma-K%C5%8Den01.jpg

四季折々に美しい景色を堪能できると人気の大沼国定公園。公園内にはエゾヤマザクラがあり、4月下旬から見ごろを迎えるのですが、その前に春の訪れを感じさせてくれるのがミスバショウです。

大沼国定公園は大沼と小沼を中心に広がる湿地帯。そのため湿った環境が好きなミズバショウが群生しています。

なお、ミズバショウの開花は4月の中旬から。ゴールデンウィーク近くまで見ごろが続くので、この時期に大沼国定公園に訪れるときには見逃さないようにしましょう。

またミズバショウのほかにも春の大沼国定公園内には、エゾエンゴサクやタチツボスミレなど、可憐な花が咲きます。

<大沼国定公園>
住所:七飯町大沼町1023-1
TEL:(0138)67-3020(七飯大沼国際観光コンベンション協会)
公式ホームページ: http://onumakouen.com/

4.遺愛女子中学校・高等学校のクロッカス

クロッカス

次にご紹介するのは一般的な観光スポットではないのですが、函館っ子にとって春の到来を感じさせるスポットです。五稜郭エリアの近くにある遺愛女子中学校・高等学校は、長い歴史を持つ学校。敷地内にはその歴史を感じさせる建物が点在しています。
そんな敷地内にある庭に毎年咲くのが、クロッカスの花。緑の芝生の上に紫や白のクロッカスがたくさん咲く様子は本当にきれいなんですよ。ただし見学は学校が開いている時間だけなので、騒いだりしないようにしましょうね。

<遺愛女子中学校・高等学校>
住所:函館市杉並町23-11
TEL:0138-51-0418
見学時間:平日9:00~15:00頃(希望者は校門横の警備室に届出が必要)
公式ホームページ: http://www.iaijoshi-h.ed.jp/main/

5.匠の森公園のカタクリとシラネアオイ

カタクリ

北海道新幹線が停車する新函館北斗駅があることで有名になった北斗市は、豊かな自然があるエリアでもあります。

とくに新函館北斗駅を見下ろすことができるきじひき高原は、森林公園やキャンプ場など自然と触れ合うことができる施設が充実しています。

森林公園である匠の森公園には、春の野草であるカタクリが群生していることで知られています。

シラネアオイ

またカタクリのほかにもシラネアオイなどの野草も自生しているので、春にはたくさんの花を見ることができます。

カタクリは毎年4月下旬から5月上旬の2週間ほどが見ごろで、シラネアオイは5月上旬から中旬にかけてが見ごろとなります。

<匠の森公園>
住所:北斗市村山1-1
TEL:0138-77-9712
公式ホームページ:http://hokutoinfo.com/spot/200/

おわりに

函館・道南の春を彩る花々とおすすめの観賞スポットをご紹介しましたが、お気に入りはありましたか?

藤やつつじのように華やかなものもあれば、クロッカスやカタクリのように小さいながらも美しいものもあります。

今回の内容を参考に、ぜひ春の花を堪能する旅を計画してみてくださいね。

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