ぷらっと函館朝市巡り!テッパン朝市グルメ&海産物|函館市
- 函館・道南・奥尻
- 最終更新日:2019年5月30日
旅の醍醐味と言えばやっぱり「食」ですが、ここ函館朝市は新鮮で美味しいのが当たり前!
買い物にイートインでしょ、あとは何ができるのかな・・・。
そこで今回は、そんなアナタに函館朝市での楽しみ方をお教えします!
美味しいものが食べたい!笑顔が欲しい!!そう思われたら函館朝市へどうぞ。
1.函館朝市ってどんなトコロ?
まずは函館朝市がどんな場所か知りたいですよね!
大きく分けると「どんぶり横丁市場・えきに市場・函館朝市ひろば」があり、朝市仲通りにも左右に店舗が並んでいます。
では、その①~④までを詳しくご紹介いたします!
① どんぶり横丁市場
どんぶり横丁は、主に函館近郊で取れた海鮮丼を食べられるお店がズラリと並んでいます。
比較的リーズナブルな値段で食べることができるのも大きなポイント。
ゆっくり品定めをして「これだ!」と思う海鮮丼があったらぜひとも入ってみて!
② えきに市場
えきに市場は室内で快適に買い物ができる素晴らしい場所。
海産物はもちろんのこと、干物や珍味、函館土産やお菓子までもが売っている便利さが特徴です。
そしてとにかく値段が安い!
スーパーではとうてい買えない代物が安価でGETできるのです!
なお店舗によってオススメが若干違いますので、目に留まったものは店員さんに気軽に話しかけてみるのが◎。皆さん気さくでいい方々なので、逆に楽しいですよ♪
ひょっとしたら掘り出し物を紹介してくれることがあるかも!?
③ 函館朝市ひろば
市場には、実はこんなに整備されたフードコートが!
とビックリしたのが函館朝市ひろば。
こちらは海鮮以外にもから揚げ店などのトレンディな店舗が結構入っています。
海鮮はちょっと飽きたかな、という方は滅多にいないかとは思いますが、ちょっと違うものが食べたい、小腹が空いた、休憩したい・・などの利用に大変便利です!
④ 朝市仲通り
仲通りもなかなか捨てたものではありません。
両脇には海産物店やイートインができる店舗などが並んでいます。
お店の人たちも気さくで話しやすいので、お話をしながらゆっくり買い物がしたい方にはもってこい!
室外のほうが“THE!市場”という雰囲気が出ているかも知れません。
★北海道ラボの函館観光特集も見てね★
2.“おみや“にするなら?地元人オススメの海産物BEST3+干物
では、実際にお土産を買うとしたら何がいいのでしょうか。
沢山の種類の中から品物を選んで、お店を選んで・・・となると大変ですよね!
そこで、市場の方に聞いたオススメ土産をご紹介いたします♪
2-1.元気すぎて困る“イカ”
Q. 函館の名物と言えば?
A. やっぱりイカでしょ
と誰もが口を揃えて答える“イカ”という2文字。
ここ函館はイカ漁が盛んで、甘くてコリコリっとした美味しいイカが食べられることで有名です。新鮮なものもオススメですが、イカの塩辛も大変美味しいのでぜひご賞味あれ!
お店によっては生きているイカをカプセルに入れる「活いかカプセル」という何ともユニークな方法で郵送してくれる店舗もありますので、ぜひチェックしてみて!
※苦情・返品は受け付けていないそうなのでご了承の上利用してください・・・。
因みに余談ですが・・・本当に元気すぎると・・・そうです!スミを吐くのです。
ですので、目の前に生きたイカがいた場合は、顔などを近づけないようご注意を。
本気で真っ黒になります。
【活いかカプセル販売店】
★丸和すがわら
住所:北海道函館市若松町9-20
公式サイトはコチラ
2-2.ミソが命!“毛カニ”
タラバ・ズワイ・花咲ガニ・高足ガニetc・・・
ご存じの通り、カニにも種類が多くありますが、主に函館で見られるのが「毛ガニ」です。
足の身が美味しいのは主にタラバやズワイなどですが、毛ガニはミソが命。
足もモチロン食べられますが、カニミソは毛ガニに勝るものはありません!
濃厚でクリーミー、市場の方が選んで並べているだけにどれも当たりばかり!
郵送する場合は茹でてから送ってくれますので、味落ちも心配なしです。
ツゥな方法は、カニミソを食べ終わったら甲羅に日本酒を入れて沸騰させ、グビグビっと一杯。これがまた美味しい!
因みにお酒を飲まない方はお味噌汁のダシにどうぞ♪
2-3.ぷりっぷりの“イクラ”
イクラはお店によって味付けは違うものの、新鮮なものを使っているためどこで食べてもぷりっぷりで本当に美味しい!
この味を家庭でも食べたいと、自分土産にする方も多いのだとか。
自家製の店舗も多く、それぞれ自信を持ってオススメしていますので間違いなし!
価格も手が出しやすいものばかりですので、ぜひ本場の味をお試しあれ♪
2-4.干物ならコレ!“ホッケ”
ホッケも色々と種類があり迷うところですが、日持ちもするし大きくって味もいいので干物部門では大変人気のある商品です!
他に土産部門で続くものを挙げていくと、サーモン、うに、塩辛などが主流のようです。
でも、どれにしようか迷ったら、ひとまずお店の方に聞くのがイチバンの近道。
その時の仕入れ次第ではレアな商品があるかも!?知れません。
3.毛カニ選びのコツをプロから伝授!
しつこいようですが毛ガニはミソが命。そのミソがパンパンに詰まっているのがどの子かを見分ける方法を伝授して頂きました!
画像をご覧頂くとわかるように、カニの甲羅の「下のほう」を押します。
触ってみて、この甲羅が固いとミソがしっかり入っているそうですよ!
逆にペコっとへこんでしまう子は、残念ながら少ないということになります。
※やみくもに全てのカニを押すのはあまり好ましくないので、気を付けましょう。
今回教えてくださった師匠は仲通り「宮崎商店」の店員さん。
こちらの店舗は、そのプロフェッショナルに選ばれた毛ガニたちがズラリと顔を並べているので、毛ガニを買うならオススメ!間違いなしということです♪
何でも相談に乗ってくれますので、ぜひ気軽に話しかけてみて!
★朝市仲通り:宮崎商店
4.海鮮を食べるならココ!
本当に沢山あって迷ってしまう海鮮もの。
何を基準に選んだらいいか、という観点から今回は3ヶ所をセレクトしました。
ご参考になれば幸いです♪
4-1.テッパンで行くなら!「きくよ食堂」
「いくらが美味しいんですよ!」
その店員さんの一言で決めた「ともえ丼」・・・。
ここきくよ食堂は、地元の方も訪れるという老舗です。
元々は仕事などで朝市に来る業者さんが利用する食堂でしたが、何と言っても味の良さが評判になり、道内外問わずお客様が訪れる有名店になりました。
「丼ものってネタを乗せればどこでも一緒・・・」という概念は、一口食べると一気に変わります。
まずお米は北海道産Aランクのゆめぴりかを使用。
酢飯ではなく、ホカホカなのがビックリ!
関東で食べる丼ものは、おおむね酢飯。
つまり「お寿司」の部類ではないことがわかります。
次にネタですが、冒頭でお伝えしたように店員さんオススメの「ともえ丼」にしました。
イクラ、そしてウニとホタテの豪華3点盛り。なんて贅沢なんでしょう!
因みにネタはメニューの中から好きなものをチョイスできるので、人気の秘密はその辺も関与しているのではないでしょうか。
今回は3種でしたが、他にも1種類~7種類ほどまでネタを乗せることが可能!
欲ばりなアナタもこれで大丈夫!!
反対に大好きなネタがあったら、お腹いっぱい食べられますよ♪
なお食べ歩きをしたい方は丼ぶりをミニサイズにもできますので、お好みでどうぞ!
【スポット情報:きくよ食堂】
電話:0138-22-3732
営業時間:5:00~14:00(12月~3月は6:00~13:30)
定休日:元旦
公式サイトはコチラ
4-2.一杯ひっかけるなら「いかだ屋」
新鮮なホタテやウニが市場内でイートインできたら嬉しいですよね。
ところが、あります!ちゃんとあるんです!!
ここ、いかだ屋さんは酒の肴にピッタリのホタテやウニがズラリと顔を揃えています。
そして函館本町にて「居酒屋 次郎」を、そして大門では「居酒屋 大漁旗」経営する店主さんが出している3号店だそうですよ!つまり有名店なのです。
名物はイカのすり身で作られたつくね、いかてっぽう(350円)。
そしてホタテの香ばしい匂いに誘われて、ついつい食べたくなってしまう海鮮焼き。うーズルイ!買わずにはいられなくなります。
なぜ「酒の肴」と言っていたのかと言うと・・・。
何とですね、お酒が置いてあるんです!
食堂ではビールが飲める場所などがありますが、こうして市場内にあるのは珍しい!
しかも地酒の他、酒好きの舌をうならせる日本酒が何種類も揃っています。
目の前には休憩所もありますので、市場の中でちょっと1杯・・・。というお酒好きさんにとって夢のような願いが現実となります。
粋なお兄さんにお酒やおつまみの内容を聞きながら、ご自分なりのベストチョイスを見つけて美味しい思いをしてみてくださいね♪
もちろん!お酒を飲まない方も大歓迎です。
【えきに市場:いかだ屋】
電話:090-8902-5130
公式サイトはコチラ
4-3.食材を自分で調達!?いい土産話になります「活いか釣堀」
今や函館朝市の名物ともなっている「活いか釣堀」は、自分でイカを釣ってその場でお刺身にしてくれるすごいトコロ。
活きのいいイカたちが沢山泳ぐ中、果たして難しいのでは?と思ってしまいがちですが、意外とカンタンに釣ることができるようです。
今回は、関東から旅行に来ていたお兄様グループに取材のご協力を頂き、その様子をお伝えしたいと思います♪
まずは釣り糸をいけすに垂らします。
結構な勢いで泳ぐイカVSお客様。釣れるかどうか半信半疑なのですが・・・。
やり方はいたってシンプル。
しかけに付いている針をイカの耳に引っ掛けるだけ!
あとはイカの泳ぐ方向にちょっぴり動かせば釣れるようです。
釣れました!
本当にカンタンで、素人でも全く心配ナシ!
ファミリーで楽しまれる方も多く、特にお子様には大評判だそうです。
とにかく元気なイカたちなので、スミや水しぶきなどにご注意を。
次の方も釣り糸を垂らしましたが、またカンタンに釣ることができました!
最後はイカを持って記念撮影。これはいい思い出になりますね♪
そしてお待ちかねのイカ刺しタイム。
驚くほど透明で、そして新鮮すぎて歯ごたえがたまりません!
噛むとコリコリっと音が聞こえるほどの弾力!自分で釣った満足感が美味しさをより引き立ててくれます。
ぜひイカ釣り&イカ刺しを楽しんでみて!オススメです。
【施設情報】
★場所:えきに市場
電話:0138-22-5330(函館駅二商業協同組合)
金額:時価(500円~1,700円程度)
公式サイトはコチラ
4-4.食べ歩きも面白いヨ♪「カネニ朝市店」
さて、仲通りは買い物もできますが、屋台や食べ歩きができる店舗も沢山あります。
お土産じゃなく、今すぐ新鮮な魚介類が食べてみたい!そう思われる方も多いハズ。
その中でもイチオシなのが「カネニ朝市店」。
こちらでは、蝦夷アワビやタコが気軽に食べられます。
せいろで蒸されているため、味の旨みを逃しません。
写真は蝦夷アワビ。醤油をかけて口にほおばると・・・ビックリするほど柔らかいんです!
大きくて価格が高い黒アワビよりも上品で味が濃い感じです。
蝦夷アワビが気軽に食べられるなんて・・・至福の時間とはこのことかも知れません。
そしてこちらのお店では、函館市場でもここでしか食べられない「カニまん」が置いてあるとのこと。
早速割ってみると!すごい!!本当にカニ身が入っています。
お味もまさにカニ。ふわふわの皮で包んであるのですが、これ1個で大満足の逸品です!
因みにスタンダードからカニミソが入ったカニまんまで3種類ほどありますので、お好みでチョイスしてくださいね!
【カネニ朝市店】
住所:函館市若松町9-7
電話:0138-22-0103
公式サイトはコチラ
5.場所・アクセス情報
【交通アクセス】
★JR北海道「函館」駅北口出口徒歩1分
★函館市電「函館駅前」駅―徒歩2分
★函館空港から~JR函館駅行きシャトルバスー約20分(片道410円・1時間1~3本程度)
【函館朝市情報】
住所:函館市若松町9-19
電話:0120-858-313(函館朝市協同組合連合会事務局)
営業時間:
1月〜4月 6:00 ~ 12:00(但し、一部店舗は14:00頃まで)
5月〜12月 5:00 ~ 12:00(但し、一部店舗は15:00頃まで)
定休日:年中無休(但し、店舗毎に異なります)
公式サイトはコチラ
※朝市協同組合連合会推奨店で買い物すると1店舗2,100円以上で第一駐車場60分無料
※複数店舗での利用でも、重複または合算でのサービスはなし
おわりに
食べ物が集まっているだけに「美味しかった」という言葉が妥当なのかも知れません。
がしかし、「楽しかった!」がなぜかピッタリ合う函館朝市。
お店を見ているだけでも楽しいものですが、やっぱり旅に出たら買い物も楽しまなくちゃソン!
そしてお店の方の人柄も皆さんとってもよく、つい話し込んでしまう場面も。
また市場の方々に会いたいな・・・ここには、そんな温もりも詰まっています。
皆様も函館へ旅行に行かれた際は、ぜひ函館朝市へ足を運んでみてくださいね!
【こちらもどうぞ!】
・八幡坂をハイカラさんぽ♪函館の坂の名所を歩いてきました!
・北海道新幹線で注目!東京から函館、新幹線と飛行機をくらべました
・初めての函館旅行!絶対に外せない人気観光スポット7選
・路面電車でのんびり函館旅!市電で巡る函館モデルコース
・新幹線開通間近!道南の観光スポット、見どころの全て!
こちらの関連記事もどうぞ
-
- ココはよらなきゃ!道南のおススメ道の駅5選!
-
- 函館カルディコーヒーファームが選ぶ、函館近郊こだわりのパン屋4店
-
- 函館に熱い夏がやってきた!はこだて国際民俗芸術祭2020
-
- 地元民が教えます!函館海上冬花火の観賞スポット6か所
-
- 函館市民の台所!市場「中島廉売」でツウなお買い物♪
-
- 道央道の噴火湾パノラマパークで、絶景の休憩タイム!|八雲町
-
- 冬の函館に浮かぶ「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」を歩いてみよう
-
- 函館で体験!美しいガラス工芸づくり【体験レポ】
-
- 大沼公園&周辺で紅葉と絶景を楽しめるスポット6選
-
- 【函館】明治・大正のロマンを感じさせる古民家カフェ3選
-
- 【函館】幕末ロマンの歴史を辿る!箱館奉行所ってどんなトコロ?
-
- 松前町の観光|北海道唯一の城下町で、歴史探訪と海鮮グルメの旅!
-
- 北海道と本州を結ぶフェリー航路(小樽・函館・室蘭編)
-
- 海と温泉の街・鹿部町の魅力たっぷりの観光スポットをご紹介!
-
- 凛とした空気が漂う!トラピスチヌ修道院の魅力
-
- 北海道・森町の観光|駒ヶ岳ビュースポットと絶品グルメ旅!
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)