知床の観光って、実際なにすればいい?見どころ&楽しみ方のあれこれ、教えます!

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公開日:2018/5/31

知床の観光イメージそろそろ夏の旅行シーズン。自然好きな方を中心に、今年こそ知床に行ってみよう、行きたい!という方は多いのではないでしょうか?

とはいえ、どこに行けばいいの?とりあえず知床五湖??と、どう楽しめばいいのかわからないという声も聞きます。

ということで今回は、知床の楽しみ方や人気のスポット、体験など。ざっと、ご紹介いたします!

1:森・山の見どころ・体験
2:海の見どころ・体験
3:気軽にドライブスポット
4:真冬の見どころ・体験
5;知床観光で知っておきたいこと

1:森・山の見どころ・体験

1-1:まずは知床五湖

知床五湖

みなさんが知床と聞いてまず思い浮かぶのはここ、知床五湖ではないでしょうか。

知床五湖は知床半島の北西側の中心地・ウトロから車で約30分(14km)の位置にあります。

・知床五湖の散策方法は、2つ。高架木道と自然遊歩道。

知床五湖を歩く、といっても、方法は大きく2つにわかれます。高架木道と自然遊歩道です。では、どう違うのでしょうか。

・気軽なのは高架木道

知床五湖

高架木道は知床五湖駐車場から、知床五湖のうちの「一湖」湖畔まで続く、往復1.6mの木道。段差なしのバリアフリーなので、車椅子の方でも行くことができます。大半のバスツアーで知床五湖が行程に入っている場合、ここを歩くことになります。

気軽に歩けるのはメリットですが、知床五湖の全貌を楽しみたいという方には物足りないかもしれません。

・自然遊歩道は基本、制約つき

知床五湖

自然遊歩道は、ヒグマも住む知床五湖の森を歩くルート。そのため、時期により、ガイドツアーに参加しないと歩けない、ガイド不要でも事前レクチャー必要&人数制限ありなど、制約がつきます。

詳しくは知床五湖ホームページをご覧ください。

なお、ガイドツアー参加必須時期(5/10~7/31)以外の散策でも、森に詳しいガイドと歩くことで、より深く森を楽しむことができますので、ガイドツアーの参加をおすすめします。

ガイドツアーは多くの現地ネイチャーツアー会社が実施しています。

~こちらもどうぞ~
知床五湖ガイドツアーに参加しました!【世界自然遺産・知床】

1-2:気になる!カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝

知床五湖のさらに奥にあるのが「カムイワッカ湯の滝」。滝自体が温泉になっていて、滝つぼに入って遊んでいる、という画像を見て、行って見たいという人は多いのではないでしょうか。

・カムイワッカ湯の滝へ続く道は未舗装&マイカー規制あり

カムイワッカ湯の滝は、知床五湖駐車場からさらに12kn先にあります。そしてこの道が細い&ダート(未舗装)という悪路。運転に自身がないという方は避けたほうが無難です。

また時期により通行規制があり、8/1~25は自家用車&バイク通行禁止、シャトルバスが運行。

・滝へ行くのはなかなかワイルド

さて、カムイワッカ湯の滝の駐車場まできました。それから滝へと歩くのですが、途中から流れるお湯の川の中を歩いていくことになります。いわゆる沢登りです。お子さま連れの方など、無理しない程度に楽しむようにしてください。

詳しくは知床自然センターのHPを参考にしてください。

1-3:気軽に自然体験♪フレペの滝

さて、知床には知床五湖以外にも歩いて自然を楽しむスポットがあります。

そのひとつが「フレペの滝」へのルートです。

・フレペの滝は往復約2~3kmのコース、ヒグマがでる森を歩きます

フレペの滝へは通常、ウトロから車で8分程度(5km)にある「知床自然センター」から歩きます。とはいえ、こちらももちろんヒグマが出る場所。経験の少ない方はガイドツアーに参加して行くことを強くおすすめします。

フレペの滝

フレペの滝というのは知床の断崖絶壁から海へと落ちるワイルドな滝。滝そのものも見事ながら、道中、エゾシカなどの動物にもあえる可能性が高く、知床の自然に触れたい方におすすめのルートです。

1-4:しっかりトレッキング!羅臼湖

次に、もっとしっかりと知床の大自然を感じたい!という方にオススメなのが、羅臼湖へのトレッキングです。知床最大の湖の羅臼湖へ続く道は、高山植物が咲き、また6~7月には残雪の上を歩けるという魅力的なトレッキングルートです。

羅臼湖

・羅臼湖入り口へのアクセスが不便

羅臼湖へは、知床ウトロ側と羅臼側を結ぶ、知床横断道路の知床峠から羅臼へ向かって降りる途中にあります。ここは駐車場がなく、またここへバスも4往復(ウトロ~羅臼間)しかないため行きづらいのが難点です。

ということもあり、勝手知ったガイドが案内するツアーで行くことがおすすめ。もちろん、ヒグマの心配もありますので。

知床五湖とはまた違う絶景が楽しめる羅臼湖ルート。ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか?

~こちらもどうぞ~
【日本一遅い?7月に桜が咲く】羅臼湖トレッキング体験記!

1-5:知床・夜の体験

日中知床の自然を楽しんだあと、夜は温泉でのんびり??

いやいや、知床は夜も魅力があります。

各ツアー会社が行っている、車で夜の動物を探しに行くツアーや、その時々にあったベストなスポットへ連れて行ってくれる星空ウォッチングツアーなど。

夜ならではの知床の魅力もぜひ楽しんでみてくださいね。

2:海の見どころ・体験

2-1:ウトロでクルーズ

ウトロクルーズ画像提供:道東観光開発

知床半島の北西、ウトロでは、知床半島を海から楽しむクルーズが各社運行しています。なおクルーズといっても、400人が一度に乗れる大型船から小型クルーザーで楽しむものなど様々です。

・ルートは主に3種類。時間は最短1時間強~4時間まで。

さて、知床ウトロ地区のクルーズですが、ルートはおもに3つ。

最短が、硫黄山・カムイワッカ湯の滝近くまで行くルート。知床の断崖絶壁や野鳥を見たりの手軽なルート。約1時間~1時間30分、料金は3,300円前後です。

次に最長が、知床の一番先、知床岬まで行くルート。途中、ルシャ湾というヒグマの遭遇率が高いエリアを通過します。またイルカ・クジラを見ることができる可能性もあります。
約3~4時間、6,500~8,000円程度です。

そして、先の2つのルートの間となるのが、先に述べた、知床岬への途中、ルシャ湾あたりまで行くルート。知床にきたからにはヒグマを見たい、という方におすすめです(が、もちろん必ず見れるとは限りません)。約2時間前後のクルーズで、5,500円程度です。

2-2:羅臼でクルーズ

知床ネイチャークルーズ画像提供:知床ネイチャークルーズ

次にご紹介するのが、知床半島の南東側、根室海峡に面した羅臼町のクルーズです。こちらも事業者数社が実施しています。

・羅臼クルーズの魅力は、なんといっても海の動物!

羅臼の春~秋シーズンのクルーズは、知床半島と間近に国後島が見えるロケーションはもちろんながら、やはり大型動物の遭遇率が高いことです。

羅臼クルーズ画像提供:知床ネイチャークルーズ

夏のイルカや大迫力のマッコウクジラ、初夏の5~7月にはシャチを見ることも。さらにはミズナキドリの大群など鳥類も多数。日本のさいはての海の力強さを感じることができます。

なお料金は8,000円程度、2~2時間30分程度のクルーズです。

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海の王者・シャチがもう目の前!知床・羅臼クルーズの凄さ!!

3:気軽にドライブスポット

3-1:知床峠

知床峠

さて知床には、車で手軽に行くことができる見どころも多数あります。その中でもまずおすすめなのが、知床峠。

例年10月末~GW直前まで雪に閉ざされる知床峠、春・夏・秋と季節ごとの絶景を楽しむことができます。

また気象条件があえば、早朝、雲海に出会うこともあります。

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知床峠の四季|世界自然遺産・知床、春夏秋冬の絶景と魅力

3-2:オシンコシンの滝

オシンコシンの滝

次にご紹介するのが、ウトロの手前、国道沿いにある景勝地・オシンコシンの滝。

落差50mの迫力ある滝が、しぶきがかかるほど間近に見ることができます。日本の滝百選にも選ばれており、団体バスをはじめ多くの観光客が訪れます。

3-3:天に続く道

天に続く道

最後にご紹介するのが、知床半島の付け根、斜里にあるビュースポット、天に続く道。

全長27.5kmにおよぶ直線道路が、どこまでも続くかのように見える場所で、年々口コミで人気が高まるスポットです。

4:真冬の見どころ・体験

4-1:人気急上昇中!流氷ウォーク

緑あふれる夏から一転、一面雪化粧となる冬の知床。寒さきびしい季節ながら、2月ごろを中心に多くの観光客が訪れます。

流氷ウォーク

その中でも近年特に注目されているのが、こちらの「流氷ウォークR」。特殊なドライスーツを着て流氷の上を歩く(もしくは海に落ちて浮かんだり・・)体験は、流氷が集まる知床だからできる体験。

年々人気が高まり、今年(2018年)は4~50日の期間中で国内外10,000人(※ひがし北海道観光事業開発協議会資料より)もの方々が参加したとのこと。

厳寒の知床で今、熱い体験といえば、コレです。

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流氷ウォーク【体験記】流氷の上を自由に歩く特別な体験!

3-2;多すぎるワシ&流氷クルーズin羅臼

次は、羅臼で2~3月に乗船できるクルーズ、流氷バードウォッチングクルーズ。

羅臼流氷バードクルーズ画像提供:知床ネイチャークルーズ

こちらの魅力は2つ。ひとつは、時期により流氷が浮かぶ海の中をクルーズするということ、もうひとつは大迫力の野鳥、オオワシやオジロワシが(時により)100羽以上もいる海をクルーズするということ。

その貴重さから、毎年欧米圏を中心に多くの写真愛好家が集まったり、TVでも多数取り上げられます。

3-3:冬でも行けるようになりました。知床五湖。

冬の知床五湖

その次は、知床五湖の冬のトレッキング。冬の立ち入りが制限されている冬の知床五湖ですが、2015年から期間限定・人数制限で、ガイド同行のツアーで立ち入ることができるようになりました。

真っ白な雪原と化す冬の知床五湖はまさに、超自然の世界です。

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冬の知床五湖をスノーシューで歩く!大自然知床をひとりじめ♪

5:知床観光で知っておきたいこと

最後に、知床へ行ってみたくなったという方のために、いくつか、知っておいたほうがいいことをご紹介したいと思います。

・真夏の知床五湖は混む!

知床五湖に夏休みシーズンに行こうという方、要注意です。

知床五湖の駐車場に限りがあるため(台数100台)、数百メートルの渋滞が発生し、1時間程度待つこともあります。

なお繁忙期は手前の知床自然センターからシャトルバスがでていますので、そちらを利用するのがおすすめです。

・知床峠は11月~GW前まで通行止め

イメージ

先にも紹介しましたが、知床のウトロと羅臼を結ぶ知床峠は、11月ごろから長い通行止め期間となります。

この期間、ウトロから羅臼に行く場合、知床半島の付け根の根北峠(こんぽくとうげ)を経由することになります(約110km、2時間30分程度)。

・ホテルはウトロに多く、羅臼は少ない

知床の自然はやはり2~3日かけてゆっくりと楽しみたいもの。その場合の宿泊ですが、宿泊施設と客室数が多いのはウトロ側。100室以上持つ大型ホテルも多数あるのがウトロ地区。逆に羅臼地区は大きな宿でも50室弱。

なお、知床の繁忙期は7~8月と2月。この時期に、特に羅臼にとまる場合は早めの予約をおすすめします。

・ウトロと羅臼で天気が違う

羅臼イメージ

さて知床峠が通行止めとなる冬季を除き、例えばウトロ滞在予定だけど今日は雨模様、というときは、逆の羅臼側での遊びを検討するのもおすすめ。というのも高い山に隔てられたウトロと羅臼。こっちは雨でも向こうは晴れ、ということもよくあることです。

・期間限定のバスがある

日本の東の果ての知床は、交通も決して便利がいいとはいえません。定期路線バスも数える程度のため、運転できるのであれば車(レンタカー)での観光をおすすめしたい場所です。

とはいえ、特に冬は車の運転は決しておすすめできない場所。そんなときにオススメしたいのが期間限定のバスです。

例年、以下の2種類のバスが運行しています。

・知床エアポートライナー

6月上旬~10月上旬、1月下旬~3月上旬の期間限定。女満別空港・網走・JR知床斜里駅とウトロを結びます。1日3便運行です(運行会社:斜里バス・網走バスの共同運行)。

・ひがし北海道エクスプレスバス

冬の観光シーズン限定で、ひがし北海道域内を多数運行する期間限定のバス(※事前予約制、通常2日前まで受付)。知床地区に関しては、以下の区間で例年運行しています。
・ウトロ~羅臼~中標津空港線
・ウトロ~網走~紋別・層雲峡線
・ウトロ~摩周~標茶(SL冬の湿原号の発着駅)※SL運行日のみ運行
※2019年は1/26~3/10運行予定です。

なお、2018年は9~10月限定で、
・ウトロ~摩周~阿寒湖
を結ぶ、秋版ひがし北海道エクスプレスバスの運行も決定しています。

以上、知床の観光、楽しみ方などご紹介いたしました。北海道のさいはてながら、飛行機さえ使えば意外と東京からも行きやすい知床。ぜひ足を運んでいただいて、知床のすばらしさに魅了されてくださいね♪

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知床特集

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