これは見に行きたい!函館&近郊の年間人気イベント8選
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年3月6日
およそ26万人が住むと言われるこの街でのイベントは、春夏秋冬を盛り上げるものが勢ぞろい。聞いた事があっても、未だ参加したことがなくてどんなイベントなのか分からないと困っていませんか?
函館のイベントは市民だけでなく観光客からも人気を博し、そのイベントへの参加を目的に訪れる人も少なくはないのです。
今回は、市民も観光客も一緒になって楽しめるイベントたちの雰囲気だけでなくおすすめの観覧場所なども交えて、季節ごとの主な年間イベントをご紹介いたします!
もくじ
1.【春】桜の名所ランキングでトップを飾った!「五稜郭公園の桜」
3.【夏】函館人になりきるならいか踊りをマスターすべし!「函館港まつり」
4.【夏】函館でワールドワイドなフェス!「はこだて国際民俗芸術祭」
5.【秋】全国の食べ物を食べ尽くそう!「はこだてグルメサーカス」
6.【秋】夜のライトアップはまるで自然のアート!「はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ」
7.【冬】金森倉庫と巨大ツリーの雰囲気はまるで外国に来たかのよう!「はこだてクリスマスファンタジー」
1.【春】桜の名所ランキングでトップを飾った!「五稜郭公園の桜」
五稜郭に春が訪れると、ソメイヨシノをはじめとする桜たちが約1,600本も一斉に咲き誇ります。見応え抜群なこのお花見スポットは、「北海道の行ってみたい桜の名所ランキング」で堂々の1位を獲得!
公園内ではバーベキューも可能で、綺麗な桜の下でジンギスカンを楽しむ市民たちが毎年賑わいをみせています。
箱館戦争の舞台だった「五稜郭」。上空から見ると可愛らしい星形になっています。
5月には箱館五稜郭祭も催されていますので、ぜひそちらもチェックしておきたいですね。
<五稜郭公園>
- 住所:〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44
- 例年の開花時期:毎年4月末~5月上旬頃
- 入園料金:無料(一部建物の入館は有料)
- 開放時間:公園は24時間開放
- お問い合わせ:函館市役所 教育委員会生涯学習部 文化財課
- 直通電話番号:0138-21-3456
- URL:http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014011601161/
- 交通手段:函館駅前発着の函館バス「五稜郭タワーシャトルバス」に乗車し、停留所「五稜郭タワー前」にて下車後、徒歩にて約3分
2.【春】大きなしだれ桜が迫力満点!「北斗市の桜回廊」
撮影者・画像提供:千葉 悟
函館市のとなり街・北斗市。2016年3月には北海道初の新幹線停車駅である「新函館北斗駅」があることで有名です。
そんな北斗市には、函館駅から1時間もしない場所に「法亀寺(ほうきじ)」というお寺があり、その敷地内に推定樹齢年齢300年といわれる大きなしだれ桜の木があります。
青空と淡いピンクが爽やかな気分にしてくれる日中帯のお花見はもちろんですが、夜のライトアップはムードたっぷりのまた違った顔となりますので、できれば両方の時間で見ておきたい桜の名所です。
<桜回廊>
- 住所:〒041-1231 北斗市向野1-14-1
- 例年の開花時期:毎年5月中旬頃
- 料金:無料
- ライトアップ時間:18:30~21:00
- お問い合わせ:北斗市経済部観光課
- 直通電話番号:0138-73-3111
- URL:http://hokutoinfo.com/spot/287/
- 交通手段:JR「函館駅」より車にて約40分
3.【夏】函館人になりきるならいか踊りをマスターすべし!「函館港まつり」
昭和10年に1,000人ほどの人数から始まったとされる「函館港祭り」。現在では毎年約2万人の市民が参加する函館の1番大きなお祭りとなりました。
中でもワッショイはこだてで披露されている「いか踊り」は、昭和55年にいかをテーマにした踊りとして考案されて以来、市民から愛され続け、今や函館名物の踊りとなりました。
いか踊りでは事前に参加申し込みをした団体だけでなく、「自由参加の部」と呼ばれる飛び入り参加OKの列もありますので、旅行中の方でも函館港祭りをとことん楽しみたい人はぜひご参加を!
実はいか踊りよりも前に、第1回函館港祭りから伝わってきているのが「函館港おどり」です。
ワッショイはこだてコンテストという踊りの参加団体を審査するイベントでは、函館港おどりやいか踊りなどというように踊りごとで部門別に分けられています。
80年以上も伝わる踊りを、観光客の皆さんにもぜひ間近で見てもらいたいですね。
<函館港まつり>
- 住所:【十字街・松風コーススタート地点】〒040-0053 北海道函館市末広町8、【堀川・五稜郭コーススタート地点】〒040-0014 北海道函館市中島町18
- 開催時期:毎年8月1~5日
- 料金:無料
- お問い合わせ:函館港まつり実行委員会
- 直通電話番号:0138-27-3535
- URL:http://www.hakodate-minatomatsuri.org/
- 交通手段:【十字街・松風コーススタート地点】JR「函館駅」より市電電停「十字街」まで徒歩にて約17分、【堀川・五稜郭コーススタート地点】JR「函館駅」より市電電停「堀川町」まで車にて約8分
4.【夏】函館でワールドワイドなフェス!「はこだて国際民俗芸術祭」
撮影者・画像提供:笹森 恵未
8月になると函館山の麓にある元町公園に、巨大なセットが組まれ始めます。はこだて国際民俗芸術祭の準備です。
第1回目は2008年に開催された、函館のお祭りの中では新しいお祭りのひとつ。
撮影者・画像提供:笹森 恵未
各エリアでのステージは、海外の伝統的な踊りや歌・演奏などのグローバルなパフォーマンスでタイムスケジュールが組まれています。
しかも、海外から来たパフォーマーたちが披露してくれますので、まるで現地でステージを見ているかのようなクオリティなのです。
撮影者・画像提供:笹森 恵未
海外からだけでなく、日本人パフォーマーも参加しています。
東京で活動しているバンドや日本全国で活躍している大道芸人などが集まり、なかなか今まで函館では見かけたことのなかったパフォーマンスを、このはこだて国際民俗芸術祭で楽しむことが出来るようになったのです。
撮影者・画像提供:笹森 恵未
このお祭りでは、飲食店やワークショップでの出店者が並ぶ「もぐフェス」も併設しています。
ブラジルのシュハスコ・韓国のトッポギ・トルコのトルコアイスなど世界各国の料理があったり、函館で有名な飲食店からの出店もあったり、どれを食べようか迷ってしまうほど多くの料理が販売されているのです。
さらに、ヘナタトゥーやコーンロウの施術・マッサージ施術・占いなど、見て楽しむだけでなく体験できるメニューを扱っているお店もありますので、何時間居ても何日通っても飽きることのないお祭りと言えるでしょう。
<はこだて国際民族芸術祭>
- 住所:〒040-0054 北海道函館市元町12-18 元町公園内
- 開催時期:毎年8月上旬頃
- 料金:【大人1dayパス】平日1,000円・土日祝2,000円、【市民スポンサーパス(全日入場可能)】3,000円、【中学生以下】無料
- お問い合わせ:一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン
- 直通電話番号:0138-52-3815
- URL:http://wmdf.org/
- 交通手段:市電電停「函館駅前」より約7分市電に乗車し、市電電停「末広町」にて下車後、徒歩にて約5分
5.【秋】全国の食べ物を食べ尽くそう!「はこだてグルメサーカス」
2015年に18万人ほど、2016年にはさらに9万人プラスとなって2日間で過去最多の27万人を集客した函館のグルメイベント「はこだてグルメサーカス」。2012年から始まり、2年連続で来場者数を大幅に増やして更新しています。
「開港都市と姉妹都市のひろば」、「翼でつながる東京・大阪・名古屋のひろば」、「東北6県、埼玉・北関東のひろば」、そして「函館・みなみ北海道ひろば」という4つのエリアで構成され、その地に行かなければ口にすることができない料理でも、このイベントでは函館に居ながら味わうことができますよ。
<はこだてグルメサーカス>
- 住所:〒040-0035 北海道函館市松風町9 はこだてグリーンプラザ
- 開催日:毎年9月の土日での2日間で開催
- 入場料金:無料
- お問い合わせ:はこだてグルメサーカス実行委員会(函館市観光部観光推進課内)
- 直通電話番号:0138-21-3499(土日祝を除く9:00~17:30)
- URL:http://www.hakodate-gc.com/index.html
- 交通手段:JR「函館駅」より徒歩にて約8分
6.【秋】夜のライトアップはまるで自然のアート!「はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ」
見晴公園にある国指定文化財庭園の香雪園で、毎年秋に開催されている紅葉イベント「はこだてMOMI-Gフェスタ」。
昼間は太陽光で彩られる景色や夜のライトアップでアートのような紅葉たちを見て楽しむのはもちろん、近くの「緑のセンター」では展示物・ミニライブ・体験会など、毎年さまざまなイベントが催されていますのでそちらも要チェックです。
<はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ>
- 住所:〒040-0035 北海道函館市見晴町56
- 開催日:毎年10月中旬~11月上旬頃
- ライトアップ時間:16:00~21:00
- 入場料金:無料
- お問い合わせ:一般財団法人函館市住宅都市施設公社
- 直通電話番号:【花と緑の課】0138-40-3605、【見晴公園緑のセンター】0138-57-6210
- URL:http://www.hakobura.jp/db/db-guide/2009/09/momi-g.html
- 交通手段:JR「函館駅」より函館バスにて約8分乗車し、バス停「香雪園」で下車後、徒歩にて約1分
7.【冬】金森倉庫と巨大ツリーの雰囲気はまるで外国に来たかのよう!「はこだてクリスマスファンタジー」
撮影者・画像提供:千葉 悟
毎年11月末頃、函館と姉妹都市であるカナダのハリファックス市から約1万8000キロメートルの距離を経て、大きなモミの木が金森赤レンガ倉庫前に運ばれてきます。
12月1~25日まで毎日18:00にツリーの点灯式が行われ、同時に花火も上がるという豪華なイベントです。
撮影者・画像提供:笹森 恵未
金森赤れんが倉庫のひとつ、BAYはこだての外壁に建物をよじ登るサンタたちのオブジェが。そういったさりげない装飾がクリスマスムードをより一層引き立たせてくれていますね。
<はこだてクリスマスファンタジー>
- 住所:〒040-0053 北海道函館市末広町14-12
- 開催日:毎年12月1日~12月25日
- ライトアップ時間:16:30~17:45、18:00~翌0:00の毎日2回点灯(※金曜日、土曜日、12月22~25日は翌2:00まで)
- 入場料金:無料
- お問い合わせ:はこだてクリスマスファンタジー実行委員会(一般社団法人函館国際観光コンベンション協会)
- 直通電話番号:0138-27-3535(平日8:45~17:30)
- URL:http://www.hakodatexmas.com/
- 交通手段:JR「函館駅」より徒歩にて約10分
8.【冬】夏に定番の花火イベントで函館の冬を彩る!「函館海上冬花火」
撮影者・画像提供:千葉 悟
花火は夏だけではなく、冬でも楽しめるということを教えてくれるはこだて冬花火。
おすすめの観覧場所は金森赤レンガ倉庫。函館の海に浮かび上がる花火がとっても綺麗です。
撮影者・画像提供:笹森 恵未
おすすめの観覧場所は、さらにもうひとつ。冬のイルミネーションで飾られた八幡坂です。
キラキラと輝いて並ぶ木々たちの間から見える、冬花火。ロマンチックとしか言いようがないこのロケーションは、誰もが感動に包まれるはず。
<函館海上冬花火>
- 開催日:毎年2月上旬頃で約3日間
- 打ち上げ時間:20:00から約20分
- 打ち上げ場所:函館港豊川埠頭沖
- 打ち上げ数:開催日は毎日約2,000発
- 観覧料金:無料
- お問い合わせ:はこだて冬フェスティバル実行委員会(一般社団法人函館国際観光コンベンション協会)
- 直通電話番号:0138-27-3535(平日8:45~17:30)
- URL:http://www.hakodate-illumination.com/fuyuhanabi/
- 交通手段:【金森倉庫へのアクセス】JR「函館駅」より徒歩にて約10分
おわりに
見る・食べる・体験するなどを、その季節に合わせた雰囲気で心から楽しませてくれる函館のイベントたち。
この記事を見て、ひとつでも気になるイベントがあったらぜひ函館を訪れてみてください!きっと虜になるはずです。
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